備忘録
全てのブドウが洗濯ネットで保護されたワケではないけれど、ハクビシンが手を出しやすそうな箇所は網羅出来た。これで様子見とする。
近藤醸造の丸大豆しょうゆは、その香味に関しては「井上醤油」に劣りはしない。そしてやはり香味バランスは東京の醤油である。出雲に比べると塩味が立つように感ずる。
味わいは均質な印象。突出した特徴はない。そして滑らか。ラベル表記によればブレンドされているという。静岡酒らしく、酸が淡い。
激甘も含めて、強すぎる味、強すぎる成分っていうのは危険なのだ。要するに成分量を凝縮して高めたものが医薬品なんであって、カプサイシンだって強烈に突っ込んでしまえば良くも悪くも効能・副作用の領域に入ってしまうだろう。
ブラッククイーンというブドウは、マスカットベーリーAと同じように新潟県の岩の原葡萄園で生まれた。つまり川上善兵衛さんのお仕事だ。
上画像位の大きさに育てば、大人のメダカに捕食されない。この個体は余程のコトが無い限り、大きく育っていくだろう。
あの竹橋にある近美って、何故か誰の展覧会やっても物故作家展に見えてしまうという不思議な空間だけど。まあ、「美術館は墓場」という説を強固に裏付ける空間だ。
「五一ワイン 塩尻セイベル9110」によって、幾つかのイタリアワインを購入する必要性が薄らいでしまった。このセイベルがあれば、SOAVEの幾つかは買う必要がなくなった。もっともソアヴェ・クラシコは別だけど。
叔母Aの遺品整理の最終手段はハイエナの如く、ワガハイがアレコレと整理した。そして相当数をフリーマーケットで売り切り、どうにもならない書籍は資源ごみに出した。そうやって叔母Aの生活した家からはモノが無くなった。
勿論、カフェバッハや、堀口珈琲といったスペシャルティコーヒーには及ばないだろうとは思う。だがお値段は半額以下だ。果たしてコーヒー大手はどの様な実力を示してくれるのだろうか?
ココでも本当のコトは言えない。効き過ぎて副作用が勝っているなんて。ナニせ「副作用はまずない」と語った薬剤師だから。
我が環境では入手し辛い千葉県の日本酒蔵は、丹沢山系の中硬水で仕込まれた酒とは違った味わいに満ちていた。
千葉県開発の「総の舞(ふさのまい)」という米を用いている。「白妙錦(しろたえにしき)」×「中部72号」という親を持つ品種らしい。
大岡川沿いの怪しさが薄くなってしまった。日ノ出町や黄金町はもっと限りなく怪しい街並みだったから。今となっては懐かしい?だが、そういう雰囲気がトーンダウンしながらも残っているのが野毛だったりするケド。
つまり売られてないキノコ、栽培されてないキノコに美味、珍味なるモノがあって、それを楽しむには採取しかない!
丹澤山 純米酒 雄町70 無濾過生原酒 生酛 2023年度醸造
適当に走っていたら前方に煙突発見!ありゃ、絶対に酒蔵の煙突だぞ!なんだなんだ、ってな塩梅になり・・・
循環で起こる作用を人為的にコントロールしたのが酒蔵やワイナリーで行われている発酵だ。ならば管理下にあって熟成された酒は、徐々に地面に近づいていくものの、それは漸近線を辿るようなものだ。
穏やかさの中にも緻密さ、精密さといった神経細やかな作り手の感性がくみ取れる。この辺りは優れた日本酒蔵が醸す酒と同じ。
朴葉巻の買物ドライブの〆は、諏訪大社秋宮。春だろうが夏だろうが、季節に関係なく秋宮なのだ。
残念ながらヒナの様子は窺えなかった。まだ小さいのだろうか。もう少し成長するとくちばしが見えるようになるのだろうか。
この季節に木曽福島に出かける目的は「朴葉巻」だ。旧暦の節句に合わせて作られる、木曽谷地域の柏餅にあたる菓子だ。中身は柏餅に似ているが、餡を餅でしっかりと包み、朴葉で包んで蒸し上げるらしい。
毛虫・イモムシの類を見つけると、先ずは刺されるのではないかと危惧する。警戒するに越したことはない。言うまでもなく毛虫に刺されると痛いは、カユイは、爛れるは、ロクなコトはない。
ブラックベリーの枝が、あらぬトコロから伸びてくる。昨日も、アジサイの裏をまわって柚子の隙間をかい潜り、その他諸々をホフク前進するかのようにして庭の中心近くに花を咲かせていた。
あれは「十字架の道行き」にも似ていたような気がしてならん。こうした観点から斎藤作品を論評するフシはない。ワガハイ的には多分に無教会的な気配が漂う作品として、在ったと思う。
物質性の強さだ。銀塩写真は画像を見ていると同時に、物質性を鑑賞しているよなぁ。所詮、薄い銀粒子の層に過ぎず、物質性と言うには大げさすぎると思われる方もおられると思うが。
雑居ビル2階の画廊の扉を開けると、ワガハイの顔を見るなり挨拶もなくいきなりそう語り始めた怪しい男がいた。吉田克朗さんだ。
吉田克朗さんも斎藤義重さんも、若い頃のワガハイに多大な影響を与えてくれた方なので、つまりこの展覧会に行ったのは墓参りみたいなモンだった。
セラーの空いた棚には、味噌のパックが数個置かれている。味噌の保管にもイイ感じの温度なので、これから暑くなってくるとセラーは便利。
眺める快楽の為にも、飛蚊症が鬱陶しくても視力は確保しておきたいもんだ。