およそテレビドラマは見なくなった。最近のモノが我が趣味に合わないからだろう。では再放送はど～なのか？というと、さすがに見飽きた。幾ら西部警察が面白かったとはいってもスジは分かっているし（単純だしねぇ・・・）、結局は水戸黄門的だからなぁ。
ちょっと前ならばドクターXは面白かった・・・といっても2012年放送のヤツが一番面白かったワケで、こういうのはウケるとだんだん制作予算が増えていきますよ・・・と。すると何故か面白くなるとは限らない。
いや、もっと典型的に回を重ねるごとにつまらなくなったのは「相棒」だなぁ。
で、それが午後の時間帯に再放送が繰り返されているテレ朝なワケだ。もっと昔だと「暴れん坊将軍」といった時代劇がひたすら再放送されていた・・・っていうのは、あれは午前中だっただろうか？
仕事の合間にお茶休憩などしていると、ついつい見ちゃったりしてねぇ・・・仕事の能率を下げたもんだ。
ま、それでもドクターXは良い。何故なら岸部一徳さんの「メロンです！請求書です！」だけ見たいんである。ストーリーはど～でもイイんである。だからそろそろだろうというタイミングでお茶休憩とする。おもむろにテレビのリモコンに手を伸ばし、「メロンです！請求書です！」を見て電源を切る。以上だ。
ところで最近はスーパーマーケットの果物売場で、極めて小振りなメロンが並んでいて、お値段も手頃。我家的には丁度良い大きさなので有り難い。というワケで今月に入ってから数回購入している。
アンデスメロンですよ！というよりも、売り場で目がとまったのは「ステビア栽培」という文字だ。老眼の分際にしては、何故かこの文字が先に見えた。
ステビア［Stevia rebaudiana］っていうのは南アメリカ原産のキク科ステビア属だ。甘味料として用いられるので、食品の成分書きにしばしば登場する。0カロリーとも言われるからダイエットをうたう製品には必須の甘味料のひとつだ。
そしていろいろな真偽不明の情報が溢れてもいる。身体に好影響なのか、悪影響なのか、両方の情報がある。そして概ね科学的に優位と思われる印象の研究機関の発する情報的には、害について心配する必要はないと思われるのだ。
でも、まだ、研究途上という但し書きがついていたりする記述も見られて、ちょっと自信なさげの責任回避的雰囲気も漂う。
どのみち、大量摂取すれば何らかの身体的影響は出るだろうから、適量を使っている分には過剰に心配する必要はないという結論ではあろう。
だが、ワガハイ的にはステビアの甘さは微妙に嫌いなのだ。独特の苦みのような後味が残る。あれは不快だ。もっともかつて、我家ではステビアを栽培してみたコトもあったし、それを紅茶に入れてみたりもしたのだが、苦みだけではなく、独特の臭みもあってワガハイ的には歓迎出来なかった。
結局、甘味はグラニュー糖を基準とし、和風の料理や菓子では和三盆糖が好みというコトに落ち着く。血糖値がど～だとか、カロリーがあ～だとか、そういうのも摂取量に留意すればイイんである。今のところ医者から強力な糖質制限を言い渡されているワケでもないのだから。
では、ステビア栽培したメロンの甘味は如何なものなのか？というと、別に甘味料として感ずる苦味のような後味もなく、普通にメロンだった。
というか今シーズン初のメロンはステビア栽培というシールは貼られてなかったヤツだが、な～んか微妙にダメ土にありがちなニオイがあった。それはアフターテイストだ。食べ終えてから鼻につく微妙な臭み。それは魚粉的な臭いだった。
ま、それはメロンに限らすアルアルのコトだが。
肥料を突っ込んだんだけど、土に馴染んで分解され切っていない状態で作物が吸収してしまったんだな。
で、このステビア栽培のアンデスメロンでは、そうした違和感は全くなかった。特に高い糖度というワケでもなく、香り高いワケでもなかったけれど（なんか、ステビア栽培だと糖度が上がるような話しもあるけれど）。
ステビア栽培っていうのは、先ずステビアを栽培して、ソレを土に鋤き込んで作物を育てるとか、ステビアを堆肥化してから土に鋤き込むとか、ステビアを煮出して濃縮し、熟成させて液肥のように使うとか、そんなコトをやるワケだが・・・
我家的には液肥を作って使ってみたときもあったけれど・・・イマイチその効果は実感できなかった。微妙な効果？あるいはある程度継続しないと効果が出てこないのかもしれない。
イチゴやメロンの栽培ではステビア栽培のコトが聞かれるけれど、たぶん最も効果的なやり方があるのだろう。そして結果が出ているからやられているのだろう。ま、買って食べた感想としては不快感もなく、お値段相当以上の品質だったので満足だった。
あ！お値段以上の品質・・・そこにステビアの効果があらわれていたってコトなのか？
