Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

ドリッパーがKONOでフィルターがHARIO

フレンチローストのブレンドコーヒー

長年、我家はKONO(珈琲サイフォン株)のドリッパーを使っている。いわゆる円錐型のドリッパーだ。巷でよく見かけるHARIOの円錐型ドリッパーは、円錐型としては後発商品だ。そんなワケで、最近の方はHARIO製のモノを使っている人が多いかと思う。

それで、HARIOが円錐型(V60ドリッパー)を売り出した時に、ここに書くまでもなくイロイロと優れた特性についての能書きを公表していた。ならば相当にイイのだろうと思い、ワガハイも購入してみたんだが・・・ど~~も??なんていうか・・・香味がすっぽ抜けるのだ。よく言えば軽やかな香味という言い方になるんだが。

それで、極めてクオリティーの高いコーヒー豆で淹れるとHARIOは軽い香味になり過ぎるのではないか?と思った。ならば、というコトでスーパーマーケットの売場で普通に売られているUCCを買ってきて淹れてみたトコロ、まあまあ飲みやすい香味ではあった。同じくスタバも。

というワケで、HARIOのドリッパーはお蔵入りとなった。後日、ソレを欲しいという方がおられたので譲ったけれど。

だが、ペーパーフィルターに関しては、KONO製よりもHARIO製の方が質が良いようだった。というワケでメーカーが推奨しない組み合わせ・・・つまりドリッパーがKONOで、フィルターがHARIOという我家のコーヒー抽出環境になって現在に至る。

久保沢ブレンドという

後日、友人のカフェ経営者にその話をすると・・・

「だよねぇ~~!」

という一言だった。HARIOアメリカでウケたから・・・みたいな話だった。

それで現在、というか画像に写っているフィルターは「ニトリ」で買ったやつだ。だがコレって、HARIOOEM的な感じがするけど・・・正確に比較していないから確証はないけれど。でも、不快感はないから問題ないというコトで!

相模原市の石井珈琲のブレンドコーヒー

さて、この画像で用いている豆は、神奈川県相模原市緑区にある「石井珈琲店」の深炒りブレンドだ。

相模原市緑区、と言っても広い。ワガハイのような古い世代としては「津久井」と言ってしまった方が理解が早い。久保沢という地名に位置するので、このコーヒーの名称も「久保沢ブレンド」というのだろう。

深炒りだけに落ち着いた香味と思うだろうが、重心は低いながらも軽やかで解像度の高いような印象の香味だ。オーディオ的にはただただ重低音が鳴っているのではなく、ベースの音階がしっかりと聴きとれるような印象だ。

つまり、高級オーディオの世界。

ワガハイ的には幾つかの自家焙煎珈琲店で豆を買うけれど、深炒りブレンドについてはこの「久保沢ブレンド」が一番の好物で、時々楽しみたいという欲求が顔を出す。というコトで、年に数回だが購入する。

カフェ・バッハ系のお店なので、そういう傾向の香味となる。だがそこは独立されて個人の感性や考え方が加わるので、バッハの深炒りブレンドとは微妙に加減が異なる。もっともソレを気にするのはマニアックな人たちのみ。そんなコトは気にせずに、ご近所で高品質なコーヒー豆が購入出来るこの地域の人たちは良いなぁ。

というワケで、本日はコーヒードリッパーのコトと久保沢ブレンドの話しとなった。

なお、バッハ的には二つ穴のドリッパーをおススメしていたような気がするが、別にKONOで淹れたからダメ、というワケではない。ワガハイ的にはKONOが一番使いやすいのだ。

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