今季の芽吹き準備はこんな感じになっている我家のブドウだ。
巷では染井さんちのヨシノさんの開花が、いまか今か?と落ち着きない様子だ。靖国神社の「桜の標準木」の状態がニュースになるから、尚更その話題に注目が行くのだろう。
そもそも・・・靖国神社で開花して、気象庁が桜の開花宣言をしようとしなかろうと、桜が咲いたならば咲いた!でイイんじゃね?と思うのは、ワガハイだけではないだろう。
というか、いちいち社会のそ~ゆ~習慣というか、システムというか、に、イチャモン付けるっていうのはへそ曲がり過ぎるかもしれん。だが、地域のソメイヨシノが咲いたけれど、靖国神社はまだ蕾だとしても一向に問題ないではないか?にもかかわらず、なんでこの件になると気象庁がしゃしゃり出てくるんだ?
それにはいろいろと経緯はあるんだろう。ま、この件に関しては「生物季節観測」というらしく、アレコレとワガハイが書くまでもなく、以下の本家サイトを見ればその目的はハッキリする。
というコトで、別に気象庁がしゃしゃり出ているワケではなさそう。その情報を利用するマスコミの騒ぎ方が、他の観測対象の生物とは違ってソメイヨシノを大騒ぎしているだけだ。
なんか、こうして事件は作られる・・・みたいな感じ。深く分析や考察をするコトなく、次々と現象に振り回され、それを手早く大騒ぎに変化させていくのがマスコミ。
ま、SNSの方がその影響が強くなっている世代もあるという昨今だけれど・・・ワガハイのような老人は、まだテレビ・新聞の情報を主体にしている。そしてその枝葉や肉付けにネットの情報がある、という位置付けだ。
まあ・・・いよいよとなると、データが古くても問題なければ百科事典というのは捨てられないのだから。
でも・・・百科事典?ソレってナンですかぁ??って言われてしまうのだろうか。
10年位前までは、平凡社の世界大百科事典というのが全巻揃って書棚に並んでいた我家なのだ。幾ら何でも邪魔になったので、既にデジタル版を買ってあった。というコトで、いよいよ未練を捨てて物量がモノを言った時代の世界大百科事典は、引き取り手もなく資源ごみと化した。
さて、思いつくままに、気ままに書き連ねているから話題はズレていく。別に地殻のスロースリップではないから弊害はないだろう。
このところ、地下鉄サリン事件の振り返り番組が放映されていた。あの時ワガハイは銀座に用事があって出掛けた。そしてもう少し早く、予定通りに出掛けていたら遭遇していたかもしれなかった。
な~んか、寝坊したのか?詳細は忘れたが家を出るのが遅れて、しかも予定を変更してクルマで出掛けた。で、途中でラジオから地下鉄で妙なコトが起きているという報道を聞いた。
そうだ!京橋のプロラボ(現像所)に寄って仕上がりを受け取って、その後・・・人と会う約束があった。それで東銀座界隈には緊急自動車が溢れていたから迂回して新橋界隈の駐車場にクルマを入れて、三越裏あたりの喫茶店に入ったような気がする。
その時、喫茶店でもテレビを付けていて、「サリンの可能性」が言われ始めていた。
そう!サリンとは何ぞ?を調べたのも百科事典だった。
ワガハイ、あまりこの界隈に長居しない方が安全なのだろうか?とも思ったが、とりあえず落ち合う人物と会ってから、早々に銀座を離れた・・・んだっけ?
たぶん・・・当初の予定通りに電車で出掛けていたら、霞が関駅で事件に遭遇してしまったか、或いはその数本あとの列車に乗っていたか?といったニアミスだっただろう。
それなりにリアリティのあった体験だけに、ある程度はその時の記憶が残っている。
あれから30年ねぇ・・・
あの頃はまだ、ファクスでいろいろやりとりして仕事していたんだなぁ。
最初に買ったファクスは、NECの「スピークス2」っていうヤツだったなぁ。そしてそれが直ぐに壊れたから二代目はパナソニック(まだナショナルだったかなぁ?)の「おたっくす」ってヤツだった。ソレナリに高価なヤツだった。
そうだ!その「おたっくす」で注文書を送付して、それを受け取るコトもあって、あの日は京橋のラボに行ったのだった。
ファクス・・・もう、使わないよなぁ。一応、我家の電話機にはファクス機能があるけれど。それはシャープ製で、かれこれ10年どころではない長きにわたって使っているヤツだ。
というコトは、先日冷蔵庫を買い替えたけれど、そろそろ電話機もヤバいか?
そうなると・・・いよいよ固定電話は、終りにするか。ど~せ050・・・の怪しい番号とか、無言の留守電とかしか入らないし。
こういうのって、若い方からすると・・・
「は?固定電話・・・何ですか、ソレ?」
「ファクス・・・見たコトないですねぇ」
たぶん、気付かない我が夫婦・・・不思議なモノが沢山存在する家なのかもしれない。
まあとにかく、庭でブドウ栽培をしている家っていうのも限られはする。一般的ではない指標だけれど・・・ブドウの新芽はまだ展開する予兆はない。
というコトはつまり、今年のイースターが遅いコトと関連する。このイースターとブドウの新芽については毎年書いているように思うけれど・・・今年もまた、遅霜といった冷害が発生する危険が高いだろう。
ブドウの新芽展開は極めて慎重だ。生物学的観測を行うならば、ブドウを対象に入れるべきだと思う。これまた一般的には注目されない対象ではあるけれど。とにかくブドウの様子をみていれば、この春もナニかあると思った方がよい。
繰り返しになるが、今年のイースターは4月20日。それを過ぎるまでは、作物の栽培は注意すべし!