Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする四捨五入して還暦男の、適当な言語の羅列記録・自称乱学者

チューリップも開花!足元にはネメシア・・・フジの花芽は?

チューリップも開花(昨日撮影)

猛烈なスピードで花たちの開花が続いている。明後日は4月になってしまうし、この分だと、いきなり真夏のような暑さに見舞われるというパターンかもしれない。

雑草の勢いも強く、数日前には見られなかった草が、ソコソコの背丈になり始めている。庭作業が追い付かない。こうなってくると狭い庭でさえ管理出来ないのだから、広い庭ではなくてヨカッタと思う。

 

上画像のチューリップの色が、好きだなぁ。朝の光の中で一段と綺麗だった。昨日は午前中は良い天気だったのに、昼からは曇った。そして伊勢原市内を移動していたら小雨になった。春は天気が変わりやすいと昔から言われるが、それは温暖化でも変わらず。

 

そうだ、春の嵐でせっかくの桜が全て散ってしまったコトもあった。どうせなら強風でスギやヒノキの花を一気に落として終わらせてくれれば、一日だけ我慢していれば楽になるかもしれないのに。そんなコトを考えてしまう。

やっぱり喘息持ちだから微妙な感触なのだ・・・喉の奥というか気管支の入口なのか途中なのか分からんが、ムズムズするようないがらっぽいような不快感が起こる。薬のお陰でその状態より悪化することなく止まっているから助かるのだが。

 

公園の花が咲くものいいけれど、自分の生活環境の中で咲くっていうのが格別だ。そしてやっぱり、チューリップはイイねぇ。淡い色合いでシンプルな形状のチューリップが、結局は一番イイねぇ。

ネメシア

チューリップの足元にはネメシア。

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ワガハイが子供の頃、ネメシアなんて見たことなかったと思うんだが?いつ頃から日本で広がり始めたのかは、ザックリ調べた程度では分からなかった。まあ、詳細を調べる気にもならんが。

ネメシアはチューリップに比べて形が複雑だから、子供の頃は気にも留めなかったのかもしれない。図画工作の授業で描くのはチューリップとひまわりが代表格だったし、ちょっと頑張って菊、コスモスだったなぁ・・・レンゲなんで詳細を描くのが面倒だから猛烈に省略してた。

 

そう!昨日、伊勢原(神奈川県)界隈の田圃にレンゲが咲いていた。それは昔のように一面がレンゲ畑ではなく、所々に小さな集落を作るような感じで、まだらに生えていた。こぼれ種から花が咲いたような感じだろうか。

土壌に空気中の窒素分を取り込むために、かつては積極的にレンゲの種が蒔かれていた。だが、窒素が過剰でも病害が発生しやすくなるし、米の場合はその匂いが臭くなる場合もある。レンゲの種を蒔くのをやめて、数年経ったら米の香味が良くなったという話も、かれこれ十年以上前になるが精米店での雑談で伺った。

米がおいしくなるのはうれしい。だが、子供の頃の一面がレンゲだらけの風景というのも、もう中々見られなくなった。ワガハイの子供の頃は、レンゲ畑の背景に茅葺屋根っていう風景も少しは残っていたからねぇ。もう、簡単に見ることが出来ない風景になった。

やっぱり、向井順吉さんの描いた世界って、失われたけれど綺麗だよなぁ。

世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館 (mukaijunkichi-annex.jp)

 

ワガハイはレンゲ畑に座って、ミツバチの採蜜のお仕事をず~~っと飽きずに見ていた小学生だった。空地では同年代の子供たちは草野球に興じていた。ワガハイは呼吸が苦しくなるから野球が始まるとそっと抜け出してミツバチの観察だったなぁ。

何度かミツバチに刺されたけれどねぇ・・・幸い、アナフィラキシーを起こすコトもなかった。

まあ、思い出になると美しい風景の記憶になるのかなぁ・・・ミツバチに刺されて痛かったコトさえ、今となっては思い出の一つだから。

 

フジの花芽(昨日撮影)下に写るアウトフォーカスの枝葉はヒメウコギ

思い出ではなく、リアルに起こっている劇的な瞬間!コレは綺麗というよりはニョロニョロ伸びる生命力に・・・少々不気味ささえ感じてしまう。

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上リンク先の画像と比べると、5日でこれだけ花芽が伸びた。こうやって展開していってフジは花を咲かせる。今年は何センチの房になるだろう?

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昨年は房の長さを測った記憶があるのだが、問題はその寸法を忘れた。それで過去ブログを探していたら上リンク先を読み直してしまった。ワガハイ、割とミツバチのコトも書いているんだな。

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そうだった!房が長くて地面に付いてしまったから、プランターの下に木っ端を入れて高くしたんだった。

70cmだったか・・・記憶では60cm位だった気がしていたが。

やっぱりブログに書いておくといいねぇ。

今年は80cmに達するだろうか。早めにプランターに台をかませておいた方がイイかもしれない。房が長いとプランターを動かすのに神経を使うので。

 

ナスタチウムって一年草のはずだが越冬してしまった!

スナップエンドウプランター栽培)

ここ数日、雨が降ったり曇ったりだったが、今朝は晴れている。プランターで栽培中のスナップエンドウも、そろそろ収穫適期のモノが出てきた。ところがありがちだが「うどん粉病」の兆候!収穫には早めのモノもあるが、全部収穫して対策をしようと思う。

うどん粉病」対処法として言われるのは・・・重曹:水=1:1000」の散布。そしてお酢の20倍希釈液」の散布だ。市販薬では住友化学園芸「カリグリーン」「ダコニール」の名前が思い浮かぶ。

では、どの様な戦略を立てるか・・・先ずは「竹酢液」を散布しておこう。生ぬるい対策なんだが、コレで騙しながら乗り切りたい。実際、それでうどん粉病を撲滅出来たコトはない。本当にダマシ騙し乗り切れるかどうか、だ。

悪化する傾向が見られたら・・・残念ながらスナップエンドウは終わりとしたい。何故ならパセリやナスタチウムが混栽の巨大プランターなので、それらに影響してしまうからだ。

そんなワケで、ひとつのプランターには一つの種類の植物を植えるのが管理上は都合がよい。だが寄せ植えが好きな妻であるから致し方ない。他の植物への影響を抑えるためにも、このプランターは他の鉢たちから距離を離しておこう。所詮、気休めに過ぎないけれど。

ナスタチウムプランター栽培)

一応、手持ちの薬剤をチェックしてみた。春はいろいろ病害対策もはじまる季節だから。既に鉢植えの葡萄には、定番の「石灰硫黄合剤+ベンレート」を終えている。コレは全くの教科書通りの対策。というワケで「ベンレート」はある。「オルトラン」「スミチオン」「トップジン」は使用期限内だ。

だが・・・「カリグリーン」「ダコニール」はない。

ワガハイ、「カリグリーン」は使ったコトがない。「ダコニール」は使用期限切れ。

どうしようか・・・薬剤を用いるとして、タイミングを外すとダメだから、一応「カリグリーン」を見つけたら購入しておこうか?使ったコトがないから、どうせ使うなら試してみたい。

 

我が家は、うどん粉病が持病の街路樹が近いので、ソコがねぇ・・・ど~にもならんとワガハイが街路樹に「ダコニール」を散布した時もあった。勝手に枝を切るワケにもいかないんで。虫害も困るが、うどん粉病をはじめとした細菌類の活動もしぶといからねぇ。

 

ところでナスタチウムって一年草のはずだが・・・我が家では越冬してしまった!

 

パセリ(プランター栽培)

病害っていうのは、発生してしまったらそれぞれの植物によって異なった対応をしなければならない。だからワガハイ的には寄せ植えが好きではない。

出来れば別々の鉢やプランターに植えて、どうしても寄せ植え的にしたいなら、その鉢を寄せて配置して楽しむっていうのがお勧めだ。

でもまあ・・・趣味の園芸だからねぇ。趣向は人それぞれ、ワガハイはナニにつけても色気なく、質実剛健的な考え方だからなぁ・・・いや、いざという時の手間暇を避けたいんである。

 

植物を育てるには、基本的に有機栽培がイイに決まっている。だが、状況に応じて適切に薬剤を使うコトも否定しない方針のワガハイ。どんな薬剤でもイイというワケではないけれど。使わないまでも薬剤のコトを、少しは知っていてもイイかもしれない。有機栽培をやっていても。

使ってみれば分かることもあるし・・・薬剤散布を間違えた野菜とか、売り場で分かったりするからねぇ。

 

扱いが可哀そうなワインかなぁ・・・「ファレスコ ウンブリア・メルロー 2019」

料理用ワインとして購入「ファレスコ ウンブリア・メルロー 2019」

丹沢で捕獲された鹿の肉を再び購入して冷凍庫に保存してあった。

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それで再び料理に使う赤ワインを探すコトになった。KALDIなら、なんか丁度イイ感じのワインが見つかるのでは?と思って行ってみた。

ワガハイ、実はKALDIの店舗が好きではない。あの迷路状態の陳列棚は、商品を探しているうちに同じトコロに行きついたりする。とても非効率的な探索が強いられる。それがまた、KALDIの戦略なのかもしれないが、買い物にせっかちなワガハイとしては有り難くない。

もっとも、商品の森の中を彷徨うような感覚を楽しむ方も多いのかもしれない。だが、ワガハイは買い物に幻想がないから。

そしてKALDIのけしからんトコロは、目当ての商品の場所が行くたびに変更されていたりする。取り扱わなくなったのかなぁ・・・と代替品を見つけて諦めかけたトコロに、探していた商品を見つけたりする。

ならば、はじめから店員さんに聞いてしまった方が早い。というワケで聞いたコトもあったんだが・・・

「あれぇ?昨日までココにあったんですけどねぇ・・・ちょっと待ってくださいね!」

というワケで、KALDIの店員さんもまた、大変なのかもしれない。

そういうコトは無いだろうが・・・ワガハイは絶対にKALDIの店員は務まらん!

裏ラベル

さて、このワインだが、イタリアはウンブリア産だ。海のない内地の地中海性気候だな。そして昼夜の寒暖差が大きめの地域になる。ワガハイは行ったコトはない。そしてこの地域で造られるワインも、あまり馴染みがない。記憶が確かならば「トレッビアーノ・トスカーノ」という葡萄で造られた白ワインを呑んだかなぁ?

 

料理用に購入したので、お高いモノではない。千円以内で売られていた。だからと言ってはナンだが、アレコレ言うコトもなかろう。ちょっとだけテースティングして、料理に使えばよろしい。

そう思っていた。そして抜栓してテースティングしてみたら・・・

「美しく輝くガーネット色。プラムやブルーベリー、ラズベリーを想わせる香りに、スミレ、ブラックペッパー、バニラの香りが広がる。(裏ラベルの記述)

???

確かにガーネット色である。そしてプラム的ではあるがブルーベリーとは思えない。スミレは全く理解出来ず、胡椒的な雰囲気は感じられた。バニラ・・・何処へやら?

口に含んだ瞬間は滑らかで柔らかい。ところが直ぐに豹変してしまう。渋みはしぶとく、エグ味は喉の奥にとどまってしまう。

 

まあ・・・料理用には問題なかろう。抜栓後は冷蔵庫保管し、数回に分けて料理に用いた。だが、時間も経ってきたし、そろそろこのワインも終わりにしたいモンだと、昨日は冷蔵庫から取り出して眺めた。

そしてテースティング・・・・・・??・・・化けた!

破綻していた香味は、ソレなりにまとまりを見せ始めていた。安価なワインとしてはコレなら十分なパフォーマンスではないか。

「定温コンテナ輸送」という裏ラベルの記述に嘘偽りはないだろうから、要するに国内での流通過程と店舗での保管と売り場でのダメージかな?

既にイタリア国内での輸送中にダメージを受けていた可能性もあるけれど・・・まあ、店舗での売られ方って、やっぱりあのような環境では辛い。安いワインだってワインだから。セラー保管したらコスト的に合わないのだろうが・・・ちょっと扱いが可哀そうなワインかなぁ。

コルク栓も乾き始めていたしなぁ。

せっかくのワインが、勿体ないよなぁ。

 

足の長さで人の価値が決まるのか?

縮んだ・・・約1.4cm差

リーバイスジーンズである。

上に置いたのが履いているジーンズで、サイズ的に快適なモノ。下は新品を買ってから数回洗濯したモノ。

購入時に試着し、洗濯後の縮みを考えてやや大きめサイズを選んである。そういう方法で、今まで失敗したコトはなかった。だが、今回は予想以上に縮んでしまった。

で・・・履けない。微妙な差で履けない。

ま・・・履けないコトもないけれど、無理して履くと腹部を圧迫するためか胃腸の具合がイマイチになる。

というコトで、コレはどうにもならない。

頑張って痩せる?

妻曰く「いやだ!お腹まわりが出てきたねぇ~」とニタニタしているが・・・他のズボンは問題なく履けるのだからなぁ。この縮んだジーンズに合わせるために頑張って痩せたら・・・他のズボンは当然だがブカブカになってしまう。

 

というワケで、もう一本ジーンズを調達しなければならない。そんなに緊急性はないけれど。かえって古着の方が収縮を気にしなくてイイのかもしれない・・・とも思ったが、値段が高かったりして。

ふつ~にイオンで買うかねぇ?あちこち探し回るのも面倒だから。

ドンドンものぐさになっていくワガハイ。

 

さて、縮んで履けなくなったジーンズに目を付けたのは妻。

「履ける!」

と喜んでいた。そして・・・

「股下がピッタリだ!」

・・・・・・・

大きなお世話だ!!

ど~せあんたは足が長くて、ワガハイは短いですよ。ど~~~ながですよ。

裾は短めにしてあるにせよ、身長比率からすればあなたの方が足が長いですよ!

だからど~~~したって言うんだ!!

足の長さで人の価値が決まるとでも言うのか?

(いや・・・まて!そうだったりして?)

また、あなたの頭にかけて誓ってはならない。髪の毛一本すら、あなたは白くも黒くもできないからである。(マタイによる福音書 5章36節 新共同訳)

ホラ!この一節を言い換えれば・・・

「また、あなたの足に誓ってはならない。あなたは長くも短くもできないからである。」

驚異の異端書であるヨハゲの記述によれば、このようにも書かれている。

「また、あなたの頭髪にかけて誓ってはならない。髪の毛一本すら、あなたは生えるも抜けるもできないからである。(ヨハゲによる福音書 悦朗訳)

つまり、禿げるも禿げないも自由にできない・・・というワケである。

 

さて、ここから一つの真実が浮かび上がる。ヨハゲとは「余はハゲである」に始まるキリスト教異端信仰の書の冒頭文だが、つまり「余禿げ」である。そやつが言うには「イエスさんは決して禿げてはいなかった」らしい。何故なら「禿げに禿げと言えるのは禿げだけの特権である!」というコトだと・・・だから流石のイエスさんも「禿げるも禿げないも自由になんねぇだろ」とは言えなかったのだ・・・と。「白くも黒くも・・・」が限界だったんだ・・・と。

たぶん、禿げからすれば嫌味に感ずるほど、イエスさんの頭髪は立派だったんである!そしてこの「白くも黒くも・・・」という言葉の裏には、相当な配慮・・・つまりエスさんの愛があったんである!

なんと素晴らしいコトか!

一方・・・「股下がピッタリだ!」というコトバにはナニが込められているんだろうねぇ?

まあ、別にいいけれど。

ツル多はげます会|はげの光は平和の光 暗い世の中 明るく照らす (hagemasu.com)

いやいやいや・・・ワガハイなんぞ、足元にも及びませんな。恐縮です!(近所だったら入会したい)

無論、頭髪の具合で人の価値が決まるワケはない。そもそも人の価値に差異があるのだろうかねぇ?

 

注:「ヨハゲによる福音書」なんてないからねぇ。

 

文化の取り込みが欲しくなる「エドノハルザケ」

エドノハルザケ

2021年の今日、「杉錦 山廃純米酒 エドノハルザケ」のコトを書いた。概ね今回の「エドノハルザケ」に関しても同様の感想を持っている。一応、興味のある方は以下リンク先も参照されたし!

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ただし、2021年に呑んだ「エドノハルザケ」・・・つまり2020BYの記憶からすると今回はより「お米のジュース」感は増したように感じた。というコトから、なんかコレ呑んでしまうとご飯を食べる気分が遠ざかってくる。老人にとっては、もう充分に米は食った感が得られてしまう。

消化吸収の良いコメのジュース!

上リンク先の裏ラベルと、下画像の今回の2022BYの裏ラベルを比べてみると、なるほどね。日本酒度と酸度の数値がかなり異なっている。今回はより甘酸っぱいと感じた通りのデータだ。だが、ダレるコトのない吞み口なのは流石!

裏ラベル

食中に呑み続けるなら2020BY、食前酒もしくは途中でより辛口の酒にチェンジするなら2022BYが向いている。それが導き出される一つの解だな。

では、より花見向きなのはどちらか?というと2022BY!

 

大人数の花見ではなく、気心知れた落ち着きある友とともに、静かな環境でしみじみと桜を愛でる・・・なんていう風流が可能ならば、質素なつまみとともに2022BY一本で最高!満腹と酔いを堪能する世界ではない楽しみ方に向きそう。

ホントウにこの酒を生かすには、あらゆる文化の取り込みが欲しくなる。だがトータルで質素・・・茶室空間はやりすぎかもしれないが、和室の縁側で庭の桜を見ながらの一献!というのもイイなぁ。いや、それは最高の環境だ!

というワケで、呑みながらそ~ゆ~イメージの中を漂った。そ~ゆ~空間が無いからイメージで遊ぶしかないからねぇ。

だから、実は贅沢な空間と時間を要求する酒だったりする・・・と、そう感じた。桜の花を穏やかに散らす風もまた、味わいの一つに加えたくなる酒なのだ。

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エドの粋・・・そこまでは出来ないとしても、和風な空間が欲しくなるねぇ。間違ってもコンクリート打ち放しの空間で呑む酒ではないな。

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また入手できるのだろうか・・・「エドノナツザケ」。これもまた楽しみだ。

 

ドウガネブイブイとダンゴムシにとっての聖地?

芽吹きはじめた鉢植えの葡萄

芽吹きのタイミングは地域環境で異なるが、ナニにつけても春分の日はその後の管理計画を組む意味でも重要だ。

以前も書いたような気もするが、葡萄は概ね春分の次の満月を前後に芽吹き始める。もっとも東北地域といった寒冷地ではその限りではないだろうし、品種差もある。だが、満月なのか新月なのかは、植物管理では無視出来ないのが経験として実感できる。

 

実感・・・

ナニソレの研究論文がど~た~こ~た~!ある研究機関がナンジャラホイ!と言おうが、個人的に実感が伴わなければ権威ある研究であろうと、結局は使い物にならん!

例えば「この治療が標準治療ですよ」と医者に言われたって、ワガハイにはちっとも効かないどころか、ジワジワと悪化するってな場合だってあった。権威ある大学医学部教授の治療方針が合わず、普通の公共的病院の治療で良くなった経験もあるから。

 

というワケで、ワガハイの居住する神奈川県南部地域では、要するにイースター基準で葡萄の芽吹きを設定して、以後の栽培管理の気構えをしておけば問題ない。何度も書いているが、キリスト教の教会暦は農事暦だから。

2023年4月9日 イースター

そうなってくると、上画像の葡萄の芽吹きは早いのではないか?

それは・・・鉢植えだから。

概ね1週間から10日程、地植えよりも鉢植えの方が早くなる。鉢植えが遅くなるコトはない。もし、鉢植えが地植えよりも遅いのならば・・・ひょっとしたらその葡萄は枯れているかもしれない。

しかも、上画像のブドウ品種はピノノワールだ。ピノは暖地というよりも涼しい土地向きの品種だから。ホラ!ピノって言ったらブルゴーニュだから。フランス南部が名醸地じゃないから。

だから、マスカットベーリーAなどよりも芽吹きが早くなってもおかしくはないだろう。

 

鉢植えのピノノワールは昨年、大被害に遭遇してしまった。それはドウガネブイブイの幼虫に根を食い荒らされてしまったのだ。せっかくフィロキセラ耐性の台木に接木されているピノなのだが、ドウガネには全く通用しない。とにかく異変に気付いて土を全交換したから命を救えた。その芽吹きなので、なんとも嬉しい。どうしても感情移入が強くなる。

 

それにしても昨年はドウガネ被害が酷かった。ここに引っ越してきた頃はダンゴムシ被害が酷かったけれど。普通、ダンゴムシは枯れ葉などを食べていると言われるが・・・とんでもない!ヤツらは健康な植物の根も食べてしまう。大量発生してしまったダンゴムシは、庭のあらゆる植物の根を確実に食い荒らしていくので・・・ドンドンと庭の草花が元気を失って枯れていくのだ。

ダンゴムシ対策は一日一回、時間を見つけてピンセットで拾った。薬剤を用いたくなかったので。そうして粘り強く続けているとダンゴムシは少なくなった。なにせ、奴らの行動を観察したら・・・隣の敷地やら道路の植え込みからも行列を作って我が家の庭に向かって行進していた時があったからねぇ。

我が家の庭は、ダンゴムシにとってのエルサレム、或いはメッカかいな?

なんか・・・奴らにも行動フェロモンとか、あるんだろうねぇ。というワケで、その塀際のルートを水で洗い流したりした。外からの供給を断てば、やっぱり個体数は減っていくのが道理。

狭い庭を防衛するのも大騒ぎ。泥棒以外にも、我が楽園を侵害するヤツらは存在するんである。

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今朝はイソヒヨドリの鳴き声で目が覚めた。一体ナンのために鳴いているのだろう。縄張り宣言なのか?求愛行動なのか?

はたまた「朝の祈り」だろうか?

天使は、彼女のところに来て言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」ルカによる福音書 1章28節 新共同訳)

神のお告げ(聖マリヤへのみ告げの日)である今日・・・イソヒヨドリの鳴き声に合わせて、この一節が思い出された。

まあ・・・こんなコトを言われたら、困惑しまくるわなぁ。

福音っていうのは、必ずしも自分にとって都合の良いコトとは限らん!そう考えると、いったい不都合からワガハイはナニを学べというのだろうか?と思いはする。

 

ドウガネブイブイの襲来は、いったいワガハイにナニを学ばせようとしたのだろうか?

とにかく、葡萄の根を食い尽くす犯人からピノノワールを守るコトが出来たのは幸いだった。

 

フジの花芽・・・新巻葡萄酒株式会社「甲州2022」

フジの花芽

プランター植えの我が家のフジが、今季も花芽をつけた。ということは余程のコトがない限り、またフジの花を楽しめる。なんか、再会出来る喜びのような気持ちになる。

 

大袈裟だと思う人もおられるだろうが、手塩にかけたフジである・・・というコトはない。迂闊に手塩にかけると花芽まで剪定してしまうかもしれないから、あまり大きく剪定しないようにしているのだ。だからあまり手間が掛からない。

だが、あと数年もすれば根詰まりでガチガチになってしまうだろう。すると植替えが避けられない。たぶん、植替えをしたら花が咲かない一年があるだろう。モノの本によれば、フジは根を切られるコトを嫌うらしいので。

 

花が咲き終わって夏が来れば、フジの枝は伸びまくるワケだが、コレもまた迂闊に伸びすぎたからと剪定してしまうと、花芽の元を切ってしまうかもしれないので・・・割と放任状態となる。だから目に余るモノだけ切る。そうして冬になれば細い枯れ枝は明らかだから、それらは整理して・・・冬芽の状態を見て明らかに花芽ではないモノを選んでいくらかの剪定をしておく。

そして、花芽が少し膨らみ始めた段階で、余計な枝を整理しておく。

 

とにかく、選定は一発で決められない。プロがこんなコトをやっていたら仕事にならないと思うけれど、趣味の園芸のイイところは、仕事ではないというコト。つまり効率が求められない。思う存分、安全策を講じてのんびりとやれば良い。そしてその気があれば毎日観察して、フジの状態を調整出来るのだ。

この育て方は、モノの本に書かれたやり方とも少し違う。本の内容は、もう少しプロ的になっている。

だが、毎年花を咲かせているから、コレでイイんである。ただし、仕立て方は洗練度が低く、あまり風流さがないけれど。

プランターだからねぇ・・・洒落た鉢を選びたかったのだが、諸般の事情によりど~にもならなかった。ナリユキの結果である。

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フジについては、結構書いている。上リンク先はその一つでしかないが、成城学園前の「くろがねや」で買ったコトを書いた。小さなプラ鉢に入れられて花を咲かせていたフジは、5鉢程あったと思う。それらは微妙に花の色合いが異なっていて、どれを購入するか悩ましかった。

でもまあ、とにかく購入して、花が咲いている状態で購入したのだから、その時は存分に花を楽しんだ。ミツバチもやって来て賑やかだったなぁ。

 

そして花が終わってからひとまわり大きな素焼きの鉢に植え替えてみた。その翌年は花が咲かなかった。ワガハイがつまらなそうな顔をしていたからか、妻はどこかから情報を仕入れてきた。

「鉢植えだと、毎年花を咲かせるのは難しいんだって。一年おきらしいよ。」

そして盛夏・・・水を好むフジなんだが、旺盛な成長力に対して植替えに用いた鉢が小さかった・・・頻繁に水切れを起こすので、余っていた大きなプランターに鉢ごと埋めてしまった。

「ふっふっふっ・・・コレなら真夏を乗り切れるだろう!」

名案だと思ったが・・・ちょっと植物を育てたコトのある方なら察しが付くだろうが、いざ、その鉢をプランターから外そうとしたら・・・外れない。というコトで現在に至っている。

二重鉢ならぬ、プランター+鉢という、あまり格好のイイ状態ではなくなってしまった。いずれ植替える時には、鉢を割るしかないだろう。

 

だが、山に生えるフジの様子を見ていると、岩の間に根を這わせて一筋縄ではいかないトコロで花を咲かせている。それがまた綺麗な花を咲かせているのだ。というコトは・・・鉢底の水抜き穴から出た根が、プランター全体に回りだしている状態って・・・根張りに関しては山のフジの生育環境に似ているかもしれない。

コレは、案外イイかもしれない。見てくれを気にしなければ。

背景がうるさいけれど・・・花芽の状態は分かりやすいかな

カッコいい仕立てをしてみたい気持ちもあるんだが、我が家流のナリユキ仕立てもまたイイかもしれない。花が楽しめればそれでイイんだから。

なんか、ナリフリ構わず旨酒が呑めればソレでイイ!ってな感じと共通するかな?

 

新巻葡萄酒株式会社「甲州2022」

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ハイ!実は先週末、山梨県までワイン買いに行った。もう、多くを語る必要はないねぇ・・・美味!この甲州、一升瓶は売り切れだそうだ。