昨日夕方、時々小雨が降った後だったので花粉の飛散量も少なかろうと思った。だが、散歩をはじめると、10分も歩かないうちに気道がむず痒くなってきた。今年は花粉の量が多いから、少々の湿度程度ではびくともしない程に花粉が空気中に漂っているのかなぁ？そう思った。そして悪化しないうちに帰宅し、シムビコートという喘息治療のステロイドを吸入した。
ナニもなければ、朝夕一回ずつの吸入回数という、最小限のステロイド使用で収まっているワガハイの症状なのだが、このところどこかのタイミングで追加一回となっている。それでも、この程度で済んでいるなら軽い部類なのだろうが・・・酷い発作が起こらないのは薬のお陰としても、むせ返りそうになる気道の違和感というのは、やっぱり発作時の苦しさを知っているから恐怖感はある。
花粉症で鼻水や鼻づまりに悩むというのも、アレルギーなんだが、喘息も大概はアレルギー性の喘息だ。どっちもアレルギー体質なワケで、鼻粘膜も気管支粘膜も、空気の通り道で繋がっているワケだ。どこの粘膜で免疫反応が過剰になっているかだけだろう。だから何らかの切っ掛けがあれば、鼻炎症状から喘息になってしまうコトだってあり得る。
ちょっとでも喉の奥とか、微妙な咳の兆候のような違和感があったら、早めに医者に相談した方がいい。喘息は自己責任で市販薬を飲み続けてもど～にもならん！
今朝ふと思った。昨日の症状の原因は、本当に花粉だったのだろうか？他にナニか原因はなかっただろうか？昨日の行動を思い出そうとしたんだが・・・なぜか5年程前、ホームセンターでクシャミが止まらなくなったコトを思い出した。
変だよねぇ・・・昨日のコトを順番に思い出していたのに、いきなり昔のコトを思い出すなんて。
それで、とにかくそのクシャミを起こした原因も思い出した。それは防振ゴム素材が並べられた棚の前で起こった症状だった。ゴムやビニール素材でアレルギーを起こす人がいる、というのは聞いたことがある。例えばラテックスによるアレルギーは代表的で、アレルギー検査の項目にもあるから。
（だいぶ以前になるが「ドクターX」というドラマで、手術用手袋でのラテックス・アレルギーを扱っていた。分かりやすいストーリーだったねぇ。ワガハイでも直ぐに「ラテックスの件を言いたいんじゃね？」ってネタバレしたからねぇ。）
ワガハイ、アレルギー検査ではラテックスは陰性だったんだが・・・たぶん、ゴム製品に使われているナニガシカの成分が、ワガハイの免疫と相性が悪いのだろう・・・そう予測した。
そんなコトを脱線して思い返していたんだが、突如ピン！ときた。昨日の散歩で、金属加工を行っている工場脇を歩いたんだが、あの時に妙な臭いがした。それはあのホームセンターでのゴム製品から発していた臭いと似ていたように思う。
なんだろう？それが何という化学物質なのかは特定出来ないが、怪しい。
ま、ワガハイがその物質を特定しようとすると、再び不具合が生じてしまうからねぇ・・・出来ない。
原因が揮発して広がっていく化学物質だとしたら、これは分子レベルの大きさなのでマスクを着用していても無駄な抵抗だ。花粉やウイルスよりも圧倒的に小さな敵だから。
というワケで、ワガハイはその工場近辺に近づくことを避けるとしよう。だが、その道って我が家の借りている狭い畑への最短コースでもあるんだが・・・やっぱり畑の管理は妻の領域というコトで、ワガハイは関わらないコトにして正解だ。
小雨の中、プランターのフジは開花している。ご近所の地植えのフジや、半ば野生化している水路脇のフジは、まだ開花していない。やっぱり鉢やプランターの植物の方が早咲きになる傾向なのかもしれない。
フジの花は良い香り。もちろん、この香りで不具合は生じない。
