Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

ビールもイイけど・・・「2021年度醸造 純米吟醸 若水55 火入れ〈白隆〉仕込7号」

3日続いた「金魚さんの雨対策」は、昨日午後の作業が捗った。そこで、残りの作業内容については少しまとめてからブログに書こうと思う。

それに連続すると読まれる方も飽きるだろうと・・・或いは期待されていたんだろうか?まあとにかく、ワガハイが違うコトも書きたいので、その事情を優先というコトでよろしくお願いしますだ。

 

若水の隆

まだまだ蒸し暑い毎日の終わりに、ナニをチョイスして晩酌するか?幾ら美味でも毎日ピルスナー・ウルケルを呑み続けるというのも飽きてくる。

まあ、多くの方がウルケルを買い続けているとは思えない居住する環境である。ごく限られた数奇者の嗜好とされるのが一般的だろう。「キリンじゃいけないの?アサヒじゃダメなの?」と言われてしまうかもしれない。

そうなんです!ダメなんです。ウルケルに目覚めるとダメなんです・・・まあ、ダメは言い過ぎだが、国産ビールは香味が重い。どうしても重い!それは原料の都合とか、環境の違いとか、いろいろ昔から言われているが、要は食環境の違いが大きいという・・・コトにしておこう。

つまり、醸造する人の感性の違い・・・狙い所の違いってぇコト?

求める香味世界の違い・・・って言った方がいいのだろうか?

かなり時間が経ったが、あるテレビ番組で「ビールは喉ごし」という美味さの結論のようなコトを語られている研究者の方がおられた。たぶん、ビールはワインや日本酒のような呑み方をされる方が少ないんだろう。

我家は、ビールでもワイン的な呑み方をするから、すると・・・ウルケルとか、ヴェルテンブルガーとか、そのようなビールが好みになるのだろう。

そう!ヴェルテンブルガーもイイ!だけど最近、我家周辺では見かけなくなってしまった。

ヴェルテンブルガー ピルス | 商品情報 | 月桂冠 (gekkeikan.co.jp)

月桂冠さんにとっては複雑な心境になってしまうかもしれないが、月桂冠が扱う酒類の中で、最も我家的に優れている商品は「ヴェルテンブルガー」だと思う。

ドイツはビールが美味い!なんて言うけど、まあそれぞれの醸造所が様々なビールを醸し、幾らマイスター制度があるって言ったって、全てが優れているワケじゃない。ワガハイ個人の嗜好はともかくとして、首を傾げる品質のビールだってあったからねぇ。

まあ、嗜好を抜きにすれば国産メーカーのビールは優秀だと思う。時々問題のある香りが立つコトもあるが、それはトヨタだって有名な2AZ1-FEエンジンの問題はあったし、豪州での裁判所のDPF欠陥という判決もある。完璧な製品など存在しないというのは当然としても・・・それにしても、ウルケルとかヴェルテンブルガーの品質は、優秀だよなぁ。

あまり、国産を讃美し過ぎない方がいいよ・・・外国産の中には日本製より優れたモノが沢山あるからねぇ・・・

政治家はどこの国も似たり寄ったりだと思うケドねぇ

つまり、どこの人間でも、結局は人間という動物だからねぇ・・・政治家って、その人間の野性味が顕著に表れる方々の集団組織なんだろうなぁ・・・経済界もそうだけど・・・っていうか、組織ってそういうモンだわなぁ・・・ロシアだろうがアメリカだろうが、日本だろうが・・・隠蔽したり正当化したり、裏金や隠し財産が発覚したり・・・自由社会だろうと共産主義だろうと、人間という動物の欲望に変わりはないねぇ。

 

というコトで、人間という動物の欲望のひとつがだ!

もう、川西屋酒造店のお仕事にアレコレ書くこともない。品質的に問題を感ずるような酒は呑んだコトがないし、どの商品にも香味に思想的一貫性を感ずるし・・・神奈川県内にこのような酒蔵があることは有り難い。

裏ラベル・・・要冷蔵保存(火入れ一回だったっけ?)

火入れの純米吟醸 若水55「隆」・・・火入れ酒をしっかりと冷蔵庫で冷やして頂くのは、蒸し暑い日の晩酌に合う。夏酒として低アルコールの酒なども出されていたみたいだが、それは呑みそびれたのでワカラン。それはそれで美味なんだろうが、夏を迎えてやや熟成っていうのは言い過ぎだが、味わいも馴染んできた若水の酒は、綺麗で程よい酸が夏バテ気味の舌に活性化を与えてくれた。

言うまでもなく、川西屋酒造店といったら「若水」!もう、若水で醸した酒って言ったら川西屋さんでしょ!って思う方は多いんじゃないだろうか。

ワガハイ的には「若水」って言ったら「丹沢山・隆」の川西屋酒造店さんと、「群馬泉」の島岡酒造さんだねぇ。味わいがありながらキレを失わず、ダレることがない香味を有するからなぁ・・・若水の特徴を素晴らしく表現されたこの二つの酒蔵のお仕事は、これからもドクターストップが無い限り楽しんでいきたい。

若水」という米の酒に興味をもたれた方は、どこかでこの二つの蔵の酒を見つけたら、裏ラベルで米の種類を確認して購入してみて欲しい。どちらの酒も熟成に耐える仕事をされている素晴らしい蔵だからねぇ・・・買いだめストックもOKよ!