ここ数日、ワガハイの医療絡みの内容になった。
ま、人の健康問題なんぞ、ど~でもイイと言えばど~~でもイイ話しだろう。だが、明日は我が身、災難は予告なく突然襲うのだ。それは脅しではない。ワガハイも突然の交通事故で救急車で搬送されて・・・というか、歩いて3分のトコロに運ばれるのだから救急要請など不要だと警察官に言ったんだが。
で、これまた事故は消防署の前で起きた。直進していたワガハイのバイクは、交差点ではないトコロで突然右折したクルマに飛ばされたのだった。
で、一応加害側が110番通報した。そしてこれまた歩いて5分のトコロの警察署からパトカーがやって来た。なんか、事故現場の数百メートル以内で完結してしまうというコトになったんだけど。
それでとにかく目の前の消防署から出てきた救急車に乗せられた。ワガハイは自力で乗れると言って歩いていたんだが、「歩かないで下さい」と言われてストレッチャーって言うんだろうか・・・に乗せられそうになった。だが、救急隊員が歩けそうなワガハイを見て、両側から抱えられるようにして救急車の狭い座席?に座った。
救急車はサイレンを鳴らすコトもなく、静かに一方通行を守って大回りして病院に着いた。妙な感じだった。何故なら運ばれた病院って、ホントに事故現場から見えるトコロだったのだから。
それで病院の救急入口からはストレッチャーでいいんだよなぁ・・・に乗せられてしまって全身チェックされてからレントゲン室へ。あとは一連の診察を受けて骨折箇所の手当をしたあとは病室へ運ばれた。
なんか、手の骨折だったのに一週間位入院させられてしまった。その時に実感した。
突然、自宅に帰宅出来なくなるコトってあるんだ!
やりかけの仕事は全てそのままになってしまうのだ。
というワケで、昨日書いたように余命宣告されるコトだってあり得る。でもまあ、老人になればあり得る話と思いはするが、余りに若いとねぇ・・・ショックは大きすぎる。ワガハイなんぞ17歳だったから。あの時も少し冷静になった(つもり)時に気付いたのだが、「人生まだ何もやってない!」というコトだった。
そこに気付いた時に、よりショックが大きかった。
というワケで、人生が大きく変化する局面となったけれど、あの経験から学んだことが大きかったと気付くには、もっと大人にならなければならなかった。
若い芸能人さんが大変な闘病中といったニュースを知ると、その診断を聞いた時の全身が冷たくなっていく感覚が思い出される。血が引く・・・とは言うが、そのコトを経験したから尚更、である。その経験を乗り越えようと闘病されているのだ。
別に知り合いでもないけれど、快復を祈らずにはいられない。
今年は身体のアチコチに不具合が生じた。ホントに医者通いの年となった。だが吉報はあった。ワガハイより若い医師、そして看護師の方々に流れる空気が、昔とは違うのだ。
なんか、全然イイ感じ。
世の中、ハラスメントとかコンプライアンスとか言われるようになってナニかが変わったのだろうか?昨日書いたC大学出身の大先生のような権威主義の医師って、さすがに絶滅したか。
思い返せば、あの権威主義は金儲け主義であって、患者を脅すコトによって成立していた面があるだろう。そして手術の技巧に優れるコトに驕り高ぶり、裁判も起こされたりしていた医者人生だったみたいだ。
ま、あの男なりに悩みを抱えて生きた人生ではあったんだろう・・・知らんケド。既に天国か地獄に旅立ってしまったはずだ。
あの時、別の病院を見つけた親が、その大先生の予約を断ったんだが・・・何故か急に手術日程を早めて直ぐに入院できると連絡があったのは・・・実に怪しかった。あの瞬間、あの医者の権威は落ちたのだろうなぁ。
アナタではなくても治療出来る医者はいる!
前例の限られた手術だったので、「オレしか出来ねぇ!」って思っていたんだろう。
以後、その大先生の評判はフェードアウトしていった。案外、ワガハイの事例がナニかの風穴を開けてしまったのかもしれない(大先生にとっては、ワガハイとの出会いは結果的に予告なき災難だったかもしれん)。
ま、健康第一は言うまでもないけれど、何故か突然・・・帰宅できないコトもあり得るのが人生。生還出来るのは当たり前というワケではないコトは、どこかアタマの片隅に入れておいてもいいだろうと思う。
天気がイイねぇ・・・お出かけの方はどうぞご安全に!
以上、数日続いた体調ネタはこれでお終い。