Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする四捨五入して還暦男の、適当な言語の羅列記録・自称乱学者

神奈川県の酒を呑んでみるかな・・・その4

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とても悩ましい・・・

神奈川県足柄上郡開成町にある蔵の酒だねぇ・・・「酒田錦」「セトイチ」「あしがり郷」という銘柄を出しているようだ。創業が慶応元年(1865年)ということで、古くからの銘柄であろう”酒田錦 純米酒 生貯蔵酒”を購入してみたな。というか、これがイチオシのように店頭に並んでいたので買ってみた。なにせはじめてなんですわなぁ・・・

まあ、いろいろ事情があって酒造りをしばらく休んでいた蔵で、数年前に復活したという。蔵の場所は、瀬戸屋敷(古民家)という開成町の観光スポットの近所ということで、観光客も蔵に立ち寄って酒を購入していくのかもしれないね。

「酒田錦」の銘柄は、かつて造られていたこの蔵の酒を引き継ごうという意図があるのだろうな・・・しばらく使ってなかった蔵から蔵つき酵母を探し出して、それで醸したということらしい。しかし、それだけでは現在の嗜好には難しい点があったんだろうか?協会10号酵母で造った酒をブレンドしているということだな。

 

酒瓶の裏ラベルには以下のような記述がある。

精米歩合:麹米60%(山田錦25%使用)・掛米67%(吟のさと75%使用)

使用酵母:蔵付酵母(STB5)、協会10号

 

なかなかややこしいスペックであるな。60%精白の麹米だが、そのうち75%は山田錦ではないらしく、その米の種類は記載されていない・・・”吟のさと”なのだろうか?

そして掛米に関しても25%の米の種類は記載されていない・・・謎が多いぞ。

 

とにかくいろいろなことを工夫されているらしい・・・ということは、呑んでみると感じられるな。実に難しい香味だねぇ・・・なんと言っていいやら。Etsuro1的には不思議な含み香があって、一番悩んだねぇ・・・これはなんだろうね?

 

とにかく、造を再開してまだ浅い蔵なので、しばらくすれば自ずと落ち着くところに落ち着いてくるだろうな。香味に関わる製品ってぇのは、すぐにはいい感じにはならないものだからな。まして発酵ものはなおさらだろうからな。漬物でも樽を新しくするとダメだったりするようにね。Etsuro1が取り寄せている味噌も、3.11で壊滅的被害を受けた蔵で、その後紆余曲折を経て生産が続けられているが、かつてのとてつもないコンディションにはまだ及ばないんだな。でも、毎年少しずついい感じになってきているんだな。そうして蔵付酵母っていうのも培養せずに影響を与えていくようになるんだろうな。時間が必要なんだろう。