鉢植えの蝦夷菊の勢いが余りにも元気なので切り戻しをした。とは言っても、この作業は妻の領域である。
ワガハイは切り花が好きではないが、この場合は仕方ない。切った花を捨てるワケにもいかず、テーブルへ飾ることになった。
花粉が沢山落ちる花だとテーブル上は困るが、蝦夷菊は今のところ大丈夫みたいだ。ヒマワリは凄いコトになるからねぇ・・・黄色い花粉がかなり落ちるから。ちょっと前まであった秋桜も、ソレなりに花粉が落ちた。
まさか全草猛毒の植物を食卓に飾るコトはしない、と思うケド・・・案外、気付かぬうちに綺麗だからとやってしまうかもしれない。やっぱりチョット、気をつけた方がいいだろう。(猛毒のトリカブトのコトを書いている過去ブログは以下リンク先)
綺麗だとか綺麗じゃない、とか・・・それも人それぞれの趣味だ。だからといって「杉の花が綺麗だ!」と、食卓に飾っている人はいるのだろうか?
かつて(昭和の頃)・・・床の間に杉の花を生けていた人がいたケド・・・まあ、予想通りにワガハイはクシャミの連続だったねぇ。でも・・・なんでワガハイがスギ花粉がダメなコトを知っていながら生けたんだろう?それは華道教室の影響だろうが、ワガハイの母親なんである!
不思議。
師匠のイイなり?
そう言えば・・・菊アレルギーっていう人もいたなぁ。
というワケで、アレルギーの人がいるとナ~ンも出来なくなってくる。猫も犬もダメで、エビやカニが食えず、大豆もダメで小麦もヤバイ。そういう人はいるからなぁ・・・(明日は我が身か?周囲の理解が支えになるんだけどねぇ)
ワガハイは好物のリンゴがアレルギー検査でダメになったし、キウイは経験的にダメだ。そして胡麻が怪しいっていうのは手痛い!胡麻油に疑いがあると、かなりの料理は厳しくなってくる。
そんなコトもあって外食の機会は減る。食物アレルギーがあるとメニューのチェックが面倒だからねぇ・・・ネホリハホリ店の方に質問するようになってしまうし。
故に、外食はほぼ諦めた。外出時は困るケドね。
そんなワケで、ネット上で参考になりそうなレシピや料理画像などを暇があると探すのだが、最近、コレは簡単で酒づまみに良さげ!というのを見つけた。
イタリア風大根のソテーのレシピ・作り方|レシピ大百科(レシピ・料理)|【味の素パーク】 : 大根やにんにくのみじん切りを使った料理 (ajinomoto.co.jp)
ワガハイが作ろうと思ったら、先にサッサと妻が作ってくれた。
ここで、その料理画像が出てくればイイんだが・・・撮影する前に食べてしまった。
料理画像がないので、色違いの蝦夷菊の画像を添付しておく。この色も良いねぇ。
だが「イタリア風大根のソテー」、上のリンク先に記載の通りには作らなかった。我家的には「ほんだし」と「トマトケチャップ」は必要ない。そのかわりにシメジで味を出して、生のミニトマトを少し用いた。
トマトケチャップを使わないと、やや味のインパクトは弱くなるに決まっている。でも、ソレを用いてしまえばソレの味で決まってしまうからねぇ(ほんだしも同様)・・・味的には万人ウケするだろうケド。
それで、味の素のサイトでのレシピよりもかなりシンプルな味付けの「イタリア風?大根のソテー」を食べ、テーブル上の蝦夷菊を眺めながら「丹澤山 麗峰」を呑んでいたのだが・・・
「コレ、ジェノベーゼでもイケるんじゃね?」
と思った。妻も同感だという。
使ったオリーブオイルも味の素ブランドではなかったし、ひとつも「味の素」の製品が無かったけれど、とても参考になったレシピだった。
味の素さん、ありがとうございました。
ワガハイのアレルギーに関して問題のない料理を、またひとつ覚えるコトが出来たのだった。