Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

…excellent flavour! Pilsner Urquell

随分呑んだねぇ・・・Pilsner Urquell

必殺!ピルスナー・ウルケル。

チェコプラハから西南西方向へ100km弱といった距離にあるプルゼニ(Plzeň)にある元祖ピルスナー・タイプのビール醸造所のお仕事だ。ワガハイが行ったのは15年以上前になる。プラハから鉄道で1時間半ほど掛かったかなぁ。気分的には東京=熱海みたいな距離感だったが・・・そこには勿論、温泉は無かったケド、素晴らしいビールがあった。

その醸造所内のパブでの食事は、チェコでの食事の中で一番印象に残っている。何と言ってもビールが最高!ピルスナー発祥の地だからねぇ。そしてザワークラウトはドイツ(チューリンゲン、ザクセン)で食べたものよりワガハイの嗜好に合っていた。

最近でも言うのか分からんが、「ピルゼンプルゼニ)詣」なんて言ってたからなぁ。コロナ禍が収まって、もう一度海外旅行に行く元気があったなら、ピルゼン直行、直帰でもイイなぁ・・・とさえ思ってしまう。

 Plzeňský Prazdroj 有名な門 撮影:2004年頃

ワガハイ・・・人生で最高に上機嫌となった

まあ、大概どこの国でも都市ってぇヤツは似たり寄ったりだ。プラハのナンだっけ?有名な橋があったが・・・そこに向う通りなんざもの凄い観光客の人出で、ワガハイ的には・・・ここは竹下通りか小町通りか?ってなモンだったからなぁ。これで坂道だったら江ノ島の通りとな~んも変わらん。都市は裏通りを歩かにゃあイケんぜよ!

 

プラハ市内で何軒かの小さなレストラン併設のビールも呑んだ。だが、そのどれもがイマイチであり、騒がれるような品質には思われなかった。それは、一軒を除いて製造工程のどこかで不良発酵を起こしているような異臭があって、ワガハイは体調を崩してしまった。もっとも酷かったのは観光客で賑わう有名店だった。

だが、ウルケルは全く別だ。プラハで美味くて安全なビールを呑むには、ウルケルの看板のある店に入るのが一番!そういう結論だった・・・昔の話なので、今のコトは知らんが。

 

何処で聞いたか忘れたが、ピルスナー・タイプのビール醸造では、プラントの清掃を特にしっかりとやらないと、硫黄臭のような好ましくない臭いが出やすいという。これ、御殿場高原ビールで聞いた話だったかなぁ?配管の僅かな隙間に、前回醸した時の糟などがほんの僅かに残っているだけで、異臭が生じてしまうという。

あ!ビールだ!!「やってみるか――。御殿場高原ビール静岡新聞社 平成9年発行

という本が手元にあるのだが、そこに書かれていたコトだったかと思い、全ページ速読してみたが見当たらず・・・ただ、創業の頃にドイツからやって来たトニーという技術者が、「まずは掃除しろ」「まだだよ。あの隅とか、ホースの下。もう一度やりなおし!」と掃除、掃除、掃除の連続だった・・・と、スタッフの語ったコトが記されている。

 

ま、とにかくウルケルが缶ビールになって行きつけのスーパーマーケットの酒売り場に並んでいたのを見た時は、久しぶりに心躍る感動だった。以前、瓶のウルケルは時折見かけることがあって、それは見つけ次第購入していた。缶になったかぁ・・・と思いながら、小さな文字を読むと「アサヒビール」が輸入しているんだな。

アサヒビール・・・イイねぇ。もう、スーパードライは作らんでいいから、ウルケルをジャンジャン輸入してちょ~だい!と、ワガハイ的には思う次第。

ウルケルが来ちゃうと・・・ちょっと他の酒にしばらく手が伸びなくなってしまうので、コレは日本酒にとっても強敵である!

エビス?プレモル一番搾り??

そりゃあ、ピルスナーウルケルでしょう!

ピルスナーウルケル | アサヒビール (asahibeer.co.jp)

なにせ、ウルケルの工場見学に参加すると(とっても冷えていて寒くなる見学だったけど)、出来たてウルケルが試飲出来て、「…excellent flavour」という言葉が連発される説明映像を見せられたなぁ。

 

あと、ドイツならばヴェルテンブルガーだねぇ・・・こちらは月桂冠が輸入元だな。

ヴェルテンブルガー ピルス | 商品情報 | 月桂冠 (gekkeikan.co.jp)

 

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