Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする四捨五入して還暦男の、適当な言語の羅列記録・自称乱学者

神奈川県の酒を呑んでみるかな・・・その3 ”丹沢山”

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やはり凄いでっすンねぇ・・・

神奈川県足柄上郡山北町で造られる”丹沢山”と”隆”は、間違いなく神奈川県内で造られる日本酒としては最強だろうなぁ・・・三年ほど前に阿波山田錦の新酒を呑んで以来の丹沢山なのだな。その三年前のものは新酒であったが、少々香味のフォーカスが甘い感じがしてねぇ・・・美味いんだけどね・・・ちょっと違和感があったんだな。今回のは熟成酒なので、新酒とはカテゴリーが違うといえば違うんだが・・・これは買わない手はないだろう。

阿波山田錦の熟成純米酒・・・”丹澤山 麗峰”。

麗しい峰と銘々されているが、この麗しさは、なかなか峻険な麗しさでもあるねぇ・・・香味は実に渋く奥行きがあるし、時間経過や温度帯変化の中で様々な表情を現してくる。

今回は四合瓶で購入したが、改めて一升瓶で購入してみようかと思っているな。じっくりと抜栓してから室温放置して、一週間ほどかけて付き合ってみたいですねぇ・・・どの様に開いていくのか、これは楽しめそうだね。

丹沢山は、20年前でも秋上がりからが一段とヨカッタし、ほとんど賞味期限切れみたいな状態でも、なかなか美味だったりしたからなぁ・・・仕込み水の硬度が、結構硬いのかもしれないね。

速醸モト※の酒は、よくあるパターンとして酒母に添加される乳酸による酸の上に香味が築かれるような感じのものが多いね。ま、実際そういう行程だしね。だから結局”酸”を探っていくとどこの酒も似たような”酸”に行き着く・・・つまり、明治ブルガリアヨーグルトの乳清(ホエ-)をなめたタッチと似てるねぇ・・・ムサシノニューサン(キューピーの場合もあるか)。その酸が浮いている感じの酒ってぇのは、どうもいただけないね。

そういった”酸”の特徴というか、単調さから、速醸モトの酒っていうのは”酸”という観点から鑑賞していくと、あまり面白くはないね。そうしてワガハイは山廃に嗜好が移っていったんだが・・・この丹沢山の麗峰は、麹の成分と乳酸が噛み合ったまとまりを示している感じで、つまり一体感があるんだな。山田錦のもっとも渋い部分の味わいと相まって・・・酒を喫するという感覚になってくるねぇ・・・これなら速醸でも全く違和感無いんだな。

”酸”から香味を探っていくという飲み方をすると、この酒は赤ワインと白ワインの間に位置するようにも思えてくるな。これは、例えば”杉錦”の菩提モトの酒とか、昨今では”巌”も面白いことになっていると思うな。

いや、とにかく丹沢山・・・凄いことになってますな。決して口当たりが良くてスイスイ呑める柔らかな酒ではないので、飲み手を選ぶかもしれない・・・ひょっとして手練れの酒???

ま、そうかもしれない・・・造り手もまた、手練れ、だな。

露木社長!あっぱれ!!

 

本日、ベタ褒めですな。いや~いい日だねぇ・・・

因みに、ビーフストロガノフを作ってみたんだが、これにもバッチリ合ったな。

 

※モト・・・酉に元と書く・・・環境依存文字なのでカタカナ表記としたんだな。Etsuro1が、漢字知らないということじゃあないからねぇ・・・