Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

思いだから・・・水問題は大変なのよ

午後から雨予報。

先日あたりからの天気予報では、確かに今日は雨が降ると言われていた。ただし夜から雨という予報だったが、更新される度に繰り上がってきた。そろそろ梅雨が近づいてきた雰囲気が漂い始めたということか。

ちょっと外出すれば、車窓は田植えの準備が進んでいる。田圃はもう水を入れている。御殿場辺りでは、既に田植えも終わっている。我家は御殿場コシヒカリを食べる機会が多いからねぇ。

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また蒸し暑い、湿度とのお付き合いが始まるんだなぁ。

 

たまには「盛升」でも呑んでみようと・・・

お隣の静岡県では、いろいろと話題に事欠かなかった川勝知事が退任(5月9日)した。この方は大阪で生まれ(1948年~)、京都で育ち、早稲田大学(経済)からオックスフォードの大学院に進んだ。そして早大教授、静岡芸術文化大学学長といった職歴だ。

オックスフォード大学院かぁ・・・あ、ね

個人的には・・・あ、ね

ということで、そりゃ高き目線からのモノゴトの見かたになるだろう。だが、凡人には叶わない学歴を得た、勉強の出来る人だったのだろうから、さぞかし論理的な思考が出来る・・・というワケでもなかったように・・・?

むしろ、極めて本音が露わになる人だったように思う。それはひょっとすると静岡という場が、人をそのようにさせるのかもしれない・・・と、やや神秘的なコトを思ってしまった出来事が起きた。

それは昨日(18日)の上川外相の発言だ。静岡知事選の自民党推薦候補の応援演説での失言とされる言葉・・・「この方を私たち女性がうまずして何が女性でしょうか朝日新聞デジタル」のコトだ。

いや・・・これはやや端折っている。「この方を知事として私たち女性がうまずして何が女性でしょうか」が正確なトコロのようだ。

どのみち、演説の全文を入手して読んでいるワケではないから、正確な意味を読解する前提がないけれど、この知事としてという一言によって意味が変わってしまうのでは?

でも、もう少し危険性を回避した言い方をすれば、ナンの問題もなかっただろう。

或いは、実は、ここでも本音が透けて見えたのだろうか?

静岡・・・ここは本音が出てしまう怖いトコロなんだろうか?

久能山のパワーですかぁ?

www.toshogu.or.jp

もっとも、男だから、女だからという言い方自体が、そういう考え方が、変なんだな。

「この方を知事として私たち女性がうまずして何が女性でしょうか」

この短いセンテンスのなかで女性という言葉が二回入っているというコト・・・は、上川外相の思いが滲み出てはいると思うけれど。

長きにわたる男尊女卑の問題は、尾を引く。個人的にフラットな感覚でも、社会的にはまだまだクリアーには程遠いかぁ。

どっちにしても、推薦候補の応援になったんだろうか?

燗酒(40℃前後)がおススメ

 

静岡県は東西に長く、急峻な山地が多い。富士山もあるし南アルプスだ。そういうコトから水に恵まれたイメージがあると思う。だが、全域に渡って良質な水に恵まれているというコトでもない。酒造り(日本酒)に水は大切だが、案外その水に苦労している酒蔵があるという。

実際に静岡酒の全てを呑んでみれば分かるけれど、酒造用水に難儀していそうな酒蔵はソコソコの数になると思う。

そして県東部では灌漑に労していた江戸時代には、深良用水を掘削して箱根芦ノ湖の水を得た、とか・・・

www.city.susono.shizuoka.jp

また、灌漑ではなく、東海道線丹那トンネル工事では、あの歴史的な難工事だったというヤツだが、そのトンネル直上の丹那盆地の水が枯れた。

www.pref.shizuoka.jp

そういうイロイロな水問題が積み上がった静岡の地だけに・・・しかも丹那の水枯れも、リニア工事の水枯れへの懸念も、どちらも国鉄・JRのトンネル工事だ。もはや怨念ともいえる県民感情が、根底に流れているのかもしれない。

もっとも丹那地域はトンネル工事で水枯れし、農業を酪農に転換したからワガハイの好物である「丹那牛乳」が飲める現在に繋がったんだが・・・

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飲める・・・っていうか、牛乳は飲むと腹痛になるからヨーグルトを作るんだけどねぇ。

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まあ・・・JR東海だって長年に渡り、静岡県内で事業を行ってきているんだから、そういう県民感情があるコトなんて分かっていただろうに。

いや・・・丹那トンネル工事に携わった人で存命の方なんていないし、丹那の苦渋を知らない人だらけのJRってなモンなのかもしれない。丹那トンネルの殉職者67人の慰霊碑の存在も、幹部の方々にとってはカタチだけのものになってしまっているのかもしれない。

ま、最大限、川勝元静岡県知事を好意的に捉えたとして、イチャモンつける以外にど~にもならん相手(JR)だったのか?「ワシの目ん玉黒いうちは、ぜ~~ったいに奴らにトンネル掘らせんもんね!」的な気分・・・かもしれない。

それにしてもオックスフォードかぁ・・・ワガハイの知るトコロのここ出身者って、無茶な人がねぇ・・・やっぱり居るんだよなぁ。

 

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それを思うと神奈川県は、量はともかく水質に関しては割と恵まれている。

それは丹沢周辺の話しだけど、お久し振りの「盛升」も美味だった。2020年(上リンク先)の時の方が呑みやすかったと思うけれど。それは2020は室温でも燗酒でも良好だった。

だが今回は室温から冷酒だと、ややエグ味がしつこかった。燗酒にすると香味がまとまった。そして温度が下がっていく過程でもイイ感じだった。その理由は知らんが(熟成不足?)、とにかくこのお酒は燗付けがおススメ。

 

※ 深良用水の水利権によって、神奈川県側は芦ノ湖の水位を自由に調整出来ず、過去に何度も水害が起きているんだよなぁ。2005年の時は酷かったよなぁ。

www.kanaloco.jp