今年は医者通いが多かったので、領収証もいつになく多くなった。そこで今回は医療費控除だろうなぁ。
というワケでまとめた。とりあえずまとめてクリップしただけだけど。
几帳面な方ならば月末にキチンとまとめて整理して、帳簿など作られているのだろう。我が親父はそうやっていた。ワガハイは基本的にクリアファイルに挟んでいるだけだが、時々バッグのポケットや机の引き出しに入れてしまうコトもあるので、そういうヤツを一つに集結させたのだ。
これで全部だと思う。
問題は集計だ。わざわざExcelで整理する?
いやぁ~~、それも面倒なんだが、電卓で集計するのもなぁ・・・
一番ワガハイ的に都合がイイのは妻にやってもらう・・・というのは・・・その分、他の作業がワガハイに回ってくるコトになる。それは幸いなコトなんだろうか?やはり、自分のコトは自分でやってしまうのがイイんだろうなぁ。
こういうコトを父が存命の時に言ったら「だから毎月やっておけば大したコトじゃないんだ」と言われてお終い。だが、ワガハイ的には小刻みにやろうと一度にやろうと、仕事量としては変わらないのではないか?と思ってしまう。というワケで、こうやってウダウダしているならば、サッサと片付けてしまった方が賢明な諸君であるには違いない。
医療費の領収証は、控除を申請するにしてもしないにしても保存する。そんなつもりはなくても、今年のように医者通いになるコトだってあるから。それで今回、整理するにあたってかき集めたら6年前の領収証も見つかった。そして保険調剤明細書も見つかった。
ここで整理の手が止まった。その保険調剤明細書の何枚かをチェックしてみると、医者が大して考慮せずに処方していたと思われる件の証拠が見つかった。
小青竜湯・・・漫然と処方し過ぎだったんじゃね?これ、ワガハイが副作用の可能性を指摘しても、なかなか処方が止まなかった薬だ。コトの詳細は省くが、副作用の可能性を聞き入れて対処してくれる医者ってナカナカいない気がする。そして薬剤師も。
ここで言う小青竜湯とは「ツムラ小青竜湯エキス顆粒(医療用)」のコトだ。カンゾウの量がマックス処方なのは医療用ならではといったトコロなんだが、このカンゾウという漢方薬でしばしば含まれる成分がナカナカ厄介なのだ。
それは副作用が有名だから。それでワガハイも典型的なカンゾウ中毒的症状が出てきたから医者に言ったんだが・・・「聞かないですねぇ」のひとことで終わった。
ま、そういうコトだったので、ワガハイは個人的かつ素人判断で服用を中止した。その結果、偽アルドステロン入口的な症状は改善し、徐々にミオパチー的な初期症状も改善した・・・けれど、完全には元に戻っていない現在。
そんなワケだ。
後日、漢方薬専門店の知人を訪ねた時にこの件を話したら、典型的な小青竜湯アリアリの件らしい。そして「長期連用する前に、ひと月服用したら血液検査をして、血中カリウム量位は調べるんだけどねぇ・・・漢方が分かっている医者だったら」といったコトを語った。
「ツムラのヤツはねぇ・・・西洋医者も扱いやすくなっているから、安易に処方し過ぎるんだよねぇ・・・」
という話も出てきた。
というワケで、漢方処方に関してはト~シロ~の先生、というコトらしい。同じト~シロ~ならば、情報持っているワガハイの知識の方が信頼性はあるかもしれん。
それで、昨日の泌尿器科受診の件もそうなんだが、アレルギー性鼻炎や喘息に処方される「モンテルカスト」という薬の、ひょっとしたら極めて稀に生ずる副作用での尿潜血と尿糖という疑念が、ワガハイにはあった。
もっとも薬に副作用は付きものだ。重要な効用の為には些細な副作用に捉われてはいけないコトも理解している。だが、心配する必要のない尿潜血だったとしても、ソレが現れているならば、モンテルカストを服用し続けるにあたって留意する必要はあるのでは?と思うのだが。
半年に一回なのか、一年に一回なのかは知らんが、処方したクリニックが尿検査位してもいいんじゃね?と思ったりするんだが、当の医者はワガハイの話しには・・・
「そういうのは聞いたことがない」
ま、極めて稀な副作用というのは、他の疾患に紛れてしまうケースもあるだろうし、見逃してしまう可能性もある。そして稀ならば、そういう患者に出会うコトだってない。稀過ぎるならば科学的に原因を検証するコトもしないだろうし、統計的にも精度の高い情報にはならないだろう。
というコトで、少数派は切り捨てられてしまう。
ま、今回の尿の僅かな異変については、呼吸器内科医にややしつこく願い出て、モンテルカストの処方を一時的に止めてもらった。その結果、尿潜血と尿糖はクリアーした。やはりモンテルカストは怪しい。ただ、喘息治療のメリットが上回れば、この些細な副作用は無視して良いのだろう。
でも、今のところモンテルカストの服用を止めても、シムビコート(吸入剤)だけで十分に喘息のコントロールは出来ている。しかも吸入回数も変わらない。
いやぁ~、減薬して良いタイミングだったんじゃね?と、思い始めているのだった。
というワケで、カンゾウが含まれている薬の長期連用は留意されたし。そして漫然と薬を飲み続けるコトについては、時にセカンドオピニオンが必要になってくるのかもしれない、と思ったのだった。