Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

マツバウンランだと思うけど

???

暖かくなるほどに、植えてもいない植物がアチコチから顔を出す。風に乗ってやって来るのか、鳥に運ばれてくるのか?或いは意図的に得体の知れぬ存在が種まきしていくのだろうか?

つまり、あの世のゴッホさんが幽霊となって「種まく人」としてウロウロされているんだろうか?(ここはミレーさんじゃなくて、ゴッホさんのイメージなんである)ならば、それはソレでイイんじゃね?ゴッホさんは鬱陶しいトコロもあったと思うけれど、基本的にイイヤツだったと思うんだなぁ。

 

それで我家の庭も、様々な雑草たちが勢いを増してきている。昨今では草生栽培なる方法が良い結果をもたらしているケースも聞く。根っこから雑草は引き抜かずに、根は残して地上部分だけを取り去る方が良い、という話しも聞く。

そんなコトも聞いてはいるけれど、ナ~ンも採り入れていないワガハイ的方針だけど。

正直なトコロ、ナニが良いのか分からん。ただ、ソレと決めたら徹底的にやり切らねば、結果は曖昧になるだろう。実験方法と同じだよなぁ。

でも、そんなに徹底した管理なんてやってられるだろうか?現実的には適当に気が向いたら草むしりをし、面白い植物が生えてきたら暫くそのままにして鑑賞して楽しむ。そして繁殖力旺盛でヤバいと思ったら抜く。そして抜き切れないから数年間はお付き合いする。さらにお付き合いは切るコトが出来ず、腐れ縁になっていく植物もある。

 

この腐れ縁とはムラサキツユクサTradescantiaのコトだ。ありゃあ、種は盛大に飛ばすし、株分けしなくても勝手に増えていく感じだし・・・一カ所を徹底的に抜き去っても、えらく離れたトコロから顔を出す。挙句の果ては路地の植え込みで堪えて咲き、再び我家の庭に返り咲いてくる。

凄いタフなヤツだ!

ハッキリ言って、「しつこ過ぎてワガハイには嫌われているのだぞ!お前!!」などと話しかけていたりする。花の色は綺麗だけれど、草丈は高い。そして茎を切るとネバ~~っとした粘液が手に残るのが、これまたど~も好きになれない。

でも、この花が好きな人もおられる。だからそ~ゆ~方のトコロに移動していってほしいのだが。

以下リンク先でもムラサキツユクサの繁殖力について書いた。

etsuro1.hatenablog.com

 

で・・・冒頭の画像はいったいナニ?

ワガハイ的には久しぶりに見た。子供の頃は空地が多くて、そうしたトコロで沢山見かけた花だったと思い出したけれど、キチンと調べる機会はなかった。

さてと・・・

マツバウンランLinaria canadensis](ゴマノハグサ科  ウンラン属)のような感じ。

マツバウンラン (松葉海蘭)

たぶん、マツバウンランだと思うけど、一応「コンパクト版 原色牧野日本植物図鑑」も調べてみると・・・マツバウンランは掲載がなかった。ウンラン属として「ヒメキンギョソウ」「ウンラン」を見つけただけだった。これらは明らかに特徴が異なる。もっとも近縁ではあるには違いない。似ているトコロもあるから。

 

もう一つ、図鑑サイトを探してみた。

matsue-hana.com

似た花として「オオマツバウンラン」がある。だが、コレほどの大きさの花ではないから除外出来るだろう。

ま、マツバウンランだな。そういうコトにしておこう。この植物も繁殖力旺盛だそうだ。さてどうしよう・・・ムラサキツユクサよりも、この花の方がワガハイ的には好みである。適当に咲かせるのが難しい、繁殖力の強い植物かぁ・・・。強すぎるのも弱いのも難しいわなぁ。

 

※ これは言うまでもなく、「マタイによる福音書ならば13章」の話しだ。ムラサキツユクサマツバウンランも自ら種を飛ばすから、人が種を蒔くのとは違うけれどねぇ。つまり、人が蒔く種は管理しないといけない。植物自ら飛ばす種は、自ずと生える・・・そ~ゆ~コトかな。