本日は「木曽福島日帰り行」の最終回。帰路に諏訪大社秋宮に寄ることが出来た。
諏訪大社は大変である。長野県の諏訪湖周囲に4箇所あるのだ。それを全て参拝するとなると、かなりなモンである。もう、諏訪大社だけでおなか一杯!一日は終わる。そうなると諏訪に一泊しないとキツイなぁ。
でも、上社、下社とあって、それぞれは比較的隣接しているから、諏訪湖の南に行けば上社二つ、北側に行けば下社二つをお参りするっていうのは無理はない。
だが、今回は夕方なので下社秋宮のみの参拝となった。
まあ、春宮と秋宮が場所的にも行きやすいケドねぇ。
諏訪大社の説明は以下公式サイトをご覧くだされ!(もう、大変だから投げちゃうね)
諏訪大社(公式サイト) - 信濃國一之宮 諏訪大社(公式サイト) (suwataisha.or.jp)
下諏訪宿にある諏訪大社の秋宮だから、古くから多くの参拝者、道中の人達が参拝されていたんだろう。温泉地でもあるし、中山道と甲州街道の交わる場でもあるし、長きにわたっての賑わいのある門前町だった雰囲気が感じられる。
ところで神社仏閣も観光のアイテムとなってしまった昨今では、一体ナニ祈っているのか?ってな疑念を話し出し、ワガハイとの雑談で不満をぶちまけた神職もおられたが・・・
松戸の方の神社では、御神木に藁人形を打ち付けた方も出てくる昨今である。そりゃあプーチンにアタマくるだろうが・・・出ました五寸釘!ってなもんで、藁はおろか、五寸釘っていうのがソモソモ最近では出番が少ないアイテムだからなぁ・・・材料揃えるのもお疲れ様ってなもんだ。
藁を束ねた時点でワガハイだったら納豆を作り始めるケドねぇ・・・藁人形作っている最中に馬鹿らしくならなかったんだろうか?藁を束ねたら納豆でしょうが!
まあ、だいたい呪いなんでぇのはワザワザやらんでも、既に呪われておるのだがねぇ・・・な~んもしなくても自分に呪いをかけているプーチン、ってな風に見えはしないだろうか?
言い換えれば藁人形を打ち付ける行為・・・それ自体が己に呪いをかけているようなもんだ。
そして御神木を傷めるだけ・・・神社を大切にしておられる方々の気持ちを痛めるだけだろう。報われない労力でしかないコト・・・だから己に呪いをかけているようなもんだ、とは考えられないんだろうか。
でもまあ、「藁人形」で検索すると〈コスプレ藁人形丑の刻参り呪いセット〉なんてヤツがあるんだねぇ。〈五寸釘 ハンマー 軍手入り 日本製・・・〉ナカナカ吟味されたものが売られているらしい。
藁人形もネット通販か・・・
自分で作らないのねぇ・・・ふ~~~ん。
呪いも随分とお手軽になったもんだなぁ。コレじゃあ、納豆という発想は出てこないか。ソモソモお手軽すぎて、呪いの意味を熟考する時を得ることもないのだろう。
ま、いろいろ神社仏閣、文化財を破損させる事件っていうのは時折起こるが、「宗教は文化の受け皿」とは言われるものの、己の不満をぶちまけて器物損壊する場ではないだろう。もっとも器物損壊はしないものの、もっと大切な無形の問題を損壊してしまう聖職者っていうのも、多く歴史に名を刻んではいるケドねぇ。
オベリスクなんてぇヤツもあるが、細長いモノを立てるっていうのは洋の東西を問わず見られる。見上げれば視線は空に導かれるし・・・心情的にも聖なるイメージが高められるもんだろう。
で・・・コロナ禍で例年の通りには行かなかったものの、今年、御柱祭は行われた諏訪大社。縮小された祭りであっても継承は途切れるコトがなかった。ナニを差し置いても気持ちの維持っていうのが為されていれば、再び大きな祭りが出来る日も来るだろうからなぁ。御柱が立っているのは、やっぱり見事な姿だな。
コロナ禍の収束を祈る・・・というよりも、お久しぶりの諏訪大社なので「この時を感謝!諏訪大社と諏訪の街の益々の発展を願う」という次第。諏訪は大好きな街だからねぇ・・・酒蔵いっぱいだからねぇ。
ムフフ・・・一応全部呑んだコトある酒だねぇ。実は、コレ見たくて神社に来ているんじゃなかろうか?
アングルをズラさないと全部の樽が写らない。「麗人」と「ダイヤ菊」の間に「本金」があるからな。まあ、多く知られているのは「真澄」だろう。醸造協会7号酵母発祥蔵だ。
でも、今回は諏訪で酒は買わない。なぜなら既に「井筒ワイン」を買った。それに「真澄」ならば地元でも買える。そしてコレも今回は購入しなかったが・・・夕方だったし、既に木曽路でお菓子は沢山購入した・・・秋宮の入口近くに「新鶴本店 塩羊羹」っていう逸品があるんだが・・・これもまた諏訪に来るコトにしよう!ということで。
御神湯はその字の如く、温泉なんだねぇ・・・さすが下諏訪温泉!ちょっと熱かった。手を洗うとスベスベ感が出て、その状態で参拝するのはとても気分が良い。真冬に参拝すると足湯ならぬ手湯のような感じで、しばらく手を浸けてしまったりするもんだ。
結構、この御神湯で手を洗うコトも秋宮を訪れる喜びだったりするのだ。