Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

藤はそろそろ満開・・・生モト「北島」の美しき酸

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玉栄

酒造好適米「玉栄」は、鳥取県滋賀県で多く栽培されているという。Etsuro1的に最初にこの「玉栄」を使った日本酒を呑んだのは、かれこれ30年近く前のことになるが「日置桜(鳥取県)」の純米酒だ。味わいがあり、柔和で、クドさのない綺麗な飲み心地の酒だったな。あまりにも気に入ったので、出雲に出かけた際、蔵に立寄りましたな。鳥取県青谷町の山根酒造場でいろいろ説明を受けつつ、これからの日本酒の傾向といった話で盛り上がりましたな。ま、プンプン吟醸香が立ちまくるような酒はウケなくなるだろう・・・的な話と、やっぱり燗上がりする酒がいいねぇ・・・的な話だったな。

日置桜の蔵を訪ねる前日は三朝町の投入堂を拝観して、三朝温泉の「岩湯」という旅館に一泊した。いいお湯だったが、それ以上に料理が素晴らしかった。食後、女将、料理長さんたちと嬉しさ余ってバンザ~イ!状態という・・・旨かったなぁ。

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生モト 北島 無濾過火入れ

で、本日の話題は「玉栄」の関係で冒頭は「日置桜」の話になったが、「北島」という酒のことをここに記しておこうと思ったんだな。忘れないようにね。

北島酒造株式会社は、滋賀県湖南市にある酒蔵だ。滋賀県というのは、なかなか改めて行く機会が少ないんだが、20年前になるだろうか?信楽にあるMIHO MUSEUMへ行ったな。美術館なんだから、展示作品のコトなど、或いは話題となった建築のコトなどに興味を示すのが普通なんだろうが、ワガハイ的にはレストランで食した「豆腐」、そして「紅茶」が素晴らしかったねぇ・・・なんでも「秀明自然農法」というコトをやっておるらしい。ま、優秀な香味を生み出しておる茶園での農法と良く似ていますな。

近江八幡では丁字麩を購入したことがあったな。たかがお麩と思うことなかれ!いいお麩ですぞ!そして忘れちゃいけないウィリアム・メレル・ヴォーリズ(William Merrell Vories 1880 - 1964)の存在ですな。

あとは彦根、長浜を少しだけフラフラし、余呉湖で休憩して金沢へ行っちゃった・・・とか、滋賀県の記憶というのはそんな感じだ。山中に神社仏閣で凄いのがあることは聞いておるのだが、なかなか行く機会を得ませんな。

と、まあ、「北島」のことを書こうと思うと話は脱線していく・・・マイドのことだかね。

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裏ラベルだ

はじめて呑む「北島」に、酒屋から帰宅すると夕飯を待ちきれずに抜栓・・・利き猪口片手に香味を探りましたな。先ずは静かな印象・・・抑制された香味・・・そしてまだ硬い感触の酸。玉栄の酒の特徴も感じられるが、いったい何の酵母を使っておるのだろう?7号ではない・・・蔵独自の酵母だろうか?まさか「新政」か?

そしてぬる燗にしてみたり、やや熱燗にしてみたりと、いろいろやっているうちに裏ラベルの存在に気付いたんだな。そう、サッサと裏ラベル見りゃあいいんだよな。

で、酵母は「新政」でしたな。戦後の酒造を席巻した6号酵母ですよ。お久しぶりの6号さんでしたな。いいですねぇ~6号!王道の「近江産玉栄100%使用」、嬉しいことこの上ない酒造米ですな。

抜栓して30分もすれば、酒が少し開いてくる。すると綺麗な酸ですよ!これは実に端正な生モト純米酒ですな。それだけに料理との相性は少しシビアですな。オリーブオイルはアウト!ニンニクの香りとも合わん!もう完全に和食でガチにいきましょうな。我家の普通の食スタイルには合わない酒なんだが、たまには「北島」買って端正な和食を作るというのもいいもんだろうな。いやいや、イイ酒を見つけましたな。

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本日の藤・・・満開近し!

朝の光はきれいだねぇ。そしてなかなかキレのある光質だったので、藤の発色に透明感がありますな。

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アングルを変えて・・・

藤のようなマメ科の植物には、良い香りを放つものがあるよね。強烈な例はスイートピーだな。でも、マメ科の植物には毒性もあるので気をつけましょうな。大豆も生では食べないよね(というか、生で食べてはいけないんです)。MIHO MUSEUMの美味なる豆腐の原料だとしても、大豆は火を入れて食べましょう!

 

ウィリアム・メレル・ヴォーリズについて、当ブログの以下の記事もご覧くだされ!

etsuro1.hatenablog.com

 

etsuro1.hatenablog.com

藤の開花・・・庭は花盛り・・・箱根湯坂道のこと

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雨間の藤 2021年4月5日撮影

テレビなどでは全く話題にされなくなったが、昨日も黄砂があった。量は少なくなったが車の窓の汚れが一番分かりやすい。そして今日は雨なので・・・雨が上がるとクルマの塗装面やガラスはまだら模様になってしまうかもしれない。黄砂は極小ながら砂粒なので、安易に拭き取るとヤスリがけみたいなことになりかねないので厄介だ。一番良い方法は、水で流して拭き取る・・・つまり洗車なんだが、面倒だねぇ。まあ、安全の為にガラス面を水を大量に含ませたジョボジョボのウエスで、洗い流しながら拭き取るという程度しか、当座は出来ないだろう。今週末あたりに本気で掃除ですかね。

 

今朝も雨間に藤の撮影をしたんだが、ミツバチが羽音をたててローズマリーの花と藤の花の間を行き来していた。どちらか一方をじっくりと攻めたあとに、もう一つのターゲットに移ればいいのに、と思うのは人間の都合なんだろうか?きっとミツバチにはミツバチの合理性があるのかもしれない。

ああ、それにしも・・・もっと広い庭だったなら、花を沢山育てて養蜂などし、自家消費分の蜜など採集したいものだ。養蜂家というように職業になったら大変だが、趣味で養蜂というのは、かなり豊かな感じがするんだな。それにミツバチやマルハナバチっていうのは、見ていても可愛らしさがある。それに比べてスズメバチ・・・特にオオスズメバチなどは至近距離で出くわした経験も何度かあるが、ほとんど戦闘機みたいなもんである。それはF-15なのかF-35なのかはともかく、あまりに攻撃的なフォルムをしている。

数年前の冬、厚木基地の横の道をクルマで走っていた時に、突然、爆発音が聞こえたと思ったら、もの凄い上昇率とスピードで戦闘機が離陸していった。大いなる視点で捉えれば、愚かなことに熱量を掛ける人間の強欲の塊が、陽炎の中に小さな赤い点として消えていきましたな。実にアホくさいことである。ま、戦闘機にやられて爆死するならば、オオスズメバチに刺されて死ぬ方が本望であろう。

では、新型コロナウイルスにやられて死ぬのは本望であろうか?それは相当に嫌ですな。これもまた、オオスズメバチの方がマシな気がする。何故だろうねぇ・・・やっぱり、コロナ禍はどこかに人為的な要素が感じられるということかな?

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ジャーマンアイリスドイツアヤメ) [Iris germanica Hybrid]

話題がシビアになってきたので花の画像を挟んで・・・と。

本日撮影のジャーマンアイリスだ。開花期は5~6月と、ものの本には書かれておる。ということで一ヶ月ほど開花が早い。お陰で狭い庭にもう一つの彩りを加えてくれてはいるんだが・・・いや、綺麗ですよ!そのこと自体には不満はないんですよ。でも、環境というのも移ろいゆくものだとすれば、こういうことも起こり得るんだろうが、これも温暖化なんでしょうな。耐寒性も耐暑性も強いらしいジャーマンアイリスなので、日本のアヤメ類よりも生き残って行くかもしれないねぇ・・・

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アングルを変えてその2

大雨でなければ、雨の日の庭もまた楽しい。淡い日差しの中で見る花の綺麗さもまた格別。ということで、梅雨の時期の低山歩きというのが好きだったな。箱根の湯坂道なんかを歩くんですな。若い頃は虚弱なワガハイなりにも体力はあったので、箱根湯本から登っていくルートを何度か歩きましたな。全て小雨の日にレインウェアを着てね。すると殆どの人が下りルートで歩いていましたな。ま、湯坂道は結構急坂だからね(高低差は800メートル位あるだろう)。そして下ったところで湯本だから、日帰り温泉に浸かって帰るんだろう。それもいいなぁ・・・二十代のワガハイは芦ノ湖畔まで歩いたな。一人でね。友人などに声を掛けたんだが、湯坂道って言ったら断られたな。かったるいってね。ま、渋めのハイキングコースではあるかな?芦ノ湖からはバスで下山でしたな。

湯坂道・・・歩かれる方はしっかりとしたハイキングシューズを履いて、天候に注意して歩いてくださいな。季節に応じて良い眺めや植物に出会えると思いますな。あと、ワガハイは一人で山歩きというのも結構好きだったし、お勧めしたい良さもあるんだが、やっぱり低山ハイクでも万一のことを考えると、せめて二人の方がいいな。渋めの趣味が合う仲間と歩いてくださいな。



藤の開花もカウントダウンではなく、開花しましたな・・・祝 イースター!

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庭 2021春は大騒ぎ!

復活日、つまりイースターですな。キリスト教徒でなければ、な~んの実感もない祭日でございます。が、秋に大騒ぎとなる化け物パンプキン祭りがな~んの所縁もない国で大騒ぎになったもんだから、なんとかイースターも商機にしたいと考えておったみたいですな。コロナ禍でなければ、それも可能かもしれない。だが・・・日本では難しいかもしれない。この時期は桜も咲くし、そっちの方が分かりやすくていい。要は大騒ぎの口実があれば良いのだからな。ちなみにパンプキン祭りはキリスト教とは関係ないということなので、留意しておきましょうな。

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庭は大騒ぎ!

朝からヒヨドリの大合唱に始まり、ブンブン飛び回る小型・中型の蜂のみなさん、鉢の片隅からヤモリまで顔を出しておった。ブラックベリーも動き出した。数年前までは、もう少し間延びして様々な植物たちが動き始めたと思うのだが、本当にここ数年は一斉に動き出す感触が強くなったな。

そういえば、ブルゴーニュではピノノワールの収穫を早めないと酸が抜けてしまう・・・なんていうことも聞いたな。糖度は上がるが酸が抜ける・・・それはブルゴーニュのワインの特徴を失ってしまうことだからな。温暖化の影響は銘醸地にも深刻な影響を与えつつあるみたいだ。

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藤 2021年4月4日撮影

虫たちを集めているのは、やはり藤の花の魅力なんだろう。いい香りが漂っている。だが、最近は藤を育てるのが流行らなくなってきたのだろうか?かつて小作りで物凄く綺麗に咲かせていたお宅は、既に藤の欠片も見当たらなくなったし、ご近所でフェンスに這わせて咲かせていた方は引っ越してしまい、藤も切られてしまった。公園整備を行って、藤棚を作ろうとした形跡があるのだが・・・藤の根元が残っていて上部が無いというものもあるんだが、これは植え付けに失敗して枯れちゃったんだろう。

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チューリップ・・・ま、こんなですよ!

花びらの彩度高すぎで「色域外警告」表示が出まくるPhotoshopでございました。ま、デジタルだろうとアナログだろうと、ダイナミックレンジには限りがあるからな。より鮮やかな色彩を求めて・・・かつてのフジクローム・ベルビアみたいな世界の延長を目指していくこともあるのかもしれないが、ま、ソコソコに収まっておれば支障ないと思うんですがね。いくら特色突っ込んだってオフセットの再現領域は知れたもんです。

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春はチューリップがないとねぇ

たぶん、藤よりもチューリップの方が人気高いんだろうな。藤って渋いかねぇ?

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ナスタチウム [Tropaeolum majus]

ナスタチウムは食用にもなるので、巨大プランターの寄せ植えになっておる。でも、そうそう頻繁にテーブルに上るもんでもない。年に数度使う程度だ。

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ナスタチウムの葉

花というよりも、葉が密集している状態が面白いと思うんですな。小さな鉢に植えていると花も咲かないことになるが、やっぱり土はケチってはいけません。花を咲かせるためには、エネルギーが必要なんですな。ま、山椒の鉢植えは、ようやく花を咲かせて実を付けたと思ったら枯れましたがね。この件は最期に力を振り絞って子孫を残そうとしたんでしょう。どうも、我が家の環境は山椒に向いていないのか、地植えで失敗し、鉢植えでも失敗した。いずれも根の伸びが悪かったので、土質が合わないか、水はけの問題か?或いは日照が強すぎるのか?でも、ナスタチウムは勢力を伸ばしていますな。

そういえば、我が家の庭で育てていたイタリアンパセリは、我が家を脱走して周囲の彼方此方の植え込みで顔を出していますな。ま、こぼれ種が飛んで行ったのか転がって行ったんだろう。でも、そうして同じ場所で芽吹くことを嫌っているのかもしれない。気に入った植物が枯れたからといって、同じ場所に同じ種類の植物を植えると失敗しがちだからな。このように移ろいゆくもんなんだろう。そして変異を続けていくのが生命体でしょうな。

 

本日、ダラダラと取り留めない文章なのは、庭を眺めているといろいろ考え思うことが多くなるんですな。ま、イースターである。復活の記念日ということで、また春が巡ってきましたな。ということで・・・

野原の花がどのように育つかを考えてみなさい。働きもせず紡ぎもしない。しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。 ルカによる福音書 12章 27節(新共同訳)

 花を眺めていると思い起こすことのある一節ですな。よく考えると変な内容だ。花は働いているからなぁ・・・でもソロモン王より花の方が凄いというのは、納得出来そうな感じがするんだなぁ・・・

 

〈追記〉

昨年(2020年)のイースターはこんなことを書いてましたな。

etsuro1.hatenablog.com

藤の開花もカウントダウンではなく、開花しましたな・・・黄砂は続くよどこまでも ♪

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♪ 黄砂は続くよどこまでも?

黄砂はまだ終わっておらん!上画像は今朝の我が家、クルマのフロントガラスとワイパーの状態だ。次の画像を見てみんしゃい!

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黄砂が溜まって降参だねぇ・・・?

本日、クルマの整備相談でディーラーへ行ったんだが、入庫してきた黒っぽいクルマが・・・黄砂まみれで複雑な黒黄のまだら模様になっていて、ある意味、場合によっては迷彩色になるかもしれないと思いましたな。斬新なアート作品には見えなかったがね・・・ま、単に戦慄すべき汚さであったというわけだ。

子供の頃から黄砂は飛んできて、春の風物と言われつつも嫌われていましたな。さて、黄砂は増える傾向なんでしょうかねぇ・・・トータルでの飛散量というのは、たぶん推計は出来るんだろう。新型コロナウイルスの飛沫をグラフィックに描画出来るスーパーコンピューター富岳ならば、当然出来るよねぇ。黄砂飛散量も、きっと温暖化と関係するんだろうな。

今、温暖化としたが、熱帯化と言った方が適切かもしれない。確実に藤の開花時期も早まっているように思いますな。子供の頃の記憶では、小学校の入学式や始業式の後、一息ついてから藤棚が大騒ぎになったハズなんだが・・・

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思いっきりアングルを変えましたな 2021年4月3日撮影

昨日までの花穂は、どうも構図的に塩梅がよろしくないので、本日は変えましたな。でも、一見雰囲気はあるようだが・・・プランター植えになってしまった状態というのがボケ味の中に垣間見られるだろう。プランターの内側にもう一つ鉢があって、そこに藤が植えられている。その経緯は数日前に書いた通りだ。

山で咲く藤は、周囲の樹木に絡んで上に伸びて花が咲いているが、根本を見ると茂った草木の間から地中に根をはらしておるようで、その土壌も決してフワフワの土ではなく、岩やゴロ石の混ざった障害物の多い環境だったりする。そういう条件で綺麗に花を咲かせる植物であるから、案外鉢底の穴を抜けて伸びた根が、プランターの土の中でまた多数分岐している様というのは、藤にとっては何の問題もない環境なのかもしれない。

撮影中も小さな蜂みたいな虫が数匹飛行しておったな。ヒヨドリはブルーベリーの花を食べるために飛来し始めた。奴らは花を食べてしまう・・・ゆえにブルーベリーの実が減る・・・摘果というには乱暴な間引き方なんだなぁ。結局奴らが実にありつける量も減ってしまう。花と実の関係について奴らは理解しておるのだろうか?たぶん、関心はなさそうだな。

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もう一つオマケに

以上、狭い庭の春模様でしたな。

 

藤の開花もカウントダウンだな・・・ノリタケさんにクラック入る!

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ノリタケさ~ん!

食洗機もオーブン使用も任せたぜ~的なノリタケさんは、とても使いやすいのでした。しかしながら長年・・・たぶん二十年弱?ほぼ毎日一回の使用に耐えてきたコーヒーカップだが、遂に寿命を迎えましたな。ま、ナカナカ耐久性のある製品であったと思う。どの部分に不具合が生じたかというと、次の画像を見て欲しい。

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クラック発見!

カップの構造上、持ち手の部分っていうのは強度的に弱点ではあるよなぁ・・・でも、この器は長持ちしたね。たぶんノリタケさんの製品の中でも上位に位置する耐久性だったんじゃないかね?このまま使い続けると、ある日突然ポロリと折れて、中身のコーヒーがこぼれてしまうということが起こるか、洗っている時にポロリと折れるかだろうな。ということで、お疲れ様ということにしたのでした。

いろいろな食器のブランドを使っているが、さすがはノリタケさん、言うまでも無く高品質ですな。しかし、ロイヤルコペンハーゲンも強うございます。これもかなり酷使しても、そう簡単には壊れませんな。そしてリチャードジノリも屈強でありますな。見てくれの美しさだけではないねぇ。「用の美」という言葉があるが、まさしく日々の実用において、食卓にさり気なくクオリティを与えてくれる器。こうしたブランドの加飾が余り多くないシンプルな器を日常の生活に取り入れることは、なかなかいいもんですな。

ナニ?お値段の関係で・・・と言われる?アウトレットで買えばいいんですよ!そうして気楽に楽しめばいいんですよ。そして凄く気に入ったものは、アウトレットではないものを買えばいいんです。実は画像のノリタケさんは、厚木にノリタケ・アウトレットがあった時に買ったものだ。今は無くなってしまったからねぇ・・・ま、企業経営としていろいろ事情はあるんでしょうが、ノリタケさんのアウトレットが近隣に出来ることを願いますな。

さて、ノリタケさんに変わって登場したのはワガハイが大好きなジノリさんですな。この件はまた別の機会に書こう。

 

当ブログ、ここ数日「藤の花もカウントダウンだな・・・」というタイトルで続けてきているんだが、zzzzzズ~っと同じタイトルで続けるというのが原因なのか分らんが、ジワジワとアクセス数が下がってきておる。元々が大したアクセス数ではないから、このまま継続すると・・・たぶん二週間後にはアクセス数が一桁、若しくは0~3あたりに落ち着くのではなかろうか?と予想しておる。

つまり!継続は力なりと言われるように、続けることは大切なことだな。がんばれば感染者数も当ブログのアクセス数のように減らしてイケるということだな。目指せアクセス数ゼロ!ムハハハ・・・感染者ゼロ!

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藤 2021年4月2日撮影

プランターの位置を変えて、藤もドンドン伸びて開花が始まり、どれを撮り続けようとしていたのか分からなくなってきた。まあ、だいたい上画像のような感じで開花してきましたな。たぶんプランター植えのものの方が地植えの個体よりも若干早めに開花する傾向がありそうなので、彼方此方の藤棚も、来週あたりからイイ感じになってくるかもしれない。そして山に咲く藤(ヤマフジ)は最高に綺麗ですな。ウグイスも鳴くだろう。

動けるうちは、花鳥風月を楽しみたいもんですな。旨酒とともにね。

 

ちなみに今日は「聖金曜日」であるな。この三日間によって妙なクラスターが発生しませんように。それはイエスさんもマリアさんも望んではいないはずだからねぇ。明後日の日曜日がイースターですな。これで太陽暦的にも太陰暦的にも西欧文化の暦的にも春真っ盛りってなわけだ。陽気に誘われて人の動きが増える・・・妖気に誘われないようにねぇ~。

 

藤の開花もカウントダウンだな・・・高温山廃仕込「木戸泉 醍醐」

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藤 2021年4月1日撮影

藤のプランターを移動した。撮影には不向きな場所なので、あまり綺麗な画像は得にくい。しかし動線を考慮するとこの位置だなぁ・・・ということで場所は決まったのだが、置く位置はあまり高くは出来なかった。レンガひとつ分の下駄を履かせるにとどまった。我が家への入口には数段の階段があるのだが、その階段下から眺めるには妥協できる位置に収まった。狭い庭なので、まあこんなものだろう。

 

昨日の画像と比較すれば、一日にして相当な飛躍を遂げる成長を示したことが分かるだろう。展開した花のクローズアップを見てみよう。

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咲いた花を拡大してみる

藤(フジ)[Wisteria floribundaマメ科フジ属 つる性落葉木

花を見ればマメ科の植物であることが一目瞭然であるな。咲きだしたばかりの新鮮な花なので、透明感がありツヤもいい。いい香りも漂い始めた。先日は得体の知れない小さな虫が数匹、藤の花弁の周囲をウロウロ飛行していたし、アシナガバチも偵察飛行を試みはじめていた。人間様がコロナ禍ですったもんだやっていることなど関係なく、虫も植物も活発に動き始めたな。

 

藤のハチミツが、こりゃまたいいんですな。また見つけたら購入しようと思っておる。ハチミツの話題ついでに玉川学園の購買に置かれておるハチミツは、面白いのがあるし美味だ。さすが!ハチといったら玉川学園だよねぇ。まあ、わざわざ買いには行かんが、ついでの時には立ち寄るわなぁ~。ただ、クルマ移動だと駅前に入って行く道が狭いからねぇ。別にデカいクルマに乗っている訳ではないんだが面倒だな。玉川学園の蜜をなめると、毎度おなじ事を思うんだが・・・人生誤ったなぁ~ってね。ここの大学の農学部へ行けばよかったってね。Etsuro1でも10年も浪人すれば入学出来ただろう・・・わっはっは~。

農学部のHP見てみんしゃい!すんげ~興味深いですな。そして「教育博物館」の展示で時々興味深いものがあるんで、いいですな。でもコリャ、学費高そ~!

 

旨酒を呑むと、ワガハイは時々だが人生誤ったなぁ~って思う。つまり東京農大醸造学科に行けばよかった・・・ってね。こちらも10年浪人すれば入学出来ただろう・・・ムハハ。

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出ました酸の王道・・・木戸泉 醍醐

超お久しぶりの「木戸泉 醍醐」ですな。発酵は甘酸っぱいところから始まるんですな。ブドウの果汁も甘酸っぱい・・・しかも糖度は高いからアルコール度も出る。米を醸すにはデンプンを分解して糖にかえるために麹菌を使う・・・麹甘酒がブドウ糖などで甘く感ずる状態を、蔵では麹室で作り出すんだな。そしてモト仕込みで乳酸を取り込む・・・それを蔵内の乳酸菌を使うのが(生モト山廃系)、乳酸を添加するのが(速醸モト)、ま、それぞれメリットもデメリットもあるんだろうが、ぬか漬けやったことのある人なら分かると思うんだが、別に乳酸を添加しなくてもヌカを管理すればしっかりと綺麗な乳酸が生ずるもんですな。米から甘さと酸っぱさを獲得する・・・日本酒の造りは先ず、ブドウ果汁の状態を人為的に造り出すことから始まるってぇコトだな。

で、この木戸泉は裏ラベルを見れば面白いことが書かれておる。知る人ぞ知る有名な蔵だからねぇ。

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裏ラベルだねぇ・・・

「高温山廃仕込」・・・通常、乳酸発酵はあまり高い温度帯ではうまくいかない。それはザワー種のパンなんぞを作ってみたことのある人ならよ~く分かると思いますな。温度帯が高くなると酢酸発酵が強くなりがちで、マイルドな酸ではなくなるんだな。それに香味も乳酸と酢酸ではまるで違うからな。ま、世の中酢酸好きもおられるんで、それはそれだがな。

ここでいちいち「高温山廃仕込」の技法など解説はしない。したところで座学であり、あまりにリアリティがないからね。で、呑みましたねぇ~実に綺麗な酸を基底に持つ純米酒でしたな。大昔の木戸泉の印象とはだいぶ違っていましたな。「心を豊かにする酔い心地酔い覚めの良い日本酒です」という裏ラベルの表記に偽りなし!というか、これヤバいほどクイクイ入りますな。「食中酒としてお楽しみください」という裏ラベルの言葉も的を得ている。なにせ、食を忘れて木戸泉醍醐の香味世界に没入しかねない。そういった意味では危険な酒だな・・・また買おう。

 

 

藤の開花もカウントダウンだな・・・置く場所探して咲いてもらおうか?

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我が家の藤はもうすぐ咲く 2021年3月31日撮影 

昨日は、結局午後になると日の光が怪しさを増して、遠景が大いに霞んでしまった。それほどYかぶり(黄味に寄った発色の意)な霞ではなかったが黄砂だろう。実に不快な空気であった。さらには通りがかりのお気に入りパン屋さんは売り切れでサッサと店じまいしていた。夕方行ったのだから仕方ないとはいえ、大抵はパンドミーぐらいは一本買えるものなのだが・・・だいぶ人気が出てきてしまったようだ。

以上、己にとって不都合な出来事であったが、それもまた何らかの幸いであろう・・・ということにしておこう。

 

さて、このところ藤の画像を出しているが、一日で相当に植物が動くことが分かる。改めて撮影するとより分かりやすく確認することが出来る。そういう点で、撮影するというのは、ただ見るということ・・・記憶をたどって検証するということ以上に比較がしやすくなる。スケッチでもいいのだが、より証拠としては補強されたものになる・・・はずだったんだが、最近の画像の使われ方は、そうした考え方も単なる習慣に過ぎなかったことを証明し始めているようにも思える。デジタルは補正も書き換えや置き換えも容易だからな。でも、まあ・・・そこまで神経質になる必要はないという「藤」のラフな記録だ。

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寄りましたな

一つ一つの花芽を拡大して見ると、これまたいい色なのだ。咲き誇った藤も見事だが、その準備過程もまた美しいではあ~りませんか!我が家の藤は数日前に経緯を書いた通りプランター植えなので、当たり前だがプランターという条件(場)で咲くしかない。植物は動けないので・・・というのはウソで、動きます!が、一応、動物のようには動けないので「置かれた場所で咲く」ことにはなる。だがしかし!ワガハイの場合はプランター植えなので、「置く場所で咲く」ことが可能であるな。ということでここ数日、置き場所や置き方を考えて、実に楽しい悩みを抱えておる。

先ず解決すべきことは、置き場所の高さだ。プランターを直置きしている状態では花の位置が低すぎる。ゆえにベストアングルは地面に寝転がって見ることになる。これではチト辛い。そして鑑賞のためには光の入り方、風の吹きこみ方、背景といった条件を考えなくてはならない。が、そんなに欲張れない庭である。せめて高さは解決しよう。腰痛注意でブロックを積んで、その上にプランターを置くのが手っ取り早い。そして無粋なところは見なかったことにしておこう。人様に鑑賞してもらう目的ではないからな。そして、狭い庭のどの位置で満開を迎えてもらいますかな。そろそろ決断しないと間に合わないので、今日中には方針を決めようと思いますな。

「置かれた場所で咲きなさい」という言い方もあるが、「置く場所考えて咲いてもらう」っていうのもあるわな!そこにワガハイという視点が入るんですな。客観ばかりが能じゃないですな。主観突破 ⁈

 

さあ、今季の藤はどこで咲いてもらいますかな。カートに藤を載せて・・・満開の藤と共に散歩をするというのもいいかもしれないねぇ・・・

 

※「置かれた場所で咲きなさい 渡辺和子著」のことだな。ワガハイは別に宣伝している訳ではない。内容的に誤解を生じかねないと危惧することもあるからな。コード不在で読解するにはチョット如何なものか?と思うんですな。