Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする四捨五入して還暦男の、適当な言語の羅列記録・自称乱学者

あなたの周りに広がりはあるか・・・ワガハイの周りには酒瓶がある!

●序・・・ニュースを見ながら思い考えたメモ

駐日ウクライナ大使は「意図的に住宅地が攻撃されている」と、NHKのインタビュー(2022年3月3日 0時04分)に答えたという。だが、ロシアは「軍事施設を攻撃している」という。これはどちらが事実なのだろうか?

だが、事実というのはそれぞれの立場の都合で変わってしまう(事実っていうのも所詮、解釈だからなぁ)。たぶん、ロシア政府・軍にとっての軍事施設というのは「住宅地が意図的に攻撃され、小児病院や学校にも被害が出ている・・・」と語ったウクライナ大使の指摘したところ、すなわち住宅地・小児病院・学校は軍事施設という認識なんだろう(善良なるロシア市民はそんな価値観にはいない筈だ)

住宅地で軍人が育ち、小児病院は将来の軍人の健康を維持し、学校は将来の軍人の学問と思想を育てる場である・・・そう考えているのかもしれないクレムリンの常識はワガハイの理解の外かもしれないからなぁ)。これは被害妄想の極みに思えるんだが、ソレは平和ボケした人間が思うコトなのかもしれない。だが、報道されるウクライナの壊れた街並みは、まさか精巧な合成画像ではあるまい。

いみじくも「・・・精神的に非常に敏感な場所を攻撃して、私たちを制御不能に陥れたいのだろう」とウクライナ大使は続けていたが、それは妄想の中でロシアもウクライナも生きてしまいかねない。実際に起きている事態を正確に把握することを困難にしてしまうかもしれない。人間という動物は、感情と妄想のアタマデッカチな生物だから。

ロシアの最高司令官っていうのは現場にいないからなぁ・・・都合の良い情報が上げられて、都合の良い判断をしてしまう。病んだ脳ミソの中で組立てられた作戦・・・例えクールな脳ミソだったとしても強権的な人には、部下はその場限りのゴマ擦りをするもんだ。

 

世界の多くの国々がロシア批判することは重要なことだが、それで意見が一致したといって一体感を喜んでいる場合ではない。ワガハイ的にはアメリカの民主党共和党の意見の一致でスタンディング・オベーションっていう様子をみて、なんか脳天気過ぎるように表面的には見える。

仲良しになるには、共通の敵が現われるコトが早道だからなぁ・・・注意深く歩むコトを忘れないようにしたいものだ。

ただ、岸田首相の「ウクライナからの避難民の受け入れ表明」というニュースは有り難い話だ。中途半端な受け入れではなく、暖かく迎えられたらと思う。避難民ではなく、大切な来客として迎えて欲しい。「受け入れ」っていう言い方を、ちょっと修正して欲しいんだがなぁ。

f:id:Etsuro1:20220303084723j:plain

庭のラナンキュラス 撮影:2022年3月2日

●本論・・・思い出した本の一節

ワガハイ、コーヒーも好物である。まあ、この話を始めると面倒なので、当ブログではあまりコーヒーのコトを書かないできた。そしてこれからもあまり書くコトはない・・・たぶん、無いとい思う(コーヒーもマニアが凄いから面倒くさい)。

だが、こういう本を以前読んだので、その一節を思い出したからここにメモしておこう。

「臼井隆一郎 著 コーヒーが廻り世界史が廻る 近代市民社会の黒い血液 中公新書

1992年に初版という本だ。その中から以下の部分を引用させてもらう。コーヒー発見の頃の話だ。

 スーフィーは元来、家を持たず、各地のモスクに夜を過ごし、二つのモスクの間で行き倒れて死ぬのを生活理想とし、みずからに旅を課す彷徨の僧侶である。「メルハバ(あなたの周りに広がりはあるか)」を挨拶言葉とする砂漠の民にとって、自分の周りに果てしのない広がりがあることはなによりも好ましい状態なのであろう。しかし無限に広がる砂漠には危険も偏在する。そこからアラビアに独特の生活規則というべきものが生れてくる。(第一章 スーフィズムのコーヒー p.23)

昨夜の晩酌から今夜の晩酌の間、ワガハイはさもない人生を旅し、場合によってはその晩酌の間で行き倒れるという見方も出来そうな最期となるかも知れず、それを確かに一つの生活理想と位置付けるコトも出来ると思うし(これなら飲酒についてドクターストップが掛からない状態だからなぁ)、気持ち良く美酒に酔う自己完結した世界を彷徨う老人である。まあ、ワガハイの周りに広がりがあるかどうかはワカランが菊姫 無濾過生酒なら冷蔵庫にある)

おはようございます(朝早いですねぇ~)

こんにちは(今日ですねぇ~)

今晩は(晩ですねぇ~)

という挨拶言葉を交わす民にとって、分かりきったお決まりのコトを確認することが好ましい文化習慣なのだろう。日本に砂漠は無くとも、広大な海原と、冬になれば雪がある。そうした危険から日本独特の生活様式が生れてきた・・・と。

ロシアにはロシアの独特の環境があり、ちょっとワガハイには理解出来ない事情もあろう。

ドーブラエ ウートラ(おはよう)

ドーブライ ビーチェル(こんにちは、こんばんは)

の持つ意味も、ワガハイは不勉強だからワカランのだが・・・ロシア国内でもウクライナ侵攻に反対する人たちがいる。ロシアでウクライナ侵攻に反対意見を持つ人たち、戦争反対を叫んでいる人たちは、世界の多くの人たちの同胞だからなぁ・・・。彼らにも力が与えられ、幸いがありますように、と祈る。

 

●本日の結論

ところで・・・プーチンよ、あなたの周りに広がりはあるか?

ニュースを見ながら「メルハバ」という挨拶を思い出したのだった。