桔梗は古くから親しまれてきた花で、万葉集にも出てくるし、家紋にもつかわれたりしている。花言葉は「永遠の愛」だとか「誠実」とか言われるが、ピンク色の桔梗は「幸薄」という説明もある。(桔梗信玄餅ってぇヤツもあるケド・・・。)
まあ、そういう勝手な言われ方をされている花からすれば・・・「うるさい!馬鹿野郎!」ってなもんだろうが、こういうのを気にする人ってたぶん、多いんだろうなぁ。
ワガハイは気にしないので、ただただ綺麗だからいいじゃない?という質である。ただ、贈り物にする時には相手がどの様なコトを気にする人か分からないので、一応だが花言葉を調べてみたりする。
とは言っても、このところ・・・人に花を贈ったコトなんてないし・・・贈り物って酒ばかりだからなぁ。
酒言葉ってあるのかなぁ・・・さしあたり、大吟醸は「見栄」、純米は「誠実」、本醸造は「実質」とか・・・そんな感じダロウカ?つまり、コレってワガハイが思い描いているそれぞれの特定名称酒に対する偏見かもしれない。
大吟醸は・・・見栄でしょう。スッキリした酒を醸すのに、今更そんなに米を削る必要はない筈だからねぇ。立香だって強いものは迷惑なだけだし。
というコトで、桔梗のコトを書くつもりだったのが、いつの間にか酒の話に移行していくのがワガハイの文章の特徴を形作っている。つまり、それしかネタが無いというコトでもあるか。
この桔梗は、伊勢原(神奈川県)の農産物直売所で見つけて購入した。ちょうど庭植えで長いこと咲いていた桔梗が消滅してしまったので、丁度良いタイミングで綺麗な花を咲かせている苗を見つけた。
妻が言うには、ナントカという虫がいて、それが桔梗を全滅に追い込んだらしい。ワガハイ、その虫の名前を覚えられない。ただ、ワガハイ的には我家の庭は小さなバッタによる被害を多くの植物達が受けており、そのバッタは集団行動をしているので始末が悪い。少々追い払った程度では焼け石に水なんである。
一匹のバッタを見ていると、とても憎めないかわいさもあるのだが、その食害は相当に酷いものである。我が楽園である庭は、楽園であるが故に常に攻撃を受けているという感じだ。ヒヨドリ、ドウガネブイブイ、アゲハの幼虫、カミキリムシ、バッタ・・・まわりを見渡せば野原は整地されて住宅地となり、彼らの居場所も少なくなった。緑の密度としては我家の庭は、かなり濃密な食料庫に見えるのかもしれない。
彼らの居場所(楽園)を奪ったのは人間という動物だから、彼らの襲撃に怒るというのも、とても大きな視野に立てば理不尽な話だろう。
ワガハイが綺麗だと思っている花を、同じように彼らは観賞するコトはない。ソモソモ、ワガハイの為に花は咲いているワケでもなく、自ら着飾っているとも思ってはいないだろうしなぁ。
桔梗と合わせて蝦夷菊も売られていたので購入した。そして桔梗も蝦夷菊も鉢植えにした。特に蝦夷菊は猛烈に連作を嫌うというから、鉢植えで管理した方がイイかもしれない。放っておくと背丈がかなり高くなるようだから、適当なところで押さえ込んで仕立ててみたい。
とは言っても、これらの花は妻が管理する領域なので、果たしてどうなることやら。放任栽培を得意とする妻だからねぇ。
ま、購入したてなんで、綺麗に花を咲かせている桔梗と蝦夷菊を、今のうちに撮影しておこうというワケだった。きっと来月あたりには、グシャグシャになってきていることだろう。ワガハイは、この件については我慢して手を出さない。放任栽培による乱調の美学を楽しむコトになるのだろう?それはそれで、良し!?