地味な画像だ。
スベリヒユ・・過去にも何度か書いている。
スベリヒユというのは、とてもとても昔に日本に帰化した植物らしい。そういうのを「史前帰化植物」という。詳しく知りたい方は、以下リンク先を参照されたい。
スベリヒユをわざわざ栽培するなんてあり得ないと思った。こんなの、庭や畑の雑草である。そして花芽が付く前に採取しておひたしで頂く。ヌメリがあるが美味。夕食に一品加えられる。
ヌメリのある食材は健康にイイという、やや迷信的なコトも聞かれたが、そりゃあ余りにもヤバい言い方だろう。ヌメリがあって健康に良くないモノもあるに違いない。よ~知らんケド。
ただ、こういうのは「縦に裂けるキノコは毒キノコじゃない」という根拠のない危険な言い方と同じに思える。勿論、縦に裂けるか裂けないか、という問題と毒の問題は関連がない。
とにかく、植物には有毒なものも多いから気を付けなければならない。それに例えばゴマだって、アレルギーの人間にとっては有毒と同じだ(有害と言うべきか?)。ワガハイ、ゴマが駄目だからいろいろ厳しい。外食で中華や和食を選択するのが面倒になった。
安心なのはイタリアンですな。あまり和風化していないイタリアン。
困ったコトに健康志向、自然派志向の強いお店だと、ゴマ油を使ったパンなどもあるから・・・パン屋も要注意!あと、リンゴやバナナもアウトなんで・・・果物売場で選択肢が少なくて・・・残念。
話しを戻す。
スベリヒユの仲間にポーチェラカ(別名ハナスベリヒユ)がある。以下リンク先に画像がある。2021年6月30日のブログだから、そろそろ農協の直売に行った時に注意していれば、ポーチェラカの苗が売られているかもしれない。
昨年はポーチェラカを楽しまなかったから、今年は見つけたら買うか?
だが、スベリヒユは種蒔くワケでもなく、勝手に芽を出し花を咲かせる。ポーチェラカは消滅してしまう。そこはやはり史前帰化植物と位置づけられるだけに、日本の環境に適応しているんだろう。ゆえに雑草となった・・・と。
あ!そうそう。小さなバッタって群れでやってくるんだが、イナゴの大群みたいなもんでスベリヒユを全滅させる。以下リンクで書いたから2021年のコトだったんだなぁ。「旧約聖書 出エジプト記10章」を思い出したもんだ。
いなごが地の面をすべて覆ったので、地は暗くなった。いなごは地のあらゆる草、雹の害を免れた木の実をすべて食い尽くしたので、木であれ、野の草であれ、エジプト全土のどこにも緑のものは何一つ残らなかった。(出エジプト記 10章15節 新共同訳)
で・・・この過去ブログでは蕎麦についての思い出も書いた。だが、遂にワガハイは蕎麦もアレルギーとなったからねぇ。残念だ。
というワケで先週だったか?いつもワガハイに合わせていると好きなモノも食えない妻は、都内に出た際に「麻布 永坂更科本店」に行って、お久し振りの蕎麦を堪能した。なんか嬉しそうな顔して帰宅したワなぁ。
ま、ワガハイの蕎麦アレルギーも、なんか運動誘発性のアレルギーっぽい感じもするけれど。ゴマもそんな感じはする。
というコトは、そ~っと蕎麦屋に行って、そ~っと食って、そ~~~っと帰宅して、さらに加えてそ~~~~~~っとしていれば大丈夫かもしれない。美味いモノを食うために一日を犠牲にするのは正しいコトである。そのうち、非常に異常にタイミングに恵まれたら、そういうコトにしよう。
一応、薬を握りしめつつ。
とりあえず、スベリヒユにアレルギーはないワガハイだから、そろそろ収穫しておひたしにしてみようか?