うう~~~~ん?
わかんねぇ。
ど~~ゆ~~意味だぁ?
meiji 美と健康を考えた、高カカオポリフェノール チョコレート効果 Cacao 95% 豊かな香りと強い苦み 非常に苦いチョコレートです。大切なのはカカオポリフェノール1枚(5g)当たり174mg 製品中カカオ分95% 標準12枚入り
箱の表をまともに読むと、能書きが多い。
まあ・・・ソモソモ、チョコレート効果っていうネーミングが凄いなぁ。率直といえば率直だけど。
そしてよくもまぁ・・・95%を出したなぁ、と思う。だから言い訳的に「非常に苦いチョコレートです」と、カカオの強烈さを知らない人からの苦情対策とした。
これだけ書いておけば、文句を言われても対応出来るし、そして好奇心に駆られるチャレンジャーも出てくるだろうし、待ち望んでいた人にとっては朗報となる。
まことにコトバは重要である。
主なる神は、野のあらゆる獣、空のあらゆる鳥を土で形づくり、人のところへ持って来て、人がそれぞれをどう呼ぶか見ておられた。人が呼ぶと、それはすべて、生き物の名となった。創世記2章19節(新共同訳)
という、旧約聖書の有名なトコロを思い出す。きっと明治のどこかの部署は、この製品に名前を付けるにあたって、複数の人間がどの様な呼び方をするかを試したのだろう。一体、どの様な候補があったのだろうか?
だが、箱の表に能書きが多いコトからも、消費者に対して健康効果を訴えるコトが、それなりにハードルが高いと考えていたのだろうなぁ。
もっとも昨今騒がれる程に、市販チョコレートのカカオに信頼性があるのかど~かは分からん。ソレなりに差っ引いて受け止めておいた方が無難だと、ワガハイは思っている。それに健康食品だったとしても、それは業界と政府がつるんだ怪しいナニガシカのカテゴリーであって、食品に薬効そのものを求めるというのはナ~~んかそれ自体が不健康な印象を持ってしまう。
という・・・疑い深い老人である。
疑い深い老人は、そのような健康効果があるのだろうと思いつつも、基本的には甘くないチョコレートを求めて95%を買ってみただけだ。
だいたい昔から、明治のキャッチコピーなどについては訝しい印象が拭えない。その昔とは・・・「♪チョコレートは明治」というテレビCMだ。これによって昭和の人たちは、明治といったらチョコレートだ!と刷り込まれた。
明治といったら維新だ!とは思わなかった程だ。
試しに今、Microsoft Bingで「明治」と検索してみたら、元号の明治より先に「株式会社明治」が出た。
降る雪や明治は遠くなりにけり(by 中村草田男)
この句の本来的な意味ではなく、違った意味でも明治は遠くなった。
注:「株式会社 明治」は、その前身である「東京菓子株式会社」が1916(大正5)年創業である。別に明治だから明治時代に創業というワケではない。
脱線した。
本日言いたいのは、そ~ゆ~コトではない。裏書の方だ。
その高カカオポリフェノールの元となる原料であるカカオマスが、国内製造又は外国製造・・・と表示されている。
???
それって、ど~ゆ~コト?
国内製造以外は外国製造なんであって、この書き方だと全地球規模製造という意味と捉えてしまえばイイんだろうか?
なんか、それじゃあ・・・原材料名表記としてな~~んも言ってない感じがしてしまうのだが。
コレでいいのかなぁ?
ま、イイんだろうなぁ。
そしてカカオマスの製造地は、過去1年間の使用実績・・・と書かれているとすると、国内製造の方が使用量が多いですよ!というコトなんだろう?
な~~んかねぇ。アバウトだよなぁ。ほぼ、な~~んも言ってない感じがする。
ま、きっと、コレで問題ないんだろう。
それよりも消費者にとって重要なのは、応募マークを点数分ためて応募すると、「JTBえらべるギフト」とか「バルミューダ ザ・レンジ」とか「オムロン体重体組成計カラダスキャン」などが当たるらしい・・・たぶん、そういった価値基準と思われる箱のデザインでもあった。
一応、味については言うまでもなくカカオの苦みである。ピーマンの苦みとは違っていた。