Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする四捨五入して還暦男の、適当な言語の羅列記録・自称乱学者

藤は満開をすぎて・・・杉錦「天保十三年」はいつもピークだねぇ

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天保13年(1843年 江戸後期)創業

静岡県藤枝の酒蔵、杉井酒造が醸す「杉錦」だが、この「天保十三年」について書いてないことに気付いた。これは肝心なところが抜け落ちておったな。

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山廃純米酒です!

杉井酒造創業の年を掲げている酒ということで・・・というコトを言わぬまでも、呑んでみれば杉井さんが考えている酒造りについての基本形を示している逸品ではないか?と思いますな。

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裏ラベルだねぇ・・・

麹米と掛米の精米歩合が微妙に異なるところが、かなりこの酒の香味バランスに影響しているんだろう。もっとも微妙というよりも8%の差というのは、かなり大きな差と言ったほうがいいのかもしれない。

仕込みに使われる米の総量としては掛米の方が圧倒的に多い。しかし麹・・・モト仕込みに使われる米の品種や精米歩合というのは、香味の基本形と発酵の進行状態を決定づけるのだろうから、やはり麹米は掛米に比べてやや米を多めに削るというコトなんだろう。それにより、米のうま味を生かしながらスッキリとした雑味の少ない酒に仕上がるのだろう。

勿論、Etsuro1は日本酒を仕込んだことはない。だが、若い頃にパン作りでザワー種など起こしてランドブロートなどを焼いていたので、まあ、発酵のスターター(酒母)としての問題は、パン種と似たところがあるんじゃないだろうか?と思っておるんですな。

常温熟成酒ということだが不快な香りもなく、酸も美しい。これは造りがしっかりしている証しだろう。個人的な体質の問題かもしれないと断った上で・・・例えば「丹沢山」だが「飲み飽きしない酒」を蔵元自らうたっている。しかし飲み飽きどころではない!気付くとかなりの量が入ってしまう酒だ。だが悪酔いしたことがない。結構スッキリとアルコールが体内から抜けていってしまう。ユックリと杯を重ねていると、呑みながらもアルコールが身体から抜けていく。だから呑める。それは身体に良いんだか悪いんだかワカランが、呑めてしまうのだ。そして勿論「杉錦」も呑める!かなり呑める!だが悪酔いしたこともなく、スッキリとアルコールは体内から抜けていってしまう。したがってガッツリ呑めるし味わえる。

日本酒は醸造酒だが「丹沢山」も「杉錦」も、この抜け加減はまるで上質な蒸留酒を呑んでいるような感覚と思えるんですな。たぶん生成されたアルコールの品質が高いんでしょうな。そして醸造過程で生じる可能性のある、好ましくない成分は圧倒的に少ないんでしょうな。

量が呑める酒っていうのは、やっぱりいい酒なんですわな。テースティングだけではワカランことですな(ま、飲み過ぎ注意であることにかわりはないんだがね)。

 

一方で、新酒の状態で既に酸が崩れていて、アルコール自体のクォリティにも疑問符が付くような酒もいまだにある。何処の蔵とは言わないが、二口呑んで残りの酒が排水口に消えたものもある。昨年呑んだ日本酒の中では二つの蔵の酒が排水口に消えた。当然、二度と買わないだろう。

日本酒において「木香様臭」という代表的な問題臭があるんだが、あからさまな書き方はしなかったんだが、それってこのコトでしょ?って分かるように、昨年の当ブログには書きましたな。

 

さて、本日の我家の藤は・・・花が少し傷み始めてきたので、ピークは過ぎた。色の鮮やかさも少し落ちてきた感じがする。だが、それもまた独特の綺麗さがあると思うんですな。

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超広角レンズで接近撮影

オリンパス M. ZUIKO DIGITAL 7-14mm 1:2.8」で撮影。超広角ズームレンズなんで、いわゆる出目金レンズですな。もう、出目金と花が接触寸前状態での撮影でしたな。絞りは開け気味で・・・まあ、ナンダカよくワカランが、変な画像になったねぇ。

 

杉井酒造「杉錦」のお酒については、以下もご覧くだされ!

etsuro1.hatenablog.com