遂に計画を実行した。木曽福島日帰り往復計画だ!
計画通りに中央道を走り、伊那インターで下りて権兵衛峠のトンネルを抜けて木曽福島に入った。そして贔屓のお店で「朴葉巻」を購入した。
さて、ここまでの道中は渋滞も無く、トイレ休憩も含めて4時間弱かかった。というコトは往復8時間労働という運転になる。(妻は断固運転拒否のペーパードライバーだからねぇ・・・)
というわけで、ワガハイは久しぶりに長距離運転をした。結果・・・非常に疲れた。なんかトシだねぇ・・・木曽福島ってこんなに遠かったっけ?と感じた。これからは何処かで一泊しないとダメだな。
往復500キロ超えるからねぇ。
高速使って長距離走るから、ワコーズのフューエルワンも入れておいた。たぶんエンジンの煤払いも出来ただろう。勿論、タイヤの空気圧チェックとか一通りの点検は前日にやっておいた。久しぶりの長距離だからねぇ。
で・・・「朴葉巻」については当ブログでも過去に書いてきたので、上リンク先を参照されればその先のリンク先もあるので、興味のある方はズブズブと読んでくだされ!
さて、今回は「木曽平沢宿」の漆器店に立ち寄るのではなく、計画変更で薮原宿の街並みを歩いてみた。思えば木曽谷にこの時期やって来ると、ほぼ雨が降ってユックリと歩くような気分にならない。だが今回は少し歩くことが出来た。
先ずは観光協会に寄って、薮原宿のパンフレットなど貰おうとすると・・・
なんか後ろに黒いモノが見えるねぇ?
べつにSLマニアでもないんだが・・・やっぱり男の子の憧れ、デゴイチさんですよ!
しかし・・・デッカいねぇ。それに鉄板厚いから物質感が凄い!こういう物量というか量塊というのは、現在ではあり得ないからねぇ。コレに比べたらクルマなんざ折り紙みたいなモンだわなぁ。
屋根に上るお馬鹿さんは居てもおかしくはない。高いトコロに上りたくなるっていうのは気持ち的にはワカランわけじゃないからねぇ。
運転室には入るコトが出来る。
機関車自体が重たいのに、更に石炭積んで水積んで・・・どこまでも重たくなる感じ。こりゃあ、パワーウエイトレシオ(馬力当りの重量)悪いねぇ。
燃料が固形物だと大変だねぇ・・・ガソリンエンジンみたいにフューエルポンプってなワケにはいかないからねぇ。ここにベルトコンベア付けたら更に重くなるしねぇ。
水を沸騰させてその蒸気圧で動くのだから、アレコレ並ぶバルブが何となく水道関係のバルブとイメージが重なるのも当然だろうか?供給する水の量や蒸気の圧力などを調整するのだろうか?
今はもう動かないD51だとしても、この圧力計の針がブルブル震えていたんだろうか?どの位の数値が適正だったんだろうか?と想像すると・・・こういう躍動感っていうか生命感っていうか、そういうのは電車じゃ無いよなぁ・・・電気仕掛けじゃちょっと違うよなぁ。感情移入の要素ありすぎである!
「鼓動」ってぇのは、こ~ゆ~モンだろう。どこかのメーカーが「鼓動デザイン」とか言ってたケド。動かなくてもかつての鼓動が山中にコダマするようだねぇ。
これ、フォクトレンダーBESSA Ⅰのファインダーを思い出すような視界のケラれですな。前方視界はかなり悪いなぁ。
ワガハイは鉄じゃないから、いろいろあるレバー類はナニするものなのかはワカラン。しかし、こういうのを操作して木曽谷の線路を走っていたのか・・・これ、3人位で動かしていたのかなぁ?今じゃ鉄道もワンマン運転だからねぇ。
アタマ数もパワーなんだがねぇ。
妻曰く、子供のようにはしゃいでいたワガハイだったらしい。
だって、そりゃあそうでしょ!デゴイチさんだからねぇ。なんか、まだ石炭の熱がどこかに残っていそうな幻想を懐いてしまうのだった。