1月1日に呑むなら日本酒、と思いきや、とりたてておせち料理の準備があるわけでもなく、妻の煮た黒豆は阿波和三盆糖を使ってイイ感じに煮上がったので、ソレが正月感を醸し出すと言えばそういうワケだ。
阿波和三盆糖製造元 岡田製糖所 (wasanbon.co.jp)
というワケで日本酒の用意もなく、新年は上画像の「ルバイヤート甲州醸し2021」を抜栓した。和洋折衷の我家の食事には、最も気兼ねなく合わせられるワインのひとつだから。
それに、ほのかにオレンジ色のお酒は、コレまた透明な酒と違っておめでたい感じもして良いんじゃない?
この「甲州醸し」は、いちいちブログに書かないが、もう何本呑んだか分からなくなってきた。少なく見積もっても8本位だろうか? 3104本限定だから、あまり売れると我家が購入出来なくなるからなぁ・・・とも思うが、当ブログはアクセス数も大したコトないし、大いに宣伝しても問題ないかもしれない。
コレはお値打ち!
細かいテースティングを述べるコトもなかろう。サッサと呑んでしまえば宜しいのだ。
2021 ルバイヤート甲州醸し » 丸藤葡萄酒工業株式会社 (rubaiyat.jp)
というワケで、セラー保管の「甲州醸し」は無くなった。また注文するか、伺う機会に購入しよう。
正月用の酒に日本酒を用意しなかったのにはワケがある。
この川西屋酒造店のお仕事「隆 若水 無濾過生原酒」があまりにも強烈に美味かったからだ。強烈と言うべきか、鮮烈と言うべきか・・・ある種の衝撃の余韻が残っていて、次に日本酒を呑むには時間が必要な状態となった。
コレねぇ・・・川西屋さんの次のお仕事を呑むタイミングも遅れるコトとなったから、商売的にはイイのかねぇ?もっとバンバン売れる酒にした方が儲かるんじゃない?
つまり、ソレだけ内容的に素晴らしかった「若水」の新酒だったのだ。
「若水」って米は、扱いが難しいらしい。米が固いのかな?精米で割れやすいとか、吸水がど~た~こ~たとか、いろいろ話しは聞く。だから時々他の酒蔵の「若水」を見かけると購入してみるのだが、ハッキリ言って失望する酒ばかり。使いこなせない蔵ばかり!そう感じる。
つまり・・・ペライ酒になっちゃうのよ。
川西屋酒造店の「若水」仕事って、まあ年季が違うからねぇ。ワガハイが丹沢山の酒を呑み始めた頃から使っている酒米だから・・・何十年という積上げによる使いこなしだからなぁ。そりゃ、「若水」に関する取り組み方が凄いよねぇ。
ワガハイ的には、「若水」使いで川西屋さん以外とすると、以下の「群馬泉」は美味かった。つまり、「若水」での選択肢はふたつの酒蔵しか、今のところワガハイにはない。
「群馬泉」についてはワガハイの地元ではないし、流通も細いので、様々なお酒を頂く機会がない。30年前の「群馬泉」も美味かったケド・・・酒の味わい的にはドバドバに旨味が出まくっている純米酒だったので・・・ちょっと香味的には重かった記憶があるけど。
でも、最近のコトだから「群馬泉」も洗練度を増してイイ感じになっているだろう。今年は心がけて「群馬泉」を見かけたら購入してみようか?
さてさて、本年初の日本酒は、いつ?ナニを?呑むコトになるのだろうか?5日になれば酒販店もシャッターを開けるから、それ以降だな。