取説を読まないのはジェレミー・クラークソン。過去にも同じリンク先を貼ったけれど、再び下に貼っておく。
昭和の頃・・・小学校の頃は、自分が大人になったときは凄く進んだ世の中になっていて、あらゆる問題が解決されて平和になっていると思っていた。例えば広島と長崎の核兵器についての反対運動も行う必要が無くなり、アタマのいい大人たちは議論を重ねて戦争を放棄するようになるだろう・・・と。
それもロッキード事件のことから、やっぱり大人は期待できないと思うようになった。田中角栄という人は、瞬間的に希望を与え、一撃を持ってそれを失望にかえたキャラクターだった。もっともそれは田中角栄とその取り巻き、時代背景も含めてその様なコトになったんだろう・・・と思うのは、もっと成長してからのコトだ。
1970年の大阪万博には夢も希望も抱けた。月の石は展示され、岡本太郎の「太陽の塔」は意味不明ながらも異様なパワーとテンションを発散していた。我が父親は出張ついでに万博を見て来て、自分用土産にイランの酒だという・・・ナニやら透明度の高い液体を買ってきた。
東海道新幹線に乗って、新大阪まで行って・・・父親はワガハイに小さな「EXPO '70」と記されたバッジを買ってきてくれた。ワガハイは万博会場に行くコトはなかったけれど。万博はともかくとして、本当は新幹線には乗りたかった・・・しかも新大阪（当時の終点）まで。それが実現すれば、子供心には自分の未来が変わるような気がした。
でもどうだろう・・・今のワガハイがタイムスリップして1970年に行ったとしたら、あれだけ盛り上がった大阪万博でさえ、実にシラケた感想を持つことになるだろう。それだけ今、現実世界（民意）は変わってしまったのだ。
それは個人的な話しではなく、かなり多数の人が概ね似たような感覚を持たれているような気はする。基本、少数派意見に位置付けられるコトが多いワガハイながら、昨今は案外・・・大多数ではないものの、似たような意見の人の中に埋もれていられるようになってきたのかもしれない。
でも相変わらず、夢をもう一度！と思う方々もおられる・・・と。「時代は変わる」のにねぇ（あ！ボブ・ディランですぅ～）。
静岡県知事選でも、予想通りというか、予想するまでもない結果が出たし・・・そうなるコトに気付かないのいだろうか・・・自民党？とも思うケド、ナンでこの期に及んで自民党の推薦を受けるのか・・・よ～ワカランけれど。
ま、政治の世界に取説はない・・・か？
あってもやっぱり読まないか。
立憲民主党と国民民主党が推薦した元浜松市長の鈴木氏が、自民党が推薦した元副知事の大村氏らを抑え、初めての当選を果たしました。
ま、もはや不信任状態と言える内閣支持率でナニやられても・・・その判断は古きアタマの仕出かすコトよ。
岸田文雄内閣の支持率は28%で、4月の前回調査から2ポイント上がりほぼ横ばいだった。内閣を「支持しない」と答えた割合は2ポイント低下し67%となった。
自民党派閥の政治資金問題を巡る関係する議員の処分や法整備といった首相の一連の対応を「評価しない」が83%にのぼった。
ま、ネット上の情報だが、新聞記事で気になるコトは拾い読みする。だが、冒頭ジェレミー・クラークソンが取説を読まないというコトを書いたように、ワガハイも取説は読みたくない。
そもそも、電気仕掛けの蚊取り線香ごときである。ナンで取説を読まねばならぬのか！普通の渦巻き蚊取り線香ならば火を付けるだけ。それにも注意書きがあるけれど、基本的に火気の取り扱いに準じていれば問題は生じないだろうに。
もっとも、取説にはメーカー側が責任を問われない為の方策もあるから、いちいちど～でもイイことまで記述されるから嫌になるのだ。そのくせ、知りたい情報にはなかなか行き当たらない。
でも先日書いた通り、やっと「水性キンチョウリキッド」の詰め替えボトルを買った。そして本体に付属していた取説は捨ててしまったものの、その詰め替え品にも取説があったので、改めで目を通してみるコトにした。
それは、薬剤である以上は有効期限があったのかもしれない・・・というコトの確認だ。だが、有効期限に関する記述は見つけられなかった。見落としたかもしれないが。
しかし・・・ナンでこんなに長文なの？
結局、斜め読み。
長期間使わない時は薬剤の入ったボトルを器具から外せ！
そしてキャップを閉めろ！
そ～ゆ～コトらしい。つまりそ～しないと殺虫成分が劣化するのだろう。
だが、そんな面倒なコトするか？
シーズンオフになったら、いちいち電気蚊取り器具ごときにそんな手間かけるか？普通、そのまんまだろう。
それに、既に新しいボトルに付け替えたけれど、そのキャップなんて捨ててしまった。
ダメじゃ～ん！
