今朝、庭から鳥の鳴き声が聞こえた。たぶんヒガラだろう。
今度こそ確実に特徴を確認しようと思い、そ～っと窓を開けて様子を観察した。慌ただしく動き回る小さな鳥は二羽。ツガイなのだろうか？ワガハイの視力では雌雄の違いを確認するのは厳しい。たぶん、達人ならば要領よく差異を見分けられるのだと思うが、ワガハイのような不慣れな素人っていうのは、差異のポイントを抑えるというのが困難なのだ。
運転免許を取得しようと自動車学校に通い、初心者マークを付けて運転した頃のコトを思い出すと、視線の動きは無駄が多かったと思う。よく見るというのは、要点をしっかりと見なければならないワケだ。どうでもイイところばかり見ていても仕方ない。そういう要領を得ていない鳥の観察だからねぇ。
ま・・・結論は「ヒガラ」で確定！間違いない。というワケで一歩前進した。次は雌雄の違いを見分けられるように予習しておこうと思う。たぶんツガイで間違いないとは思うが。
随分昔のテレビ番組内の話だが、たしかタモリさんが「花鳥風月」に関して、「花だの鳥だのと言っているウチはまだ若い・・・」といったコトを語っていた記憶がある。そして「風がイイねぇ・・・」とか「月がイイねぇ・・・」なんて言い出すと、だいぶ人生が枯れてきたという話だったように思う。その先に「石がイイねぇ・・・」なんて言い出すと・・・ってなコトも言っていたような気がする。
「ブラタモリ」って番組はたまに見るコトがあるが、彼はかなり地質マニアなんだなぁ（その分野はワガハイも好きだが）。まあ、イロイロなマニアなような気もするが・・・果たして本当にそのマニアなのかもワカラン。マニアを装う芸風なのかもしれないし？
とにかく、ワガハイはまだ花がイイだの鳥がイイだのと言っているからねぇ・・・むしろ10代の頃の方が望遠鏡で月を見ていたし、オリオン座大星雲の・・・M42だっけ？を見てナニヤラ楽しげな時間を過ごしていた。
そうだ！これからオリオン座が良く見える季節だよなぁ・・・また、その季節が巡ってきたんだなぁ。もの凄く夜空の状態が良ければ、M42って肉眼でもボ～～～ッと見えるケド、知人の双眼鏡で見た時はイイ感じで見るコトが出来た。8×30のニコン製双眼鏡だったなぁ・・・空が暗ければかなり綺麗に見えるよなぁ。そして7×50の双眼鏡でも見たコトがあったが、ありゃ素晴らしかった。
記憶ではタカハシ製作所の双眼鏡だったと思うのだが・・・ふと気になったからWeb.で調べると、最近は双眼鏡を作ってないのかな？天体望遠鏡だけになっちゃったのかな？あまり双眼鏡の需要ってないのかな？
でもまあ、望遠鏡で月をみて・・・クレーターを見て、ソレだけのコトなんだが見続けてしまうもんだ。月なら都会のバルコニーとかからでも見られるからなぁ。火星とか木星、土星はキツイのだろうか。このあたりになってくると、性能の良い望遠鏡の方が圧倒的に楽しいから、博物館とかの観望会に参加した方がイイのかもしれない。
個人で所有する望遠鏡って口径10cm位が現実的だからな。そうそう活用しなければカビが生えて終焉を迎えてしまうしね。ワガハイの望遠鏡も終焉を迎えたから。
蝦夷菊も花期が長いなぁ・・・この花は気に入った。大輪の菊っていうのは見事だけど、あまり好きではないが、小さな花を咲かせる菊は好みだ。向日葵も小振りな品種の方がイイし、クレマチスが嫌いなのは洗面器のような巨大な花を見たから、ってぇのもあるからねぇ。
とにかく本日は「ヒガラ」を確定したという、小さな快挙で始まった。さて、午後からは一体ナンの快挙があることやら・・・もう終わったのかもしれないが。
