Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

山廃純米酒にも合いそうなウクライナ料理「肉入りドラーニキ」・・・3年計画ヒメウコギ

ウクライナの様々な地名が報道から聞かれるので、ウクライナの地図を見ることが増えた。おかげで幾つかの街の名前と位置を覚え、美味しそうなレストランの情報も得ることが出来た。残念ながら営業されてないだろうなぁ・・・。

 

ワガハイは不謹慎な人間である。地図を見ていて美味しそうな名前の街を見つけてしまった。それはキエフからほぼ南に向うE95を210km程クルマを走らせた所にある。

Умань・・・ウマニ・・・「旨煮?(ま、バカである!)」。

そこに醸造所という表記を見つけた。ビールを作っているみたいだ。

 

ウクライナ料理をしっかりと食べたことはない。だが先日、ロシア料理のレシピ本を引っ張り出してきた妻は、その中に書かれていたウクライナ料理の幾つかを見て溜息をついていた。ワガハイはその内容を真剣に見ることがなかったんだが、改めてその本を書棚から引っ張り出してペラペラ見てみた。「大地が育むユーラシアの味 ロシアの郷土料理 荻野恭子著 東洋書店(2006年初版)」という本だ。

ウクライナベラルーシでは、ライ麦・小麦・大麦・燕麦が作付けされている・・・麦類のバリエーションが一通り揃っている。そしてウォッカやビールが造られている。他にもジャガイモ・トウモロコシ・蕎麦も作られている。世界屈指の肥沃な穀倉地帯であり、風光明媚な「森と花と湖の国」だそうだ。(そういう国を攻撃しているワケか)

ジョージア(旧グルジア)では素焼きの壺(クヴェヴリ)で発酵させたワイン(これ、旨酒だよ!)が造られている。そしてそのワインで宴会する時には次のようになるらしい。

1杯目は神への感謝で乾杯!

2杯目は平和のために乾杯!

3杯目はゲオルギ(グルジアの聖人)に乾杯!

4杯目は自分の健康のために乾杯!

そして〈料理の基本は食材を無駄なく使うこと!〉と見出しがあり、トルコの伝統的な羊の解体が吊るし切りであり(アンコウの吊るし切りを連想させる)、モンゴルは床置き(古代からのエジプト式の牛の解体を連想させる)であることが小さな写真入りで説明されている。

序章部分で既におなか一杯になりそうな内容なんだが、「ウクライナベラルーシモルドヴァの料理」のページに進むと・・・まあ、この地域を一括で扱っているというコトは、料理的にはそういうカテゴライズなんだろうな。

肉入りドラーニキ・・・ジャガイモのスリおろしと玉子・塩で生地を作る。挽肉やタマネギ、ニンニク、玉子、塩を練って具材とし、熱したフライパン上で薄く伸ばした生地の上に具材を薄く載せて、その上に更に生地を平らに重ねる・・・具材を生地でサンドイッチし、サワークリームイタリアンパセリで仕上げるというワケだ。

ソバのブリヌイというも紹介されているが、この2つは作ってみたいねぇ。なんか山廃純米酒にも合いそうだ。

 

やっぱりねぇ・・・ミサイル、戦闘機を開発する脳ミソとカネがあるなら、美味いモノ作る情熱にその脳ミソを使って欲しいなぁ。誰だって美味いモノを腹一杯食べたいだろう。その為には肥沃な大地を傷付けてはいけない。戦争を早く終結させて大地を回復させないと、食糧問題が勃発しかねない。今度は飢饉が迫ってきてしまう。

「疫病と戦争と飢饉はセットでやってくる・・・(以下リンク先参照)と、ワガハイのご先祖代々言われているんだが・・・どうしてそういう因果関係があるのかはワカランが、そういうことになっているらしい。

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食糧自給率の低い日本だからなぁ・・・備えるべきだな。作付けっていうのはいきなり増やせない。休耕地はすぐに使えないし、ソモソモ蒔く種はいきなり増やせないのだから。農業や畜産は何年もかけて収穫に結びつくもんだからな。

 

ま、武器っていうのも無尽蔵にあるワケじゃない。ロケット砲も戦車も、その製造には時間が掛かる。怖いのは武器を使い果たした時に残るのが、ロクでもない兵器ばかりだというコトだ。生物化学兵器やら核の使用っていうのは、最後に残る兵器だからなぁ・・・まさしく最終兵器だ。

日本も、飛散した放射性物質に対する準備をしておいたほうがいいかもしれない。全国民への対応に時間が掛かることは、アベノマスクで確認済みだからな。

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ヒメウコギ

ついにウコギの苗を購入した。とりあえず鉢植えである。3年計画でウコギ飯を実現しようという計画だ。まあ、最短で3年・・・だな。

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来年だと・・・新芽を全て採取して、木が枯れちゃうだろうなぁ・・・やっぱり3年計画だな。ウコギの芽吹きを見ていると、やっぱりコシアブラとかタラノキと似た感じがする。見るからに美味そうなんだよな。ウコギ飯食うにも、準備に時間がかかるもんだ。

 

北朝鮮だって、「火星17」とかいうICBMにカネかけるんだったら、もっと美味いモノの開発に熱心になるべきだ。やっぱり美味いモノに情熱をつぎ込めるっていう環境を持つ国は豊かなんである。豊かに強くなりたいなら、美味い料理と旨酒に専心すべきだろう。音楽や美術、文学や演劇の文化交流もあるが、やっぱり美味いモノ交流はイイもんだ。

ロシア国境ギリギリでロシアに向けて大型扇風機を回し、その前でワガハイはクサヤ焼いて旨酒呑みたいのう・・・シュールストレミングも開けたいのう。ロシアの戦車に納豆ペーストでも塗りたくりたいのう・・・ヌルヌル滑って動けなくなったりして。この戦い方ならNATOではなくNATTOだから、大丈夫なんじゃね~かなぁ?

NATTO参戦!?

 

ああ、ワガハイ・・・わが杯で、毎晩「平和のために乾杯!」しているんだけどねぇ・・・祈りがマダマダ足りないんだろうか?もっと呑まなければダメかなぁ?それじゃあ、いくら何でも肝臓がもたないよなぁ。

 

不謹慎なようだが、こういうコトでもバカになって妄想していないと、イライラするからねぇ。