Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

夏の工作の発表は、ちょっとお休みですな(何故ならちょっと飽きたんだな)BESSA Ⅰだねぇ・・・

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フォクトレンダー ベッサⅠだねぇ・・・

昔のカメラってぇヤツだねぇ・・・そりゃあ使いにくいですな。これはもう5年は経つのだろうか?横浜の大貫カメラ(いい店だねぇ)で美品を見つけて速攻で購入しましたな。

知人というかナントいうか・・・という方に、とてもクラシックカメラに詳しい方がおられまして、え~、若干、その方の影響というのはあるかもしれない。道具としての古いカメラに興味が出てきましたな。

壊れていて撮影道具として使えない、飾り物になってしまったカメラというのには、あまり興味がない。Etsuro1としては、収集癖というものは強くないんでねぇ。とはいえ、コレクターの方の大切な宝物を拝見すると、カメラという道具の発明から展開を見ていくというのはなかなか面白いテーマであり、単なるマニアの世界には終わらない文化的な匂いというものもあり得るんですな。まあ、大抵はマニアックに終わってしまうんだろうが・・・

とにかく集めまくっている人もいるらしく、住宅数軒をクラシックカメラで埋め尽くしいる豪傑もいるらしい。博物学的には、おそらく標本を収集することは最重要課題であるはずなので、大量に収集すること自体は間違ってはいない・・・ただ、保管状態と分類整理は博物学的手法で行われてはいないかもしれない。これはもったいない話しではある。何らかの形で活用されたいですな。

 

個人のコレクションというのは、やがてゴミになるか古物商が一括いくらで買い上げていくか、形見分けで消えていくか、という運命を辿るのが相場だろうな。特に高額な査定が期待出来る物を所有しているといろいろ面倒だな。まず税務署に知られたら遺産相続の時に大事だねぇ・・・程度の良いライカなんかをゴッソリ持っていたら、ちょっと知られたらマズいかもしれないねぇ・・・

その点、上の画像のフォクトレンダーは格好いいカメラだと思うんだが、蛇腹カメラってぇヤツは、ちょっと中古相場が手頃なんですわなぁ・・・税務署とは無関係な気楽なカメラだな。

 

このカメラで撮影すると、なにせ1950年代のカメラらしいので、微妙にEtsuro1より年寄りなんだな・・・だから現在の風景を撮っても(写真ってぇヤツは今を撮ることしか出来ないからな)、なんか少し古い懐かしい風景を撮っているような感じに写るんだな。まだ、カラーフィルムで撮影したことは無い。モノクロフィルムしか使ったことがないからねぇ・・・でも、セピア調になるわけはないんだが、なんだかそういう雰囲気を醸し出すんだな。

テストしてみると、レンズに刻まれた距離目盛りは全くあてにならんことが判明したんだが、シャッタースピードだってとりあえず速くなったり遅くなったりはするんだが、目盛り通りのスピードであるはずがない。ただ、正確なのはB(シャッター開放)ぐらいのもんだろうな。なかなか使いこなすのは難しいな。いかに昨今のデジタルカメラがつまらない程失敗がないか!自分で撮っているんじゃなくて、カメラが撮っているということになっちゃったね。

 

いずれ、このブログ内で小展覧会でも試みてみるかな。このカメラで撮ったやつでね。そういう励みがないと、ボケるからな。