Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

【号外】能登半島の珠洲市で震度6弱

今日(2022年6月19日)15時8分頃、石川県能登半島珠洲市震度6弱地震があった。震源の深さは10km、マグニチュードは5.2だという。昨年春から地震活動が活発な能登半島北部だが、今回のマグニチュードが最大みたいだ。

逆断層型の地震らしく、まだしばらく地震活動は続くと見られている。

 

さて、珠洲市といえばかつて原発建設の話が出て反対運動が起こり、計画が凍結されている。それは北陸電力中部電力関西電力による共同運営が予定されていた。珠洲市三崎町寺家という能登半島先端の禄剛崎金剛崎にもほど近い場所に中部電力が、そして珠洲市高屋という木ノ浦にも近い場所には北陸電力関西電力が、ナニヤラ建設を目論んでいたという。

いずれの場所も風景の美しい場所なんだが、電力業界の取り巻き、お国も経済界も、あまり風光明媚というものを堪能する感性に欠けているんじゃなかろうか?と思う。

まあ、花鳥風月を愛でていては食ってはいけない・・・なんて言われたコトもかつてあったが、ATOKも「課長風月」って変換したからなぁ・・・ヤレヤレ

 

エネルギー問題はあるが、原発建設は日本の国土の条件ではやっぱり厳しい。揺れる度に「○○原発に異常は無いとのこと・・・」っていう速報がなされるって、ソレこそ慣れてはマズい。ソレこそ異常なコトではなかろうか?

 

とにかく、今のところ大きな被害の情報が伝えられていないことは幸いだ。

 

因みに、能登半島先端部の原発建設凍結と同時期に、新潟県西蒲原郡巻町に計画されていた東北電力原子力発電所も計画を撤回している。この建設予定地(角海浜地区)も、な~んもない所だったが綺麗な海が広がっている。廃村になっていて多くが東北電力所有地になっているからだろうか、立入禁止になっている。ワガハイ的には若い頃、国道402号(越後七浦シーサイドライン)沿いから立ち入ることが出来るギリギリの浜に行き、原発計画地の方向を眺めたコトがあった。

ナニもない所は、きっと電力会社にとって魅力的な、感性を刺激する場所なんだろう。

 

とにかく、能登半島志賀原発の建設を許してしまったが、珠洲市原発が建設されないで現在に至っていることは、胸を撫でおろす。

ま、恐れ・・・っていうのはいつか現実化するもんである。

 

追記:震源の深さは13km、マグニチュードは5.4に情報が更新された。そしてけが人が出ているようで、一人は手首の骨折らしい。右手なのか左手なのか・・・骨折は辛いなぁ。