Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする四捨五入して還暦男の、適当な言語の羅列記録・自称乱学者

藤を食べないヒヨドリは天麩羅が作れない・・・「群馬泉」を買ってきたスバル中毒患者を思い出す

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群馬泉 淡緑 純米吟醸酒

群馬県太田市の酒蔵が醸す「群馬泉」のことを書く前に、同じく群馬県桐生市のことに触れる。思い出したことがあるからねぇ・・・忘れないうちに書いておこう。

少なく見積もっても30年前の話だ。昔話になりがちなのは、ワガハイが年老いた証拠でもあるんだが・・・たしか「桐生再演」という題名で、主に東京芸大出身の人たちが集まって展覧会をやっていたことがあったと思う。そのメンバーの中に知り合いが数人いたので、桐生まで出かけたことがあったな。有鄰館(ゆうりんかん)という場所が中心会場になっていたかな?そして街中の様々な所に実験的な美術?作品が展示?されていた。そりゃあ、面白いと思うものもあれば、疑問符だらけの作品?も沢山あったが、幸いなことに知人の作品は興味深いものだったのでヨカッタ。なんか神社の裏手に穴掘った作品というのもあったねぇ。氷室跡に怪しいものを吊していた作品もあったねぇ。

今ではあちこちで美術展が開催されるようになって、有名なヤツでは越後妻有の山里でやっているのがあったりする。ま、町おこし、里おこし的な意味合いもあるんだろう。楽しまれている人たちもおるのだろうから、それはそれでいいんだが・・・ワガハイ的には、あまりに山里の景観の中に展示されると、見たい風景の邪魔になるということもあるので、まあ・・・ポリポリ・・・ってな感じですわな。

それで桐生での展示というのは、結構先駆けだったかもしれないし、そうした街中での作品展示というのを受け入れた桐生の人たちの度量の深さ、っていうのもあっただろうな。なにせ「重要伝統的建造物群保存地区」というのがある桐生市であり、「絹撚記念館」というのもある桐生市だからねぇ。文化・産業の香り高い地域なんだろうな。でもまあ、本当に美術作品?ってなものを持ち込んでしまうような輩が、街の人たちを説得するというのも、ナカナカ大変だっただろうな。

 

桐生の話が長くなったな。ま、そこへ行く通り道に群馬県太田市があったわけだ。当時は圏央道もなかったので、神奈川県から行くには八王子、入間、坂戸、東松山を抜けていったな。長い道中だったねぇ。国道407号を北上し、利根川を越えれば太田市だ。太田市と言ったらスバル(富士重工)のお膝元ですな。ワガハイは別にスバリストではないし、あまり水平対向エンジンというのが好きではないんだが・・・(6気筒の水平対向はヨカッタけどね)。ま、ワガハイの同年代にはスバリスト、若しくはスバル中毒患者さんが多くてねぇ・・・だから本当はスバル批判をするとイイ感じではないんだが。ま、とにかくスバル工場の周りをウロウロして、居酒屋でスバル従業員と一緒に盛り上がる機会を狙って待ち伏せし、群馬泉が旨かったから一本買って帰ってきた・・・なんていうのが身近にもいましたな。

当時行きつけの近所の料理店に、その買ってきた群馬泉を持ち込んだ男は、富士フィルムの社員であったが、レガシィGTに乗っていましたな。で、ワガハイも味見させてもらえましたな。なかなか強烈な濃度感のある酒で、もう少し軽さが感じられた方が楽なこともあるんじゃ無かろうか?とは思ったんだが、でも誠実な造りをされているんじゃないか?と感じましたな。趣味に合うかどうかはともかく、いい酒蔵なんだろうなぁ・・・ってね。

そういう経緯があったんで、その「桐生再演」という展覧会を見に行くということを口実に、実は群馬泉を買いに行った・・・のか、群馬泉を買いに行くことを口実に「桐生再演」という展覧会を見に行ったのか?とにかく「群馬泉 純米」を我が実行力において入手したな。あらためて自宅で呑む群馬泉は旨かった・・・こういう酒呑んでスバルの人たちは水平対向エンジンのクルマを作っておるんか!と思うと、ぜ~んぜんスバルのクルマのテイストと違うじゃん!と思いましたな。ま、面白いことと感じたんだがね。

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裏ラベルだ

先月末、時々立寄る厚木の酒屋さんで、「群馬泉 淡緑 純米吟醸酒」を見つけて購入してみた。久しぶりの群馬泉だ。まあ、名前からして「淡い緑」となっていて、しかも純米吟醸だから、昔呑んだようなタッチの酒ではなかろう・・・とは思ったが、それはその通りであった。まあ、残草蓬莱ほどではないんだが、ガッツ系の香味ではありますな。和食ならやや古典的なスタイルに合いそうで、魚介類は試さなかったんだが、豚肉系の味には合いましたな。

日本酒度はソコソコだが酸度がしっかりあるので、スキッとキレる後味良好な香味ですな。そして米が「群馬若水100%」ということで、実に興味深い。ま、酒屋さんで購入した理由の一つがこの「若水」というわけだからね。「若水」という米は、醸すのが難しい米らしい・・・どの様に難しいのかはワカランが、相模灘のイケメンさんと話した時に、「若水は難しい米なんですよ~」ってことでしたなぁ・・・で、「丹沢山若水は旨いんですよねぇ~」と全くの同意見でしたな。他の蔵で醸された「若水」に関しては、ワガハイはど~もしっくりこないものが多くて、この米自体が果たして酒造に向いておるのだろうか?とさえ思ってしまったものだが、この群馬泉の若水で醸された酒は素晴らしい。やっと、川西屋酒造店(丹沢山の蔵)以外で「若水」で醸した酒が呑めることになりましたな。島岡酒造株式会社、バンザ~イ!!!

 

さて・・・

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2021年4月11日撮影

我家の藤が咲いている間は、藤のことを少しだけ書こうと思っておる。房が長くなってプランターになだれ込んでいるのが分かると思う。満開のピークは過ぎつつあるな。日の出の時間が早くなってきているので、本日は7時半の撮影だ。

ヒヨドリの飛来はブルーベリーの花を目指している。ギャーギャーと興奮の坩堝と化すヤツらの鳴き声は、実に不快なんだが・・・満開の藤の花は見向きもしない。藤の花は食すことがなさそうだ。何となくヤツらも分かっているのかもしれない・・・藤には一応、毒があるみたいだからね。花は天麩羅などにすることもあるが、それは加熱調理されているからであって、生食は・・・たくさん食べると食中毒を起こすかもしれないらしい。マメ科だからね。ヒヨドリは天麩羅作れないもんね!ヘッヘッヘ!