●これでイイのかなぁ？
人間という動物は万能ではないから、常日頃過ちを繰り返している。そういう話しをするとマイナス思考的で、毛嫌いされる方も多い。それで神様に懺悔せよ！となれば、日本人の多くが最も嫌がる文化・宗教の世界観となろう。
だが、一寸先は誰にも分からないのだ。まさしく「神のみぞ知る！」のだ。このコトバは少し前に、感染症の専門家が語った。まあ、個人的な信仰は自由だが、科学的立場の方の見解を求めているのに「神・・・」はいけない。矛盾しているではないか。
でも、科学の及ばない領域はある。科学は人智・人技だから限界点は案外低い。
昨年末に、国際宇宙ステーションでのトラブルのニュースがあった。ソユーズ宇宙船からナニガシカが漏れ出しているのだったっけ？その後の詳しい情報は騒がれていないと思うが、組立て整備に関わる不備というよりは、宇宙空間を超高速で飛んでいるモノがぶつかって破損したのでは？という推測の域を出ない話までしか、ワガハイは知らない。
そういう飛来物で大事故が起こる可能性は、一応想定はされているとは思うが・・・宇宙飛行士達は、そういったトラブルでの危機に関しては了承の上で行かれているのだろうから・・・。
だが、これから民間の宇宙旅行なんて話しもあるが・・・どうなんでしょうなぁ？危険を承知の上で飛んでいくにしても、ナニかあったら対処しようもない状況になってしまうのでは？
熱海土石流のコトも、未だに行方不明者は一名。果たしてこうなってくると本当にあの地で災害に遭われたのか？という疑問も拭いきれない。何処かで元気にされているのでは？とも思ってしまう。
知床遊覧船の件だって海難事故の常とはいえ、捜索は困難だ。
必ず救いがやって来るワケではない。皆が方舟に乗船出来るワケではない（救急車が来たものの、受け入れ先が見つからないとかあったよねぇ。薬も潤沢じゃないよねぇ）。そういうコトが否応なくやって来るに決まっているのだ。出来るコトはリスク低減しかないだろうに。
この年末年始、神奈川県の新型コロナウイルス感染症の状況を列記してみると以下のようになる（カナロコ見出しより引用 カナロコ ：神奈川新聞社のニュースサイト (kanaloco.jp)）。
1月3日（水）６人死亡、４８２８人感染
1月2日（火）１７人死亡、４９８７人感染
1月1日（月）３人死亡、５５１４人感染
12月31日（日）５人死亡、６８５５人感染
12月30日（土）１１人死亡、８４９１人感染
12月29日（金）１２人死亡、１万１６７４人感染
12月28日（木）２８人死亡、１万２１０５人感染
12月27日（水）３３人死亡、１万１４５４人感染
12月26日（火）１３人死亡、 ５９８８人感染
12月25日（月）７人死亡、９７８４人感染
12月24日（日）８人死亡、１万１７０１人感染
12月23日（土）２８人死亡、１万３３１人感染
12月22日（金）３人死亡、１万１４７０人感染
12月21日（木）１９人死亡、１万１８３３人感染
これでいいのだろうか？
ウィズ・コロナ・・・コロナとともに、皆さんとともに平和を祈りましょう？？
ウィズ・・・じゃね～～だろう？（ゼロも無理だけど）そんな仲良くなれる関係じゃないと思うが。
●ココロして、気をつけてお過ごし・・・ましょう。
身辺でも、濃厚接触や感染という話しが聞かれる。この正月も早速親元へ行ったところ、親が発熱して濃厚接触者になった・・・とか、妻が発症した後にダンナが潰れたとか。幸いにも亡くなられるケースは今のところないみたいだが。
まだまだ侮れない。軽症化しつつあるというが、症状の強さは個人差が大きいみたいだ。ウイルスの曝露量も影響するのだろうが、免疫という謎の多い防衛に頼るしかない我ら人間という動物なのだから・・・。
免疫もまた、自分に都合良く働いてくれるとは限らないからねぇ・・・後遺症っていうのもそのアタリのコトが関係してくるんじゃない？自己と非自己※なんていう、単純な二項対立の話しではなさそうな免疫なんじゃね？
※ 昔読んだ「免疫の意味論 多田富雄著 青土社」について、以下リンク先「サルナシの花・・・」で少々ふれた。そして今のところ紀伊國屋でまだ入手可能みたいだ。ワガハイ的には分かりやすく、興味深いオススメの本だ。
免疫の意味論 / 多田 富雄【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア｜オンライン書店｜本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)
