Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

日向川沿いの雰囲気が変わっていたなぁ

神奈川県伊勢原市を通る際に、時間的なゆとりがある場合は玉子の直売に立ち寄る。大山の麓にはいくつかの養鶏場があって、そのどれもが美味な優れものの玉子なのだ。そして玉子を購入したついで・・・と言っては失礼だが日向薬師にお参りしたりして、僅か1時間にも満たない寄り道のうちに充足してしまう。

だが、先日は日向薬師ではなく、その道の先にある「浄発願寺奥の院」の登り口を確認してみた。ここも40年近く前にお参りに行ったきりである。

今回は奥の院には行かない・・・というか、急な道を徒歩で20分位上った記憶があるので、現在の体調ではキツイし、な~んか山域的にはヤマビルはど~なんだろう?っていう心配もあってヤメた。行くなら秋が深まって・・・或いは冬の雪のない状態の方がイイか?と思ったりする。

とにかくヤマビルは気持ち悪いから嫌だ!好きな人なんていないだろうが。

 

ま、日向薬師は以下リンク先のようなトコロである。

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だが、その山域の道沿いを見ただけだが、若かった頃に比べてなんとなく山の雰囲気が荒れている感じがした。日向川沿いのキャンプ場は休業なのか閉業なのかワカラン状態だったし。「県立伊勢原青年の家(日向ふれあい学習センター)」も、いつの間にか閉館していた。

雨あがりの山道

その日は短時間だが極端な雨が降った後に伊勢原に入った。落雷があったのだろうか、信号が消えていて警察官が立っている交差点もあった。玉子屋さんの方に聞くと強烈な雷鳴だったらしく、裏手の方を指さしながら「あっちの方に落ちたんじゃないか?」と話していた。

日向薬師方面にクルマを進めると強烈な太陽が注いだ。路面からは立ち上る水蒸気が見られた。なんか山全体から湯気が立ち上っている感じだった。

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上リンク先では日向薬師で大雨にやられた時の画像がある。

 

山間部ではにわか雨が降って地面を潤し、余った水分は蒸発して上昇気流に乗って再び雲になり、また降雨となる。そういう循環を繰り返したりする。一日のうちに何度も繰り返す時もある。そうして森林は育まれるのだろう。

植林だな

植林でも、雨上がりの日差しの中で普段よりも綺麗に見えて感動を呼ぶ。上画像でも僅かに水蒸気感が写っているが、クルマの中から見た時はもっと煙るような感じだった。あっという間に蒸発していくのだ。ダイナミックだねぇ。

どん詰まりはこんな感じ 林道日向線(起点)

上画像はどん詰まりの駐車場の際である。駐車場は大きめで舗装されていた。そしてここから先は一般車通行止めで、たぶんこの先にゲートがあるのかもしれない。「有害鳥獣捕獲実施中」と「熊出没注意」の看板は定番。

ここに至るまでの道は舗装されていて、所々でクルマのすれ違いは出来る。だが、急坂の見通しの悪い山道だから、こういった道に慣れない人は覚悟して運転しないといけないだろう。ま、舗装林道だな。

通行止の大きな表示あり

さて昭和40年代(1960年代後半)、父に連れられて伊勢原のどこかの釣り堀で、ニジマスを釣って家に持ち帰り、ソレを食べてご満悦だったワガハイの記憶がある。全くもって美味いモノの記憶はしっかりとしている。そしてその釣り堀というかマスの養殖場というか、その場所が現在全く辿ることが出来ない。たぶん、この日向川のどこかだったように思うのだが、現在の石雲寺近くの「日向渓谷マス釣り場」とも雰囲気が違う。

或いはワガハイの勘違いで、日向川より数本北側の谷筋にある厚木市の広沢寺温泉界隈だったのだろうか?ちょうど「川魚料理ますや」さんが、昔々は養殖と釣り堀経営だけだったのだろうか?それも可能性はありそうだ。

機会があったら「川魚料理ますや」さんに行ってみよう。「七沢養鱒漁業生産組合」でもあるみたいだからなぁ。ニジマス釣らないで購入も出来るのだろうか?購入可能ならば自宅で焼いて、丹沢山呑みながら楽しみたいがねぇ。現地で食べるとなると呑めないからねぇ。

 

ちなみに広沢寺温泉は「玉翠楼」という一軒宿があって、強アルカリのゆる~い温泉を享受することが出来る。随分昔になったが、入浴と昼飯セットみたいな感じで3000円位だっただろうか?日帰りでも楽しかったなぁ・・・運転手だから酒呑めなかったのは残念だけどねぇ(確か妻は少し呑んだよなぁ・・・)

広沢寺温泉 玉翠楼 | 東丹沢大山国定公園内に佇む純日本風の一軒宿 (gyokusuiro.com)

ま、今でも美味しい料理だと思う。お勧めだけどね。