Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

お久しぶりの「諏訪大社秋宮」

本日は「木曽福島日帰り行」の最終回。帰路に諏訪大社秋宮に寄ることが出来た。

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諏訪大社は大変である。長野県の諏訪湖周囲に4箇所あるのだ。それを全て参拝するとなると、かなりなモンである。もう、諏訪大社だけでおなか一杯!一日は終わる。そうなると諏訪に一泊しないとキツイなぁ。

でも、上社、下社とあって、それぞれは比較的隣接しているから、諏訪湖の南に行けば上社二つ、北側に行けば下社二つをお参りするっていうのは無理はない。

だが、今回は夕方なので下社秋宮のみの参拝となった。

まあ、春宮と秋宮が場所的にも行きやすいケドねぇ。

諏訪大社の説明は以下公式サイトをご覧くだされ!(もう、大変だから投げちゃうね)

諏訪大社(公式サイト) - 信濃國一之宮 諏訪大社(公式サイト) (suwataisha.or.jp)

 

諏訪大社 秋宮 神楽殿重要文化財

下諏訪宿にある諏訪大社の秋宮だから、古くから多くの参拝者、道中の人達が参拝されていたんだろう。温泉地でもあるし、中山道甲州街道の交わる場でもあるし、長きにわたっての賑わいのある門前町だった雰囲気が感じられる。

 

ところで神社仏閣も観光のアイテムとなってしまった昨今では、一体ナニ祈っているのか?ってな疑念を話し出し、ワガハイとの雑談で不満をぶちまけた神職もおられたが・・・

松戸の方の神社では、御神木に藁人形を打ち付けた方も出てくる昨今である。そりゃあプーチンにアタマくるだろうが・・・出ました五寸釘!ってなもんで、藁はおろか、五寸釘っていうのがソモソモ最近では出番が少ないアイテムだからなぁ・・・材料揃えるのもお疲れ様ってなもんだ。

藁を束ねた時点でワガハイだったら納豆を作り始めるケドねぇ・・・藁人形作っている最中に馬鹿らしくならなかったんだろうか?藁を束ねたら納豆でしょうが!

まあ、だいたい呪いなんでぇのはワザワザやらんでも、既に呪われておるのだがねぇ・・・な~んもしなくても自分に呪いをかけているプーチン、ってな風に見えはしないだろうか?

言い換えれば藁人形を打ち付ける行為・・・それ自体が己に呪いをかけているようなもんだ。

そして御神木を傷めるだけ・・・神社を大切にしておられる方々の気持ちを痛めるだけだろう。報われない労力でしかないコト・・・だから己に呪いをかけているようなもんだ、とは考えられないんだろうか。

 

でもまあ、「藁人形」で検索すると〈コスプレ藁人形丑の刻参り呪いセット〉なんてヤツがあるんだねぇ。〈五寸釘 ハンマー 軍手入り 日本製・・・〉ナカナカ吟味されたものが売られているらしい。

藁人形もネット通販か・・・

自分で作らないのねぇ・・・ふ~~~ん。

呪いも随分とお手軽になったもんだなぁ。コレじゃあ、納豆という発想は出てこないか。ソモソモお手軽すぎて、呪いの意味を熟考する時を得ることもないのだろう。

 

ま、いろいろ神社仏閣、文化財を破損させる事件っていうのは時折起こるが、「宗教は文化の受け皿」とは言われるものの、己の不満をぶちまけて器物損壊する場ではないだろう。もっとも器物損壊はしないものの、もっと大切な無形の問題を損壊してしまう聖職者っていうのも、多く歴史に名を刻んではいるケドねぇ。

御柱

オベリスクなんてぇヤツもあるが、細長いモノを立てるっていうのは洋の東西を問わず見られる。見上げれば視線は空に導かれるし・・・心情的にも聖なるイメージが高められるもんだろう。

で・・・コロナ禍で例年の通りには行かなかったものの、今年、御柱祭は行われた諏訪大社。縮小された祭りであっても継承は途切れるコトがなかった。ナニを差し置いても気持ちの維持っていうのが為されていれば、再び大きな祭りが出来る日も来るだろうからなぁ。御柱が立っているのは、やっぱり見事な姿だな。

諏訪大社 秋宮 幣拝殿(国の重要文化財

コロナ禍の収束を祈る・・・というよりも、お久しぶりの諏訪大社なので「この時を感謝!諏訪大社と諏訪の街の益々の発展を願う」という次第。諏訪は大好きな街だからねぇ・・・酒蔵いっぱいだからねぇ。

酒樽1

ムフフ・・・一応全部呑んだコトある酒だねぇ。実は、コレ見たくて神社に来ているんじゃなかろうか?

酒樽2

アングルをズラさないと全部の樽が写らない。「麗人」と「ダイヤ菊」の間に「本金」があるからな。まあ、多く知られているのは「真澄」だろう。醸造協会7号酵母発祥蔵だ。

でも、今回は諏訪で酒は買わない。なぜなら既に「井筒ワイン」を買った。それに「真澄」ならば地元でも買える。そしてコレも今回は購入しなかったが・・・夕方だったし、既に木曽路でお菓子は沢山購入した・・・秋宮の入口近くに「新鶴本店 塩羊羹」っていう逸品があるんだが・・・これもまた諏訪に来るコトにしよう!ということで。

御神湯 (いわゆる手水舎)

御神湯はその字の如く、温泉なんだねぇ・・・さすが下諏訪温泉!ちょっと熱かった。手を洗うとスベスベ感が出て、その状態で参拝するのはとても気分が良い。真冬に参拝すると足湯ならぬ手湯のような感じで、しばらく手を浸けてしまったりするもんだ。

結構、この御神湯で手を洗うコトも秋宮を訪れる喜びだったりするのだ。

 

「奈良井宿」「木曽平沢」は通り過ぎ・・・桔梗ヶ原の「井筒ワイン」

このところ「木曽福島日帰り行」に関して書いている。

 

薮原宿を出ると中山道塩尻に向けて走り続ける。今回は「奈良井宿」「木曽平沢」は通り過ぎた。

奈良井宿」については以下リンク先を参照されたし!

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木曽平沢」では「伊藤寬司商店」が贔屓の漆器店だ。しかし、今回は碗の購入予定がないので通過した。

木曽平沢漆器店が多いので、ジックリと漆器を選ぶには良いトコロ。電車でも「JR木曽平沢」駅に降り立てば、それでイイのだ。ただねぇ・・・メシ屋の印象がないんだなぁ。メシ屋は国道19号に出て少し歩かないとないかもしれない。それだけに、平日は静かな街並みである。

ワガハイは休日に行ったコトがないからねぇ・・・

木曽平沢には、旧中山道沿いの漆器店が並ぶ中に「日々別荘」という小洒落た建物がある。そこで本年5月14日から小さな喫茶室を始めるという情報があった。また、〈宿泊施設としてお泊まり頂くことができます。一棟貸切、最大8名まで・・・〉という、なんとも微妙な言い回しの情報もある。気になる方は以下リンク先を参照くだされ!

日々別荘 (hibi-besso.jp)

 

ま、とにかく中山道塩尻に向う。そして「JR贄川」駅を通り過ぎる。「にえかわ」と読むが、「生け贄」のにえである。つまり神に供えるささげ物のという地名だからねぇ・・・ここも中山道贄川宿という宿場だった。昔は熱川と呼ばれて温泉があったとも言われ、その温泉が枯れたから当て字で「贄川」っていう話もある。

だが真偽はワカラン。そんな理由で「贄」という文字を使うだろうか?当て字としてもなんで「贄」なんて意味深な文字使うかねぇ?

かつて、ここに温泉があったという話は聞いたことはあるが・・・ニワカには信じがたいというのがワガハイ的感覚である。

そしてその先、中山道に新しいトンネルが出来ていた。以前通った時は工事中だったが、今回はコンクリートもまだ白っぽいトンネルを通過することが出来た。こうして少しずつ中山道も走り易くなってきた。その分、趣も減ることになるのだろうが。

 

「本山宿」を過ぎればもうすぐ塩尻・・・とはいってもいろいろ合併した結果なんだろうが、「木曽平沢」だって既に塩尻市なんだがね。で、葡萄畑が見え始めれば「桔梗ヶ原」の交差点だ。今回はココを左折して「井筒ワイン」に立ち寄った。

「井筒ワイン」と「五一わいん」があるが、今回は「井筒ワイン」。コロナ禍の自粛もあったのでお久しぶりの桔梗ヶ原である。

垣根仕立の葡萄

「井筒ワイン」駐車場の葡萄の仕立を見るのが、ワガハイ的には楽しみなのだ。自宅敷地が広かったなら、こういう仕立で葡萄を作ってみたいと思う。通りがかりの人に盗られてしまうかもしれないが・・・ま、それはソレとして。

そして上画像でも分かると思うが幹の太さ!これで樹齢何年位なんだろうねぇ。品種はマスカットべーリーAっぽいかな?思えばいつも梅雨時にやって来るから、この葡萄の実が熟している状態って見たコトがないのだ。

曇りがち、時折小雨だったが少し青空も見えて・・・

「井筒ワイン」の駐車場で小休止したのであった。買ったワインのコトはまた後日。

コロナ禍&平日の夕方というコトもあってか、お客は我々のみ。駐車場もスッキリとしていた。

国道19号と20号がぶつかる「高出」交差点の渋滞でエライ目にあったコトがあったので、夕方の渋滞時間帯前に通過して塩尻峠を越えた。渋滞回避のために岡谷に抜けて諏訪湖畔に出たコトもあったが、あまり得策ではなかったからねぇ。中央道に乗るのは諏訪インターから。何故なら諏訪大社秋宮に寄りたいからだ。そのコトはまた明日。

 

藪原宿・・・「宮川漆器店」「山六篠原商店」「北原製菓店」

木曽福島と薮原

昨日に続き、木曽福島行きの話となる。

 

先ずはとにかく木曽福島で「朴葉巻」をゲット!野趣を楽しめる美味な和菓子だ。その姿は、朴葉を採取したそのままのカタチを生かして米粉の皮に餡子を入れたモノを包んで蒸し上げている。この方法によって殺菌効果もあると思われ、柏餅よりも日持ちするような気がする。

三日ほど経つと固くなるが、再度蒸せば食せる・・・と添付された説明には書かれている。全くその通りなんだが、少し固くなった状態もまた美味しい。ワガハイ的には三日を超えて食べたコトはないが、そのあたりが賞味期限としてもイイ所なんじゃ無かろうか?とも思う。ソモソモ美味だからすぐに食べきってしまうので、多めに買っても保存の心配はないだろう。

 

木曽福島を後にし、中山道塩尻方向に走って藪原宿に入った。そしてD51に大騒ぎしたコトは昨日の通りだ。だが薮原を訪ねた本題は塗り箸の購入だ。道の駅のお土産コーナーにも売られてはいるが、折角だから本店(製造元)に行って買おうではないか!

藪原宿の通り風景と宮川漆器店 本店工房

迷うだけの選択肢が用意されているのは恵まれている証し。優柔不断&判断能力の停止状態にある妻に対して、ワガハイは箸に求めるイメージっていうのがハッキリしているので迷うことはない。絶妙なバランスの一善がすぐに見つかった。

箸もねぇ・・・ただの二本の棒じゃないからねぇ。

手にする道具の感触がイイというのは普段意識しないとしても・・・時に喜びを感じたりもするからねぇ。やっぱりプラスチック製のモノよりも塗り箸はイイと思う。漆器って感触が代えがたい。

お六櫛 山六篠原商店

宮川漆器店に並んで「お六櫛」のお店もある。この木製の櫛も日本の伝統的かつ精緻な技術によって製造される櫛であり、大切に使えば親子何代にもわたって使い続けるコトも可能な逸品である。

結婚間もない頃に木祖村の国道19号沿いの店に立ち寄ってお六櫛を購入したんだが、その櫛にハマった妻は、別バージョンの櫛が欲しかったらしい。それで「山六篠原商店」でゲット!

こうした木工製品もまた、超精密な加工技術に支えられた・・・しかも購入すれば手仕事の凄さを実感するコトが出来る。これぞ日本製の高品質の原点!という手業は、やっぱり木工や繊維といった自然素材を扱ったかつての世界にあったんだねぇ。

原点は失ってはいけない・・・それはより日本の環境に根ざしている筈なのだ。トヨタよりも価値ある木曽の産業なんだがねぇ・・・。

薮原宿はアチコチで水が湧いていた

源流の里 二又水道組合

後ろにはハイエース?が駐車しているし、左横には政治家のポスターが掲示されていて観光的には無頓着な感じだが、生活の場っていうのはそういうモンだわなぁ。でも、政治家の顔が・・・強烈にして無粋な色彩感覚のポスターに仕上げられて景観をぶっ壊しているってぇのは、ど~なんでしょうねぇ?これで観光促進など謳い文句に選挙活動されていたら、ど~なんでしょうねぇ?

などと思いつつ、歩いて行くと・・・

おや?

木曽名物そばまんじゅう」「自家製和洋菓子と書かれた看板発見!

回転している!

○曽銘菓ほうば巻」とも書かれている。

風で「ほう葉巻」と書かれた幟がはためいていた

当店特製アーモンドクッキー・・・もしや、ここが噂の?

北原製菓店

グーグルマップのクチコミで書かれているクッキーが売られている。「マーガリン使用のクッキーだから、あまり期待してなかった・・・」的なクチコミもみられた。だが、ワガハイ的には和クルミでクッキー焼くなら、バターの風味が強いと折角のクルミの風味が生かせない・・・和グルミの特徴を生かすにはショートニングとかマーガリンの方が容易いだろう・・・と思った(材料費も安いケド)

そしてアーモンドクッキーにするのか、和クルミのクッキーにするのか?一瞬迷うがココは木曽だ・・・クルミだろう(和クルミっていうコトはオニグルミなのかなぁ?)。両方を購入するのは朴葉巻も既に購入済みだし、菓子だらけになるからねぇ。

信号待ちで北原製菓店の野立看板を見つける・・・妻撮影

で・・・自宅にて頂いた「和くるみクッキー」は甘さ控えめでクルミの風味も宜しく、実に香ばしくてイイ感じで焼いた風味も乗っている。焼菓子だよなぁ~、と感じ入る。なんと白ワインや日本酒にも合ってしまうクッキーだった。散々木曽には行っているクセに、今頃になって新しい買物目的を見つけてしまった。まだまだ、探せばお宝はあるのかもしれない。

立ち寄った場所のザックリ図

観光案内所に聞くと、駐車場は役場のトコロでイイと言われた。観光案内所の駐車場だと薮原宿の中心部まで少し遠いというコトだった。まあ、歩いたところで5分といった感じだと思うが、確かに役場の駐車場は大きかった。それにチョロッと路地を抜ければ二又水道組合の水場の前に出たしねぇ。
イベントなどで賑わう場合は、役場駐車場が使えないコトもあるかもしれないが、ワガハイのようにマヌケな時期に行くならばナ~ンの問題も無さそうだった。

 

遂に計画実行!木曽福島日帰り往復計画・・・あらデゴイチさん

遂に計画を実行した。木曽福島日帰り往復計画だ!

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計画通りに中央道を走り、伊那インターで下りて権兵衛峠のトンネルを抜けて木曽福島に入った。そして贔屓のお店で「朴葉巻」を購入した。

さて、ここまでの道中は渋滞も無く、トイレ休憩も含めて4時間弱かかった。というコトは往復8時間労働という運転になる。(妻は断固運転拒否のペーパードライバーだからねぇ・・・)

というわけで、ワガハイは久しぶりに長距離運転をした。結果・・・非常に疲れた。なんかトシだねぇ・・・木曽福島ってこんなに遠かったっけ?と感じた。これからは何処かで一泊しないとダメだな。

往復500キロ超えるからねぇ。

高速使って長距離走るから、ワコーズのフューエルワンも入れておいた。たぶんエンジンの煤払いも出来ただろう。勿論、タイヤの空気圧チェックとか一通りの点検は前日にやっておいた。久しぶりの長距離だからねぇ。

で・・・「朴葉巻」については当ブログでも過去に書いてきたので、上リンク先を参照されればその先のリンク先もあるので、興味のある方はズブズブと読んでくだされ!

位置関係はこんな感じ

さて、今回は「木曽平沢宿」の漆器店に立ち寄るのではなく、計画変更で薮原宿の街並みを歩いてみた。思えば木曽谷にこの時期やって来ると、ほぼ雨が降ってユックリと歩くような気分にならない。だが今回は少し歩くことが出来た。

先ずは観光協会に寄って、薮原宿のパンフレットなど貰おうとすると・・・

木祖村観光協会に立ち寄る

なんか後ろに黒いモノが見えるねぇ?

おや?

あら?

まあ!

なんてコトでしょう!

べつにSLマニアでもないんだが・・・やっぱり男の子の憧れ、デゴイチさんですよ!

 

D51 238

しかし・・・デッカいねぇ。それに鉄板厚いから物質感が凄い!こういう物量というか量塊というのは、現在ではあり得ないからねぇ。コレに比べたらクルマなんざ折り紙みたいなモンだわなぁ。

注意書き

屋根に上るお馬鹿さんは居てもおかしくはない。高いトコロに上りたくなるっていうのは気持ち的にはワカランわけじゃないからねぇ。

運転室には入るコトが出来る。

ここに石炭が積まれていたのねぇ・・・とのぞき見る

機関車自体が重たいのに、更に石炭積んで水積んで・・・どこまでも重たくなる感じ。こりゃあ、パワーウエイトレシオ(馬力当りの重量)悪いねぇ。

ここから石炭をすくい上げて・・・

ここに人力で投げ込む・・・と

燃料が固形物だと大変だねぇ・・・ガソリンエンジンみたいにフューエルポンプってなワケにはいかないからねぇ。ここにベルトコンベア付けたら更に重くなるしねぇ。

むき出し感がたまりませんなぁ~

水を沸騰させてその蒸気圧で動くのだから、アレコレ並ぶバルブが何となく水道関係のバルブとイメージが重なるのも当然だろうか?供給する水の量や蒸気の圧力などを調整するのだろうか?

ワクワク感がとまらないねぇ

今はもう動かないD51だとしても、この圧力計の針がブルブル震えていたんだろうか?どの位の数値が適正だったんだろうか?と想像すると・・・こういう躍動感っていうか生命感っていうか、そういうのは電車じゃ無いよなぁ・・・電気仕掛けじゃちょっと違うよなぁ。感情移入の要素ありすぎである!

「鼓動」ってぇのは、こ~ゆ~モンだろう。どこかのメーカーが「鼓動デザイン」とか言ってたケド。動かなくてもかつての鼓動が山中にコダマするようだねぇ。

視界悪~~~

これ、フォクトレンダーBESSA Ⅰのファインダーを思い出すような視界のケラれですな。前方視界はかなり悪いなぁ。

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運転席、操縦席っていうのは男の子の憧れだよなぁ

ワガハイは鉄じゃないから、いろいろあるレバー類はナニするものなのかはワカラン。しかし、こういうのを操作して木曽谷の線路を走っていたのか・・・これ、3人位で動かしていたのかなぁ?今じゃ鉄道もワンマン運転だからねぇ。

アタマ数もパワーなんだがねぇ。

思いがけずD51

妻曰く、子供のようにはしゃいでいたワガハイだったらしい。

だって、そりゃあそうでしょ!デゴイチさんだからねぇ。なんか、まだ石炭の熱がどこかに残っていそうな幻想を懐いてしまうのだった。

 

 

日向川沿いの雰囲気が変わっていたなぁ

神奈川県伊勢原市を通る際に、時間的なゆとりがある場合は玉子の直売に立ち寄る。大山の麓にはいくつかの養鶏場があって、そのどれもが美味な優れものの玉子なのだ。そして玉子を購入したついで・・・と言っては失礼だが日向薬師にお参りしたりして、僅か1時間にも満たない寄り道のうちに充足してしまう。

だが、先日は日向薬師ではなく、その道の先にある「浄発願寺奥の院」の登り口を確認してみた。ここも40年近く前にお参りに行ったきりである。

今回は奥の院には行かない・・・というか、急な道を徒歩で20分位上った記憶があるので、現在の体調ではキツイし、な~んか山域的にはヤマビルはど~なんだろう?っていう心配もあってヤメた。行くなら秋が深まって・・・或いは冬の雪のない状態の方がイイか?と思ったりする。

とにかくヤマビルは気持ち悪いから嫌だ!好きな人なんていないだろうが。

 

ま、日向薬師は以下リンク先のようなトコロである。

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だが、その山域の道沿いを見ただけだが、若かった頃に比べてなんとなく山の雰囲気が荒れている感じがした。日向川沿いのキャンプ場は休業なのか閉業なのかワカラン状態だったし。「県立伊勢原青年の家(日向ふれあい学習センター)」も、いつの間にか閉館していた。

雨あがりの山道

その日は短時間だが極端な雨が降った後に伊勢原に入った。落雷があったのだろうか、信号が消えていて警察官が立っている交差点もあった。玉子屋さんの方に聞くと強烈な雷鳴だったらしく、裏手の方を指さしながら「あっちの方に落ちたんじゃないか?」と話していた。

日向薬師方面にクルマを進めると強烈な太陽が注いだ。路面からは立ち上る水蒸気が見られた。なんか山全体から湯気が立ち上っている感じだった。

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上リンク先では日向薬師で大雨にやられた時の画像がある。

 

山間部ではにわか雨が降って地面を潤し、余った水分は蒸発して上昇気流に乗って再び雲になり、また降雨となる。そういう循環を繰り返したりする。一日のうちに何度も繰り返す時もある。そうして森林は育まれるのだろう。

植林だな

植林でも、雨上がりの日差しの中で普段よりも綺麗に見えて感動を呼ぶ。上画像でも僅かに水蒸気感が写っているが、クルマの中から見た時はもっと煙るような感じだった。あっという間に蒸発していくのだ。ダイナミックだねぇ。

どん詰まりはこんな感じ 林道日向線(起点)

上画像はどん詰まりの駐車場の際である。駐車場は大きめで舗装されていた。そしてここから先は一般車通行止めで、たぶんこの先にゲートがあるのかもしれない。「有害鳥獣捕獲実施中」と「熊出没注意」の看板は定番。

ここに至るまでの道は舗装されていて、所々でクルマのすれ違いは出来る。だが、急坂の見通しの悪い山道だから、こういった道に慣れない人は覚悟して運転しないといけないだろう。ま、舗装林道だな。

通行止の大きな表示あり

さて昭和40年代(1960年代後半)、父に連れられて伊勢原のどこかの釣り堀で、ニジマスを釣って家に持ち帰り、ソレを食べてご満悦だったワガハイの記憶がある。全くもって美味いモノの記憶はしっかりとしている。そしてその釣り堀というかマスの養殖場というか、その場所が現在全く辿ることが出来ない。たぶん、この日向川のどこかだったように思うのだが、現在の石雲寺近くの「日向渓谷マス釣り場」とも雰囲気が違う。

或いはワガハイの勘違いで、日向川より数本北側の谷筋にある厚木市の広沢寺温泉界隈だったのだろうか?ちょうど「川魚料理ますや」さんが、昔々は養殖と釣り堀経営だけだったのだろうか?それも可能性はありそうだ。

機会があったら「川魚料理ますや」さんに行ってみよう。「七沢養鱒漁業生産組合」でもあるみたいだからなぁ。ニジマス釣らないで購入も出来るのだろうか?購入可能ならば自宅で焼いて、丹沢山呑みながら楽しみたいがねぇ。現地で食べるとなると呑めないからねぇ。

 

ちなみに広沢寺温泉は「玉翠楼」という一軒宿があって、強アルカリのゆる~い温泉を享受することが出来る。随分昔になったが、入浴と昼飯セットみたいな感じで3000円位だっただろうか?日帰りでも楽しかったなぁ・・・運転手だから酒呑めなかったのは残念だけどねぇ(確か妻は少し呑んだよなぁ・・・)

広沢寺温泉 玉翠楼 | 東丹沢大山国定公園内に佇む純日本風の一軒宿 (gyokusuiro.com)

ま、今でも美味しい料理だと思う。お勧めだけどね。

 

寝坊してNHK日曜美術館「唐招提寺」

昨日6月12日の日曜日、寝坊してNHK日曜美術館をみていると「唐招提寺」だった。こりゃあイイねぇ~、と熱心な気分で見始めた。日曜美術館で集中力を持って視聴するなんてお久しぶりだ。

概ね知識的には新たなコトはなかった。だが、唐招提寺って何年前に行ったんだろう?と記憶を遡って行くと、結婚してからは行ってなさそうだ。

 

ソモソモ夫婦で奈良に行ったのは、大阪からの帰宅時に通り抜けた一回だけで、「秋篠寺」と、県境を少し越えた木津にある京都府立山城郷土資料館」(←コレは興味深い展示だった)笠置寺弥勒磨崖仏」を訪ねただけだ。(やっぱり法隆寺唐招提寺も、えらいご無沙汰になっているな。)

そしてダラダラと国道163号で伊賀上野を抜け、道標に「松坂」ってぇ文字を見つけたからそれに従い・・・駅前のビジネスホテルに飛び込みでチェックイン出来たから一泊するコトにして・・・「松阪牛」を食べたなぁ(コレは色褪せない記憶)

翌日、妻が伊勢神宮は参拝したことがないと言うから伊勢参りをして、鳥羽から伊良湖までフェリーで渡って帰宅したんだなぁ伊勢湾フェリーからの風景ってイイよねぇ・・・55分の船旅だがお勧めだねぇ)

 

思い出話はこの位にして・・・

日曜美術館ではやっぱり「東山魁夷の御影堂障壁画」が採り上げられていた。ま、コレはお約束だねぇ・・・それで障壁画の制作意図が解かれていたワケだ。鑑真が五度のチャレンジで失明しつつも日本に渡ってこられたんだから、そりゃ手段を講じて記念せざるを得ない。「国宝・鑑真和上坐像」は、そうした気概を受けて鑑真像をカタチにされた傑作だと、感銘したなぁ。

で、鑑真の生き方を考え抜いた上で「東山魁夷の御影堂障壁画」が出来上がっているコトも分かりやすい番組内容だったが・・・ここでワガハイは雑念のカタマリと化した。

ワガハイだったら日本の海景を描いたりはしなかっただろう。鑑真の苦難を描くという構想から始まってしまうだろう。だが、ここからが東山魁夷と違い、ワガハイは御影堂の空間に籠もって構想を喝破しようとする・・・そして図像を描くという技法は用いないコトになるような気がする。ま、ワガハイは禅寺的な感性なんだろう(言うまでもなく、禅は鎌倉期以降だけど)

究極、ワガハイ的には障壁画って邪魔に感ずるコトが多い。だから御影堂の空間もうるさいと感じはする。だからといって文化財を尊重する気持ちに変わりはないんだがね。

モミジ、カエデ類のタネのカタチは面白いねぇ

さて、鑑真の持ち込んだ仏教のタネは、現在に至る日本的な状況を作り出したコトは間違いない。それはあらゆる日本人の潜在意識を染めて無意識の領域に流れていると思う。まあ、最近の状況では随分と薄められる速度が早まっているようにも感ずるが。

 

で、山際を歩くとモミジは元気に生きている。当面、枯れてしまう心配も無さそうな具合に葉色もよろしく、林道の脇でのびのびと枝葉を茂らせていた。そしてタネも落とし始めていた。このタネ・・・そうそうイイ場所に落ちて発芽するワケではないだろう。それでも綺麗な色カタチのタネを沢山付けていた。

種の保存と文化の保存(伝承)・・・それは人間という動物だって同じコトだ。だが、ま、とりあえず核放棄と戦争という手段の放棄ってぇヤツが世界標準にならんコトには、ナニやっても虚しいわなぁ・・・と、上画像を撮影しながら思ってしまうのだった。

29 しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。30 今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか、信仰の薄い者たちよ。マタイによる福音書 6章 新共同訳

というコトで、虚しさを喝破すべく日々を過ごす・・・いや、そういうコトにとらわれるコトもなく、〈あなたがたにはなおさらのこと〉として飄々と生きたいもんだねぇ。マタイ6章の言葉っていうのは、しばしばワガハイのアタマを過るんだなぁ。

 

【号外】道の駅「ふじおやま」の充電スポットは故障継続中

本日、道の駅「ふじおやま」に立ち寄ったので、充電スポットの状況などご報告。以下ブログでは迂闊にも〈あ!充電スポットの修理が終わったかどうか確認してくるのを忘れてしまった〉というワケだったからねぇ。

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まあ、道の駅で酒買って・・・そのままクルマの中で飲酒などは絶対にしてはいけません!ワガハイ的には酒呑めるトコロは全て充電スポットだけどねぇ。

そして以下ブログでは、充電スポットの故障をお知らせしたんだなぁ・・・

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それで本日の状況は以下の画像の通りだった。

故障継続中

相変わらず故障中だった。修理する予定があるのかどうか?ナニゴトもお金次第?この充電器の管理者やら契約がどの様になっておるのかなど、ワガハイが知る術もない。また、管理者に修理を懇願するコトもない。とりあえずワガハイのクルマはガソリン車だしねぇ。

でもまあ、4月22日の状況確認から変化なし!コチラ方面へ完全電気自動車でお出かけの方はアテにしないように。

 

では、ちょっとだけ道の駅「ふじおやま」のご紹介。

道の駅「ふじおやま」の感じ

金太郎の水は自由に汲むコトが出来る。ワガハイは汲んだコトがないので美味なのかどうかは分からない。ただ、汲んだコトのある人の話では美味かったらしい。

金太郎の水・・・小山の水

金太郎伝説の地だからねぇ。

 

注:本日の画像は珍しくスマホでの撮影・・・やっぱり使い慣れていないので撮りにくいし、ハイライトの階調レンジが狭いなぁ。色調もフォトショップで補正したなぁ。やっぱり画素数だけの問題じゃないねぇ。