Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

一匹の白狐ねぇ・・・新酒マスカットベーリーA(新巻葡萄酒)

昨日のブログについて、句読点やらスラッシュなどを修正してみた。このところ全く記事ストックがないので、一気書きして公開しているからなぁ・・・公開後の訂正が増えている。

以前も書いたようにノートPCで書いて、公開後にスマホチェックをすると訂正箇所が見つかる。そして訂正はスマホでやる。これ、若い方だったら全てスマホで完結するのだろう。ワガハイは、スマホでの入力が苦手なのだ。

苦手で避けているから、ますます慣れるコトなく上達しないのだけれど。

Bluetoothでキーボードを繋げてしまうテもあるだろうが・・・ならばPCがあるのだから、その方が画面もデカいから。

そうなってくると・・・10インチのiPadっていうのが、一番簡便なんだろうか?とも思うう昨今だ。

まあ、Mac系は使ってこなかったから、それはソレで慣れるのに暫くかかるだろう。というコトで、環境を変えずにこれからも続けるのだろう。それに以前、ブログ専用に使っていた「価格コム限定鈍足DELLノート」に比べるのは失礼ながら、現在のマウスPCのノートは「AMD RYZEN 5」だけど充分過ぎる能力だし。

 

それで、昨日の記事を訂正しながらふと思ったコトがある。それは後半部分に説明板を書き起こした文の中にある。以下に、昨日の書き起こした中から部分を再掲してみる。

〈伝える処によると、木曽義仲の夫人巴御前(栢山善栄寺に墳墓あり)※1が偶々この街道を通りかかりし時、計らずも悪者に襲われ一命に関する折、一匹の白狐現われ身を菅笠に変じて危難を救い無時過ぎ行く事が出来たる由、その縁をもって人々同地に祠を造り笠守稲荷として崇め多くの人々から敬信され年月を経て来ましたが、その後 故あって龍雲寺が本寺である誓願寺に合併され廃寺になっておりました処明治十六年足柄上郡沼田西念寺※2の松蔭宣龍上人の発願により現在の地に新寺建立を志し有縁の信徒により新寺建立 寺名を改めて華葉山、龍雲院善光寺と稱してその折、詞を寺門に移し鎮守として護って来ました。〉

 

これ・・・かなりの悪文!これだけ長文が続いて、やっと「。」が登場する。

いやぁ~~~、入れたくなるねぇ。

誰が原稿書いたんだろうねぇ?

ま、こ~ゆ~のって、説明板に儘あるけれど。っていうか、コレがこうした説明板における代表的な文体なんだろうか?

というコトもあるが・・・ここで採りあげたいのは〈一匹の白狐現われ身を菅笠に変じて危難を救い無時過ぎ行く事が出来たる由〉である。これは本当に白狐なのか?はたまた名も知らぬ人なのか?

でも、ここはストレートに狐というコトにしよう。つまり現在では街中に狐は現れない。だいたい山道を歩いていても、狐に出会うなんてまずない。ワガハイ的にはかつて西丹沢の玄倉渓谷で一度だけ、遠巻きにテンの姿を見たコトはあったが・・狐に出会ったことはない。

狸はある。それは割と山間の民家の界隈や、林道でも出会うコトがある。そして鹿やイノシシとも、何度も対面している。幸い、クマさんとの至近距離での遭遇はない。クマさんのお姿を拝見したのは、かれこれ40年近く前に福島県会津の山中で、200メートル以上離れていた。あの時はそ~~~~っと、ワガハイから遠ざかったなぁ。

そんなワケで、狐が出てくるような環境が、この小田原の大工町界隈でも保全されていたのだろう。

悪者が人を襲おうとした時に、妙な間合いで狐が飛び出してきた・・・思わず拍子抜けしてしまった。そういうコトはあり得るかもしれない。

昨今の状況ならば、闇バイトで事件を起こす直前にイノシシやクマさんがある家の前をウロウロしていたとするならば・・・犯行は、出来ないだろう。或いは強盗に侵入しようとした瞬間に、クマさんが先にガラスを割ったとしたら・・・犯人はビビッてしまうだろう。

悪者の考えるコトが理解出来ないから恐ろしい・・・以上に、野生動物はもっと分からないから。

でも、西丹沢ではイノシシさんと極めて有効な関係ができて、林道を暫く一緒に歩いた経験もあるんだけどねぇ。あの時は楽しかったのだ。なんで、あんなコトが実現したんだろう?ちょっと不思議。

それに対して闇バイトの方々と、一緒に歩くなんて出来ない。

というコトは、闇バイトの方々は、野生動物と一緒に語ってはいけないのであって、もっとマズイ方々というコトだ。

でも、これだけ騒がれていても、まだ起こる事件って・・・ど~ゆ~コトなんだろう?

ま、世の中の全てを理解出来るワケではない・・・というコトで。

 

新巻葡萄酒さんの新酒マスカットベーリーA

はい!もう多くを語る必要はない山梨県のワインでございます。昨年末にワイナリーに行き、購入した。今季のベーリーAは、ナカナカにマスカットベーリーAの特徴を如実に表していた。我家の庭に植えたベーリーAの糖分が発酵によってアルコールになり、併せて皮と種の渋みが適度に加わった状態のイメージとピッタリ重なる香味だった。

これが熟成されてくるに従って複雑さが加わってくるのだが、まだまだ新酒だから香味はストレート。他のワイナリーのモノと比べて適度にワイルドさもある新巻葡萄酒さんのワインは、香味が平板ではないので呑み飽きない。そして和食系にも合わせやすい。

特に冬場の煮込み料理や鍋にも、このワインは適合しやすい。鮮魚系、天麩羅系にいくならばベーリーAではなく、甲州をチョイスすればいい。

というワケで、とりあえず買ってきた3本のうちの1本を消費した。なお、4合瓶を3日かけて呑んだのだが、香味変化は穏やかだった。3日目も良好なコンディションで楽しむことが出来た。簡単には香味がヘタらない、しっかりとしたワインだ。

 

※1 栢山善栄寺には、二宮尊徳の墓や北条氏康夫人の墓碑もある。

小田原市 | 建造物・北条氏康夫人の墓碑

※2 足柄上郡沼田西念寺の場所

https://maps.app.goo.gl/Yr8eFuUASvD76vHw5