Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

真鶴風景で息抜きをどうぞ!・・・その1

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真鶴港と街並み 撮影:2013年4月9日

漁港風景が好きなので、しっかり息抜きするには漁港を目指すワガハイであった。高原も良いんだが、夏の軽井沢などは人の気配が多い。その点、あまり大きくない漁港は地元の方々が行き交う程度なので丁度いい感じの人の気配なのだ。

新しいアイデア・・・まあ、そんなものが本当にあるのかどうか怪しいもんだが、そういった着想には、適当な人の気配がある位の環境の方が適していると感ずる。本当に山の中に入ってしまうと、今度は動物の気配が濃くなってきて、そのような環境では思考というよりは観察に神経がいってしまうことになる。つまり、自然の中にいるとワクワクするコトが優勢になってしまう。

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坂道には石積み・・・そして花

都会では、雑踏を抜けて居心地の良いカフェに入ると丁度いい思考環境になるのかもしれない。1980年代、「何となく、クリスタル」を執筆してベストセラーになり、執筆活動が忙しかった田中康夫さんを、新橋駅(有楽町だったかな?)ガード下のドトール・コーヒーでワガハイは見かけたなぁ・・・奥の席でナニか書きまくっていたな。ガード下だから電車が通れば音と振動が伝わるし、結構賑やかな店内だったと思うんだが、他のドトールに比べれば穴場的に店内のお客さんは少なかったかもしれない。何故ならワガハイも、その環境狙いでその店に行き、依頼先に渡す資料やらナニやらをチェックしていたのだからな。意外とテーブルを占領出来る環境だったのだ。

そういう条件のドトールが、案外その時の田中康夫さんにとって快適な、いわばアトリエ的な場だったのかもしれない。或いは、急な原稿依頼とか、締め切りが既に過ぎている原稿を、版元の近所で書いていたのかもしれない。

 

大変なご無沙汰になってしまった自家焙煎コーヒー店が都内にあるんだが、この店もコロナ禍のために席数を減らし、利用時間や人数を制限しているらしい。実に快適なお店なので、チョロッと集中的に本を読んだりするにはいい環境なのだな。スタッフがカウンターの中でキビキビと動いていて、時折ロースト・マシンから排出されて放冷される豆の香りが漂ったり、そういう心地よいノイズや、特に香りというのは、適度に集中力を上げるのに役立つのである。

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石垣に花

潮の香り・・・まあ、漁港なので時折、魚の傷んだ匂いなども漂うコトもあるが、潮風、岸壁に当たる水音、遠くに聞こえる船のエンジン音・・・そういうのって、心地良いんですな。もっと言うなら昔の漁船のエンジン音の方がもっと良かった。焼き玉エンジン・・・ポンポン船の音のコトだ。今のディーゼルエンジン音は、趣がイマイチだからな。

ま、リラックスする漁港環境としては、ちょっと真鶴港は大きいとは思う。昨日の画像・・・岩漁港の方が好きなんだが。

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神奈川県足柄下郡真鶴町 真鶴港

JR東海道線「真鶴」駅を降りて、国道135号線を地下道で渡る。あとはとにかく海に向って車道を歩きつつ、下って行く階段があればそれを降りていけば港に行き着く。ただし、帰りは登り返さなければならない。バス便は少ない。

どのみち、真鶴歩きに坂道は避けられないので覚悟しよう。あまり暑い季節には厳しいかもしれない。ということで画像の撮影も4月である。この時はポカポカと気持ち良い天気でしたなぁ・・・

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真鶴の坂道

2013年撮影の真鶴・・・ちょっと画像がいろいろ見つかったので、これから数日は真鶴風景を多めに出す予定だ。勝手に真鶴の宣伝ですな。気分転換に風景をお楽しみ下さいな。

以下のリンクも参照されたし!(とりあえず二つリンク紹介、他にもあります)

etsuro1.hatenablog.com

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