Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

ニンニクの収穫と近隣に漂うデミグラスソースの焦げ臭!

今季もドウガネブイブイの襲撃が始まっている。ところが、ヒヨドリは昨年より飛来が少ないようだ。その理由は分からない。個体数の減少なのか、他にもっと美味いモノを見つけたのか?それともワガハイの存在が脅威であると理解したのか?

ドウガネブイブイについては、これからが本番と思われ、予断を許さない状況だと思う。ヒヨドリは、ひょっとしたら今季はさほどの脅威にはならないかもしれない。

いずれにせよ、どちらも飛来するので制空権を譲り渡してはならない。

制空権・・・それは大袈裟な言い方だと思われるかもしれないが、ドウガネブイブイが群れて飛来する様を見てしまったワガハイは、この昆虫がほとんど軍用機のように見えてしまうのだ。一応、甲虫に分類されるワケだし、その実態は華奢ではあるが甲冑をイメージさせるしねぇ。

今のところの収穫・・・ニンニク

先日、畑から帰ってきた妻は、収穫したニンニク2本をエアコン室外機の上に作った棚に置いた。少々日陰干しするつもりなのだろう。

そしてワガハイは、そのニンニクの横を通り抜けて庭に出る。なんとなく、ニンニクの臭いが漂ってくる。たった二つのニンニクだが、しっかりとその存在を主張してくる。これなら我が家にドラキュラが近づくこともなかろう。

それで、ニンニクの微かな臭いが感じられる庭で草むしりなどしている分には、別に不快には思わないのだが・・・。何故か間抜けな時間帯に、何処かからカレーを煮込む臭いが漂ってくる。それはカレー臭・・・加齢臭と言いたくなるほど、酸化した脂質の臭いを伴っている。何処のお宅か知らんけど・・・健康に悪そうなカレーを、これから食すのだろう。

限度を超えた煮込みは、危険だと思う。煮込むにも程があるだろう。

すると、その臭いはハインツ的なデミグラスソースの臭いに替わる。一体ナニを作っているのだろうか?だが、ワガハイは気が気ではない。なぜなら・・・

焦げてるぞ!!

 

案外、我を忘れて草むしりに没頭するコトは出来ない。それを行うには、広い畑のど真ん中の方がイイのかもしれない。

ここ数年、畑の管理は妻の趣味の領域として関わらないコトにしたが、ワガハイも畑を管理していた頃は、草むしり作業を中断させるのは鴨や蛇、カエルだった。野鼠の時もあったなぁ。なんか、ワガハイが集中して草むしりをしていると、気配が薄くなるのだろうか?動物たちが近くに寄ってきて、ナニかを始めたりする。

ま、鴨は野菜の葉っぱを食べ始めるから、ワガハイが気づくと追い払うけど。

 

ワガハイの山の主将は、毎年秋になると長野県の某所にテントを持って一人で出かけた。だいたい一週間ほど行方不明になるのである。だから、その一週間は「ナニかあったぞ!と警察に捜索願など出さないように!」と言われた。

彼の話では、コケモモの実などを黙々とつまみ食いしているすぐ隣で、熊さんもコケモモを美味しそうに食べていたりするらしい。時々目が合ったりするそうだが、襲われないと言っていた。山に同化してしまえば熊さんは熊さんの生き方をし、彼は彼でコケモモを堪能する・・・それはちょっと真似出来ないことだが、達人にはそういうコトが出来るらしい。

そんな感じで、同じ場に居ながらも干渉することなく、それぞれの世界が成立する。まあまあ、パラレルワールドってなコトだが、彼と熊さんみたいな感じは、理想だねぇ。

 

ま、とりあえず、近所のどのお宅か分からんものの、カレーは煮込み過ぎないで欲しいし、デミグラスソースは焦がさないで欲しい。ついでにその臭いにタバコの臭いも混ぜないで欲しい。

しかし・・・この家の住人って、なんだか発ガン性物質を多く摂取してはいないだろうか?少し気にはなるが、でもまあ、近隣ながらも干渉することなく、それぞれの世界が成立している?臭いは困るが、ワガハイがその料理を食べるワケではないからなぁ。