そろそろ「聖書協会共同訳」も読んでおかないと、人生において遂に読むことなく終わってしまうかもしれないからなぁ。それが、今週のお題「読みたい本」の一冊だ。
ワガハイが通読したのは日本聖書協会の「新共同訳」だ。日本で一番多くの人が読んでいる聖書だと思う。
そりゃあ、ナニ読んだって内容はそ~ゆ~コトだけど。
案外「文語訳」が面白いんだけどね。コレ、読みたい人はWeb.上で公開されているから読める。もっとも「新共同訳」も「聖書協会共同訳」も、その気になれば日本聖書協会ホームページから、いちいち部分を検索して積み上げれば・・・相当に面倒だが読めるコトは読める。
まあ、サッサと一冊購入してしまった方がイイけれど。
(ワガハイ、日本聖書協会の回し者ではない!)
聖書っていうのは、信仰の書にとどまらない。コレ、読んでないと西欧の文学も美術も曲解や誤読に陥るし、哲学も異常に難解な理屈をこねまわさねばならなくなる。ワガハイ、これが原因でハイデガー「存在と時間」が妙な読み方に誘導されてしまった。我が国の権威でもある木田元(1928~2014)氏の解説本によって、だ。
で、失礼ながらその本を捨て去り、初心に帰って「存在と時間」を再読したら、その方が面白かった。そしてザックリとでも聖書やキリスト教神学の入口は押さえておいた方が、圧倒的に楽に読めると気づいた。
若かったからねぇ・・・18~19歳の頃だな。
だから、分かっても分からんでも、ザックリと聖書っていうのは通読しておくことをお勧めする。別に信仰は別にして。それは不謹慎でもなんでもないだろう。聖書が自由に購入するコトが出来る国にいるのだから。
だいたい、マメにチョコチョコ読んでいれば、半年~一年で通読出来る。ワガハイは通読一回目、3か月で読み上げてしまったけれど・・・これは面白くてハマってしまったからだ。
こう言ってはナンだが・・・推理小説読むよりも面白い。
不謹慎な発言かなぁ・・・だが、ある司祭からは「その通り!」と言われた。もっとも、その司祭もまた、不謹慎極まりない司祭ではあったけれど。
というコトで、「聖書協会共同訳」を年内には入手してみよう。そして「新共同訳」で翻訳の変なトコロが改善されているかも確認してみたい。旧約聖書で2カ所、ワガハイは誤訳・・・というか、英語訳の聖書との不一致な点を指摘したから、そのトコロの確認もしておきたい。
まあ、確認だけなら「日本聖書協会ホームページ」で検索すればわかるけれど、そこはまあ、いろいろ理由を付けて重い腰を上げて、「聖書協会共同訳」を入手しようというワケだ。
聖書読むと、それは人それぞれだろうが、ワガハイ的には・・・
2016年に開催された「カラヴァッジョ展」では、日本の西欧美術に対する研究解釈と、ワガハイの感じたコトは、見事にハレーションを起こしたけれど。
[企画展示室]日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展|国立西洋美術館 (nmwa.go.jp)
カラヴァッジョ展・・・見るに堪えない表現だったな。あんなの評価してはいけない。作品の価値を認めてはいけない。だから全てワガハイの所蔵にしておくのが正しい!と思った。
カラヴァッジョは実にけしからん!あの複製絵画を見ながらニンマリとワインを飲んでいた、某美術評論家の姿を思い出すが、気持ち悪いねぇ~⤴。
聖書通読を経験すると、日本の一般的解釈と少しズレてくるかもしれないケド。そこは両輪ということで、二倍楽しめるということで、人生を複雑にして興味深いと思う。
昨日の当ブログの内容は、チョット怖かったかもしれない。やっぱり黙示録を持ち出すと印象がねぇ・・・だが、よ~く読んでみると、黙示録って狂気の話でもなくて優しさが感じられる。イザヤ書も手厳しいようだが優しい。
だから、今まで残ってきているのだろう。
我が家の楊貴妃メダカは、マナならぬエサが降ってきて、驚異的な食欲でたいらげてしまうらしい。エサやりは妻がやるから、遂にエサが貰える人の顔を、メダカは覚えたみたいらしい。
まあ、顔認証なのか、髪型認証なのか、そのあたりはメダカのコトだけに分からんが、とにかくワガハイと妻の違いを認識しているようだ。都合のイイ人は覚えると・・・そういうコトだな。人間という動物と同じだな。
火鉢だったトコロが、メダカの住まいになったワケだが、これがささやかながらもパラダイス。ちょっと環境が狂えばメダカが生きていけなくなる危ういパラダイスだ。
地球環境だって、宇宙船から地球を眺めた人たちが少しずつ増えている昨今にしては、その地球の危うさを訴える声は小さいように感じてしまう。我らが存在出来るのは、薄っぺらい気圏の中だけと思えば、ヤバくてビビりはしないだろうか?
メダカもホテイアオイもスイレンも、等しく火鉢のパラダイスに存在してますよ!と。オマケに水面にはアジサイの影が映ってますよ!と。
本日は雨だから、ISO3200設定で撮影。水温は高いからメダカの動きが素早い。置きピン且つパンフォーカス気味での撮影となるが、メダカ自体は動き回るゆえに被写体ブレが生じた。まあ・・・元気な証拠としてヨシとしよう。
おかしい・・・私たちは、与えられたパラダイスに今も存在している筈なのだが?