購入してから暫く経って、ようやく裏蓋を開けてみることにした。
保証については、自分で開けたらアウトと取説に書かれているのかもしれない。でも高価な品物でもないので気にしないコトにした。手順について説明しないが、安っぽい+ネジ4本で裏蓋はとめられていた。
あ!裏蓋を開けたのは、ダイソーで購入した時計(以下リンク先)だ。
この10月3日に書いたように〈設定をいじる時にピッ!と音がいちいち出るのだが、これは音量がデカすぎる。つまりアラームの音量と同じみたいだ〉という理由で、この音をど~にかしたい。それで、基盤などを確認してから方針を決めることにした。
予想以上にショボ・・・
直観的に基板を外すのをためらった。コレってな~んか、バラッといってあちゃ~!ってなコトになりはしないか?加えてはんだ付け箇所を見るとイマイチぶきっちょ。拘り始めたら全部やり直す!なんてコトには・・・もう老人だからならないケド・・・若い時だったらやりかねない。
さて、問題の本丸について。
アラーム音の出所の部品に対して、アクションを起こすのが面倒になった。基板実装みたい。しかも基板上のパターンを切るには裏側にナニガシカが隠れているような感じで、このまま手が出せそうにない。
これ以上、基板を外さない方が得策か。不必要に多くの+ネジで基板が固定されているし・・・こういう設計の要領の悪さっていうのは、な~んか過去の記憶が蘇る。
それはマイドの昔話し。DELLのデスクトップPC用の外付けスピーカーのこと。あのスピーカーボックスの中にはアナログアンプが内蔵されていたが、基板の固定が不必要に多量のネジで固定されていた挙句、外したら基板がボロっと割れた。まるでビスケットのようだった。熱劣化していたのかもしれないが・・・って、ソレってダメだよねぇ。
おまけに基板に付けられた抵抗やコンデンサの足は長いままで、よくもまあ・・・短絡しなかったもんだと思った。その経験もあって安価な製品を買うと、裏蓋を開けて確認しないと・・・という思いが強くなってしまった。実際に自己責任で補修したケースもあったし。
ま、そのスピーカーはワガハイが買ったのではなく、親父が捨てたものだったけれど。このスピーカーのユニットだけを取り出して、箱を別に作ったのが以下リンク先での話し。
でもこの時計、せっかく裏蓋を開けたのだ。な~んか良い方策はないだろうか?出来るだけ簡単な方法で。
というワケでお湯を沸かし、コーヒー豆を挽き、ドリップなどし、一杯の至福の時を過ごしていると方策が浮かんだ。
つまり、アラームや操作音の質が高域にトゲがある刺激的な音で、かつ音量がデカすぎるのだから、それを抑制させればよいのだ。
とにかく高域減衰!
そして高域減衰には吸音材。
あの音を出す黒い部品に開いた丸い穴を、吸音効果のありそうな素材で覆えばいい。音が小さくなって耳障りな高域も減るのでは?
なにか、蓋をするのに適当なモノはないだろうか。
????・・・・・?・・????・・・・
エプトシーラー!
で、ソレってどこに仕舞い込んだっけ?半端な残り物があったよなぁ。
暫く心当たりを探す・・・
そうして見つけたエプトシーラー。
それを短く切って穴に貼った。そして裏蓋を閉めてアラーム音と操作音をチェックすると・・・イイ感じ。刺激的な音が丸くなって音量も落ち着いた。これならば問題ない。
というか、デフォルトでこうあるべきでは?という状態になった。
こうして、この件は落着したのだった。