ムラサキツユクサ(紫露草)
ツユクサ科 ムラサキツユクサ属(トラデスカンチア属)
[Tradescantia × andersoniana]
それは分かる。ムラサキツユクサもいろいろ種類があって、ソコを突っ込まれると気持ちは縮小の一途を辿るが。
購入したマクロレンズを使ってみたくて、少々童心を取り戻したような感じで様々なモノを覗いたり撮ったりしたくなる。その一環として庭のムラサキツユクサも被写体となった。
実は、ムラサキツユクサ・・・嫌いなんである。コレは蔓延る!一本植えたら最後だ。撲滅は不可能と思われる。
改めて「みんなの趣味の園芸NHK」のサイトを見てみたが・・・
- 耐寒性も耐暑性も強い
- 日なたから半日蔭まで幅広い日照に適応
- 湿り気があっても乾燥がちでも場所を選ばず
- 一度植えれば放任で可
- こぼれ種からも増える
- コンクリートの隙間からも育つ
- 庭植えでは水やり不要で肥料いらず
- 病気や害虫はほとんど見られない
無敵!
恐るべしムラサキツユクサ。
なんか・・・園芸界のゴキブリ的強さ。
植えてくれるなおっかさん!ではなく、植えてくれるな妻!だったんだが、あの頃は青・紫系の花に弱かったんだよなぁ・・・妻は。気づくと青系の花だらけになっていたから。
気持ちは分かるけれど・・・そもそもツユクサは強いんじゃ。
というワケで、見つけては引っこ抜いていて丁度良い。時々こうして抜き忘れが花を咲かせる。
だが、最近・・・抜きやすいトコロではなく、抜きにくいトコロで生き残り始めた。そうして益々ご清栄のこととお慶び申し上げます・・・状態で、庭のディープな領域で生存を維持し始めている。
つまり、手を入れにくいトコロで生きているムラサキツユクサ!まあ、結果的にそうなっているだけだけど。
それで、蜘蛛さんが花にいたのだが、コレがまた形態の分かりやすい姿勢にはなってくれない。ナントカ分かりやすいトコロを撮ろうとしたのだが・・・スルスルと下っていってしまって所在不明となった。
マクロレンズでファインダーを覗いていると、虫眼鏡で見ているようなものだから、肉眼での印象と変わってくることがある。で・・・この蜘蛛さんも、こうして拡大されて見ると・・・なんだか普段見慣れている姿と違っているので・・・
ナ・ン・だ・か・ワ・カ・ラ・ン・!
でもまあ・・・名前が分からないっていうのは、なんか落ち着かない。で、時間を見つけては情報を探す。
ササグモ(笹蜘蛛)[Oxyopes sertatus]かなぁ?
別に、名前が分かったからといって、その生き物のナニが分かったワケでもないんだが、たぶん「ササグモ」と思われる。その程度でも見当が付けばココロは落ち着く。
主なる神は、野のあらゆる獣、空のあらゆる鳥を土で形づくり、人のところへ持って来て、人がそれぞれをどう呼ぶか見ておられた。人が呼ぶと、それはすべて、生き物の名となった。創世記2章19節(新共同訳)
(マイドの創世記2章19節でございます。)
名前が分かるっていうのは、言葉によって共有されるワケだから・・・落ち着くのだろうか?
新発見ではないから落ち着くのだろうか?
コレが新種だったなら、落ち着いてはいられないからなぁ。
このキノコは、まだ名前が分からない。そんなワケで落ち着かない日々だ。Aiでの検索も試してみたが、見事に笑ってしまう程の外れだった。
キノコの同定は、単なる表面的な外観では不完全で、生えている環境・・・どの様な木から生えているか?とかを見なければならない。それはかつて、キノコ名人から伺った話だ。
だとすると・・・サツマイモ。
なると金時から生えるキノコってコト?
それから、傘を紙の上などに伏せて置いて、その紙の上に落ちた胞子が描く模様を確認する、という手段もあると聞いた。でも、キノコの発見を妻に告げたら即、処分されてしまったから、そんな模様も確認出来ない。(また生えてくるのを待つか・・・)
最終的には顕微鏡下の判別、らしい。でも、ワガハイはそんな専門的な図鑑など持ってないからなぁ。
一応、この件は現状手詰まり。気長に構えて、そのうち分かる日もやってくるだろう。