Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

自粛と禁欲の重なる「四旬節」真っ只中において、「綿屋」を呑みつつ更なる美酒を静かに探し求めるのだな。

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お久しぶりの「綿屋」

宮城県の酒もイイねぇ・・・特にEtsuro1は長年「綿屋」がお気に入りですな。だが、住んでいるのが神奈川県なので、入手出来る酒販店は非常に限られる。都内に頻繁に出ていた頃は、池袋に行くことがあると東武デパートの酒売場で買ってたなぁ・・・あそこはエノテカが入っているから、ワインに面白いのがあるとそっちを買っちゃうんだがね。

 

「綿屋」はだいぶ以前の話になるんだが、社長の三浦様にお会いしたことがあって、その時には「トヨニシキ」で仕込んだ特別純米酒を呑んだと思ったな。ワガハイ的にはトヨニシキがどのような米なのかなんて、よ~ワカランのだが、併せて「ひとめぼれ」だったか「ササニシキ」だったかで仕込んだ特別純米酒も呑んだと記憶しておる。つまり日常的に頂いているご飯の品種で造った酒、ということだ。そうした米を半分程度まで精白しているのだから、米粒はとても小さいことになるだろう。まあ、大吟醸を造ることを思えば、小さな米粒でも醸せなくはないのかもしれない。だがそれは純米酒特別純米酒でありながらも大吟醸酒を造るような配慮が必要になるのではなかろうか?と思いますな。で、そういう話を社長さんとしたと思いましたな。

ま、あまり外食をしなくなったのは、ワガハイの体調の都合もある。そうすると様々な人たちとの繋がりというのもきっかけが少なくはなりますな。だが、結局アレルギーで食えるものと食えないものがあって、「ああ、それが入っているんじゃあ、食えねぇなぁ・・・」ってなるとね。更には予め避ける素材を店に伝えると、食べられるものが凄く限られてしまったりしてね。面倒ですな。

ということで、蔵元のお話など伺いながら呑む、なんていう贅沢は・・・もう無理でしょうな。コロナ禍が収まったなら、元気な酒好きは大いに楽しんでくださいな。そりゃあ、うらやましいけれど・・・もうワガハイは充分に楽しんだということだろうからな。贅沢は言わないことだな。

 

今週のお題「花粉」

花粉症・・・ハッキリ言って花粉症なんていうレベルではないEtsuro1のアレルギーである。幼少期から春はスギ・ヒノキ、夏は台風接近の気圧低下、秋はブタクサ、冬は割と大丈夫。でも一年を通して食のアレルギーはど~にもならん。減感作療法もやった。漢方薬屋に行って、高価な煎じ薬まで入手して辛さを緩和しようとした時期もあったな。「コンタック600」なんていう薬が出た時には、これでだいぶお安く春を乗り越えられると思ったもんだ。

それで現在はどうかと言うと・・・スギ・ヒノキ・ハウスダストはかなり数値も高く、アレルギー検査の結果驚いたのは、大好物のリンゴ・バナナの数値もソコソコ高かったということだ。蕎麦も怪しくなっている。そしてゴマがダメなので、和食でも結構引っかかりますな。検査項目には無かったんだが、アボカド・キウイは食べると喘息症状が出てくる。

しかし、植物系のアレルギー反応が強い反面、動物系はほとんど問題がない。イヌ・ネコは大丈夫だし、魚関係も全く問題ない。この検査結果にかかりつけ医も面白がっていたな。でもねぇ・・・ワガハイ的には一番助かったのは、アルコール類にアレルギーが無いみたいだ、ということだな。ま、これは肝機能の問題の方が大きいだろう。

ということで今のところ、自宅で呑む楽しみは奪われてはいない。上画像は「生 純米原酒」だが・・・季節ものだからね。美味いし、まあいいんだが・・・やっぱり「綿屋 特別純米トヨニシキ」が呑んでみたくなったねぇ~。どっかで探そ!

 

因みにこの季節、スギやヒノキの花粉で鼻炎が辛い人は、たぶん医者からは深酒禁止令が出ていたりするかもしれない。鼻粘膜の充血をアルコールが促す・・・というのがその理由だな。ほどほどというのが難しいんだが・・・特に旨酒はね。悩ましいことだが、旨酒を適量呑みつつこの季節を乗り切りましょうな。新酒、生酒の季節は花粉の季節でもあるという・・・ど~にかならんかこの受難!

 

※ 思わず「受難」と書いてしまったが、四旬節真っ只中でしたな。因みに4月4日がイースターですな。こりゃあ、今年の春は早いわ!(3・11の時は異例な程遅いイースターだったと思いますな)イースターってぇヤツは、太陽暦太陰暦を併せて決まるからねぇ・・・植物の動きに合うんだねぇ。農事暦みたいなもんだな。実際、中世ヨーロッパにはそういう暦があるからな。

 

[補足] イースター(復活の主日)は、春分の日太陽暦)の後にくる満月(太陰暦)の次の日曜日になる。いうまでもなく、イエス・キリスト復活の日を記念する移動祭日だな。その前の40日間を大斎節(四旬節・英語ではLent)と言うんですな。ま、だいたい四旬節の時は冬の保存食料も残り少なくなってきていただろう大昔、宗教的に言われなくても自粛していないと飢死しかねないから、場合によっては断食もやむを得んだろう。そうして春分を向かえて太陽の光が強くなることと、イエスの復活を関係づけたような暦がキリスト教会暦にはあるみたいだ。さあ、残った食料と幾らか採れ始めた春の収穫物を持ち寄ってイースターを祝う・・・そんな感じだったのではないかねぇ・・・大昔は。

そんなわけで現代の我々は、花粉の嵐に耐え忍び、自粛生活に耐え忍び、イースターの頃にはワクチンが行き渡っていれば一応復活!なんだが・・・ワクチン5回打ちが7回打ちに工夫されてくるところが、なんとも日本的な感じがしますな(もう、こうなったら日本の技術力で8回打ちも夢じゃない?)。

おっと、話しが脱線した・・・イースターを一つの目安として春植えの草花・作物、果樹・庭木のお手入れ計画を組立てるというのもアリですぞ!(2021/03/10)

 

〈当ブログ花粉症関連記事〉2021/03/11追加

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