昨日(2023年05月26日)19時03分頃、千葉県東方沖を震源とするマグニチュード6.2が発生した。例によってスマホから警報音が鳴った。
あの音は、何度聞いても慣れない。嫌~~な音だ。もっとも警報音が快適な音だったら警戒しないからなぁ。もう一度聞きたい、いつも聞きたいという音ではダメだからなぁ。
要するに、二度と呑みたくない酒・・・みたいでなければならない。
二度と呑みたくない酒?それはある。不思議な程に呑めない酒が市販されている。いくら地域で酒蔵がなくならないように盛り上げていくにしても、捨て去るしかない酒を頑張って売ったところで存続の限界は見えていると思うのだが?
まあ、銘柄を書くと営業妨害になるから書かないが・・・水はイイ地域なのに酒が捨てるしかないというのは・・・もう、醸さずに水を売れば良いのだ。
あ!話が脱線した。復旧しよう。
日本は地震が多いとは言え、大地が大きく揺れるコトに慣れるなんてあり得ない。幸い今回の地震も震源から距離があったので、ワガハイが居住する地域の発表震度は2。照明器具が僅かに揺れる程度だったから、実際の震度は1程度だったのではないだろうか。警報音に気付かなければ、地震に気付かなかっただろう。
震源に近い茨城県神栖市や千葉県銚子市旭市では、震度5弱だった。震度5っていうのは我が人生で一回経験しているが、あれは中学生だったかな?下校の時に地震がきて、池の水が揺れ、電線が大きく揺れているのを見て立ち尽くした。立っているコトは出来たけれど、何らかの対処なんて出来なかった。
数件の家から「地震だぁ~~~!」という大きな声が聞こえたなぁ。
ワガハイも若かったから、自分の健康を疑うことなく、揺れているコトを地震としてはじめから受け止めた。だが、今だったら・・・「めまいか?ついにお迎えが来たか?」って真っ先に思うだろう。
というワケで、スマホやらテレビ、ラジオから緊急地震速報の警報音が聞こえなければ、地震が起こったという状況理解さえ遅れてしまう恐れがある。
若者たちよ!老いると想像だにしなかった状態に陥るもんだ!それほど、自分のコトが信用出来ないことが分かってくる。そんな年齢の人間が多く活動しているお国の中心部だからねぇ・・・世界は良い方向に向かうとすれば、それは奇跡だ。
人間は、脳味噌だけ別物だと思いがち。間違いなく、賞味期限を圧倒的に過ぎた脳味噌が、力によって国境線の変更を試みている・・・あるいは試みようとしている。しかもそれは、歪んだ成功体験を積み重ねてきた脳味噌だ。
それにしても、殺人事件の報道が多い。実は地震以上に、このことの方が背筋が寒くなる。しっかりと人を見てみれば分かると思うのだが・・・この不思議な存在に凶器を向けるってぇのは、結局のところ神への冒涜だと、思い知ると思うのだが?
人体デッサンでも、ポートレート撮影でも、真剣に見れば人間の身体の不思議さに戸惑うだろうに。それを傷つけるコトの危うさに気づきはしないだろうか?
まあ・・・そういう芸術(美術も音楽も)教育をしてないからねぇ。そういう対象との向き合う時間を、無駄だと考えられているフシもあるからな。
映え・・・なんじゃソレ?
速弾き・・・は??
わたしたちは、土からできたその人の似姿となっているように、天に属するその人の似姿にもなるのです。コリントの信徒への手紙一 15章 49節(新共同訳)
このところ、この箇所がやたらとアタマにこびりついているのだ。