アジサイも種類が多い。多すぎていちいち名前なんて覚えていられない・・・というよりも、もう覚えるのをはじめから諦めている。それに覚えたトコロで酒が旨くなるワケでもない。
結局、飲食の質的向上に何らかのカタチで結び付くコトが無ければ覚えないワガハイという動物である。
で・・・この画像の植物は「ガクアジサイ」ではあろう、と思っていた。一応、植えた本人に聞いてみると、「ガクアジサイ」というよりは「ヤマアジサイ」だという。
では、「ガクアジサイ」と「ヤマアジサイ」の違いはなんじゃ？と聞いてみると、あやふやに誤魔化された。つまりマイドの手口なのだが、
「なんていう品種名だったかなぁ・・・たしか黒姫？」
で、ワガハイはスマホで「ガクアジサイ」を調べる。そして似たような画像を見つけると「コレか？」と見せる。すると「違う」という。
「ヤマアジサイで調べた方がイイよ！」
と言って買った本人は調べ始めた。するとすぐに
「ほら！コレよ。」
「黒姫」という品種だった。当人は極めて満足そうな顔をしていた。要するに「ヤマアジサイ」で調べたらすぐに行き当たったワケで、だからコレは「ガクアジサイ」というよりは「ヤマアジサイ」である・・・みたいだ。
ま、とにかくアジサイではあるというコトで、それ以上の深入りは止めた。
我家の庭の「黒姫」は、只今絶賛開花中！今年は花も多くてイイ感じ。
この画像は数日前に撮影したのだが、使用したレンズは望遠ズームレンズ（OLYMPUS 40-150mm1:2.8）だ。たまたまそれを付けたカメラを持って庭に出たから、それで撮ったまでのこと。ナニをどの様に撮ろうか、という意図は全くない。ナリユキで撮ったまで。
だからこの時、超広角レンズを付けていれば、そのように撮った。カメラを持たずに庭に出れば眺めて終わり。なんか、努めてナニガシカを撮ろうという気構えはない。
ま、いろいろ撮っておいた方がブログネタとしては便利だけど。
だが、「ヤマアジサイ」が綺麗だったから撮ったにしても、な～んか虫がいるんだなぁ。そしてそれぞれの花に一匹ずつ見つけるのだなぁ。観れば見る程いるのだなぁ。
蜂かアブか？
調べるのに丁度良いアングルが見つからない。アジサイ自体がフェンスぎりぎりに植えられているので、非常に撮影アングルが限定されてしまうコトも、その虫を分かり易く撮影するには困難となってしまう。
レンズをマクロに付け替えてもねぇ・・・寄って撮影しようとしたら、逃げるかもしれない。
というコトで、本日はこの虫についても突っ込んで調べる気にはならない。それを知ったトコロで、今晩の酒が一段と旨くなるワケでもあるまい。
こうして老人はあらゆるコトに好奇心を失っていく。コレ、たぶん痴呆症に繋がるヤバい兆候かもしれない。
「黒姫」という品種名を忘れてなかった妻は、その記憶力を自画自賛し、まだまだボケてはいないというような趣旨のコトを言っていた。だが、昔のコトは覚えているけれど、今しがたのコトが分からなくなるっていうのがヤバいのだ。
では・・・昨晩呑んだ酒は？
「キザンワイン赤（ブラッククイーン100%）」の残りを呑んだ。
前々日の酒は？
「キザンワイン赤（ブラッククイーン100%）」を半分程呑んだ。
ではでは、その前はナニ？
お久し振りの「山廃純米 天狗舞」。
酒のコトは覚えているから、まあ暫くはワガハイも大丈夫だろう。酒のコトが曖昧になってきたら、痴呆症を疑うコトにしよう。
