
つまり酒饅頭を買った。
上野原は甲州街道の宿場町だった。創業百年という「永井酒饅頭店」は、若い頃のワガハイが通りがかりに飛び込みで入った初めての酒饅頭店だった。だから時代はギリギリ昭和か、平成になったばかりの頃だ。
以後、上野原への思いは静かに続くのだった。
そもそも甲州街道沿い(除く都内)はココロ魅かれる風景があって(それを中央自動車道がぶっ壊してはいるけれど、かといってソレがないと動きようもないので仕方ない)、もっと元気ならば旧甲州街道をトレースするようなコトをやってみたいもんだ。
トレッキング?
サイクリング?
バイクツーリング?
方法としてはバイクツーリングなんだろう。アップダウンはキツイし、細い道もあるから125ccのスクーターが楽なんだろう(ど~にも通過出来なければパスすればよい)。
50ccでは・・・上り坂がダル過ぎるな。
大型バイクは史跡を見たりするのにデカくて邪魔だ。それに積載性も悪い。
結局フットワークは原付二種が一番良いように思う。この辺りまでなら、神奈川県南部からでも125ccならば走れるしなぁ。
話しを酒饅頭に戻す。
購入出来たのは「あんこ」だけだった。昼頃に伺ったところ、他の種類は売り切れていた。店主様の話しでは、やはり一番数が出るのは「あんこ」だという。だから「あんこ」は多めに作っているそうだ。他の種類は少なめに作られているらしい。
今度、伺う時には電話予約をしよう。
上野原市内に限らず、神奈川県内~山梨県大月辺りまでは酒饅頭店が数多く見かけられる。となると元祖は何処?という興味もないワケではないが、この「永井酒饅頭店」は間違いなく現存する店としては最も古くからのお店には違いないのではないか。
かつてワガハイは5店舗ほどを渡り歩いて饅頭を買い集めて、試食したことがあった。気づけば20年前近くなるけれど・・・我が好みは「永井酒饅頭店」と「東山酒饅頭店」に落ち着いた。この二店舗に優劣はつけられない。それぞれに美味だと思う。
酒饅頭を購入する人を見ていると、遠方から酒饅頭目当ての人もいるし、地元の方が予約してゴッソリと購入という場面も目撃したし、下校の高校生が小腹をおさめるために買っていく様子も見られた。
とにかく酒饅頭専業のお店だから。
購入後、クルマの車内は暑すぎるので、用意したクーラーバッグに入れる。そして保冷剤に酒饅頭が触れるのを避けるために、布製の袋に酒饅頭を入れてクーラーバッグに入れる。するとやんわりと保冷されて丁度良いのだ。
帰宅したら軽くレンチンして頂く。レンチンはやり過ぎると中身の「あんこ」が熱々になり過ぎるので、温める程度がよろしいかと思うのだった。
以下記事の時の欲求を実現し、酒饅頭購入を実現した。
順番的には、この酒饅頭を買ってから国道20号を大月方向に走り、昨日のブログで書いた「のり弁専門店」に立ち寄ったのだった。
その後・・・どうしたか?
そのまま国道20号を走り続け、「笹子トンネル(国道20号の)」を抜ければ・・・ソコはどこでしょう?
となったら、やることは一つ!
そ~ゆ~コトでした。あとは定番ルート(逆回り)でございますぅ~~~!!