Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする四捨五入して還暦男の、適当な言語の羅列記録・自称乱学者

丹澤山 純米酒 阿波山田錦60 無濾過生原酒 山廃 2021年度醸造

丹澤山 純米酒 阿波山田錦60 無濾過生原酒 山廃 2021年度醸造

山田錦の山廃仕込という表示を見たら、買わずにはいられない。何故ならヤマハイとワガハイが似ているからだ。

・・・・・・・・?

というコトで、本日のブログはここまで!?

裏ラベル

気を取り直そう。

仕切り直し!

川西屋酒造店のお仕事は、全体的にみると速醸が多いと思われる。まあ、山廃や生モト仕込は行程が増えるから人手の問題もあるだろうし、酒米の品種違いを味わうコトをコンゼプトとしているみたいな「隆」だと、速醸の方がその目的に適うのかもしれない。

というコトからすれば、「丹澤山」「丹沢山」の方が違った方向性で造りを探れるラインナップってぇコトになるんだろうか?

いろいろな実験、様々な提案をなされる川西屋酒造店のお仕事は、いつも注目している。

問題提起がないと、新しい世界の可能性は開けていかないからねぇ・・・伝統と革新は両輪だねぇ。

 

もう、香味に関しては外すコトはまず無いので安心して購入し、抜栓出来る丹澤山だ。

この山廃も、他の長年にわたって山廃を造られてきた蔵の・・・「天狗舞」とか「菊姫」の熟成感(心地よい老香、飴色)という世界とは別物である。丹澤山の熟成酒に関しても、熟成香(老香)を期待すると裏切られるから。

山廃や長期熟成に求める問題が、かなり異なるようにワガハイ的には感じている。

ソレって・・・目指す香味世界が違うってぇコト?

熟成を経ようと、山廃で仕込もうと、クリアー感が損なわれるコトがない。

では、この酒はどんな酒なのか?というと、ブラインド・テイスティングだったら山廃と感ずるよりは「ヤケにボディ感があって、酸の表情が豊かな速醸だなぁ・・・?変だなぁ・・・ひょっとして山廃?」というような読み取りになるだろう。

だから、ワガハイ的には「速醸では超えられないボディ感や酸を求めて、それらを得るために山廃という技法を用いている」っていう造りのスタンスなのでは?と思っている。

山廃らしさ・・・というステレオタイプ狙いではないだろう。

あくまでも「山廃仕込」は、目的とする香味達成の為の技法に過ぎない。勝手にそのような解釈をしている。

・・・と、まあ、そういう酒だと感じたから、たぶんそういう酒なのだ。

要するに、山廃が目的なんじゃなくて、旨酒を醸すことが目的だよな。技法は手段のひとつだからねぇ。

 

抜栓後、香味はゆっくりと開いていくので、焦らずにノンビリとした時間の流れの中で頂ければ最高!食事の時間は長くなるねぇ。セッカチな人には向かないかな?

ボディ感があって、飲み応えのある酒だが、ダレるコトがないのは流石!真夏のどえりゃぁ~暑さでも、香味感性をビシッ!と際立たせてくれる。舌や鼻は冴えわたりつつも、だんだんと酔っ払ってくるという不思議な体験・・・お値段高めだが、4~5日かけて呑むとすれば、納得の出来るお買い得のクオリティだ。それに抜栓後は冷蔵庫保管しながら毎日少しずつ香味変化を楽しむ。それにはやっぱり一升瓶で購入するのがお勧めだ。

ただ、冷蔵庫に一升瓶が収まるスペースがないとねぇ・・・要冷蔵保存なんでねぇ。四合瓶は、マイドの酒販店では見かけなかったからなぁ。

こういう場合、四合の空瓶を2本用意しておいて分けて注いで保管してしまう。そして残った2合で初日の晩酌を楽しむ・・・てな方法が賢い。だが、無精な男であるから、分かっちゃいるんだが面倒なのだ。

 

美味しいモノを味わうには、手間暇を惜しんではいけないというのは正論だが、そうそうやれないのも現実。ああ、もっと広い家に住んでいたら・・・冷蔵庫だらけの家になりそうだ。

子供の頃は、アイスが一杯入った自分専用の冷蔵庫があったらイイなぁ・・・と夢見ていたんだが、結局大人になってもアイスが酒に変わっただけ。進歩っていうのは、見込めないモンだねぇ。