Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

余韻のように実るブルーベリー・・・好奇心が徘徊するワガハイ?

ほんの僅かな実り・・・ブルーベリー

秋分を過ぎると、日照時間の短かさを実感するようになってくる。毎年のことなのに、毎年同じように「こんなに日没って早かったっけ?」と驚く。それはワガハイが忘れっぽいだけなのだろうか?

 

ブルーベリーは、毎年のようにこの時季になってもポツリポツリと実る。名残惜しむかのように、余韻のように実る。

では、この時とばかりにヒヨドリが飛来して食べるのか?というと、このところヤツらの姿を見ない。確かヒヨドリも渡りはする。だが、大概は伊豆半島や房総半島といった暖かい地域への移動だったのではないか?ソモソモ温暖化だから、昔よりは移動距離は短くて済むのではないか?と、鳥類の生態などさして知らない素人の考え。これは間違っているのだろうか?

ただ、経験値的には冬でも時折ヒヨドリの鳴き声は聞くから、近隣に止まっている個体もいるのだろう。

まてよ?ブルーベリーよりも美味くて効率的な標的が、この季節になるとあるのだろうか?

みかん・・・かな?

みかん畑に出没しているのだろうか?

ちょっと気になるケド・・・みかん畑まで行って観察する時間はないなぁ。本当は、こういうコトって子供の頃にやりたかったコトだ。思い立った時の好奇心を突っ走らせるっていうのは、最も学べるチャンスなんだが・・・子供の頃の移動手段は自転車のみ。行動半径が限られるから、なかなかひとりで観察に出掛けるコトも難しかった。「ひとりで遠くに行ってはいけない」と親からは強く言われていたしねぇ。

小学生が単独行動すると行方不明事件になってしまいそうだし・・・これは今も昔も変わらない。まあ、ワガハイももう少しすれば、違った原因で行方不明になってしまうかもしれない・・・徘徊老人!(そろそろ立派な迷子札でも自作しておこうか。えっ?そんなの無駄になるって?チップ埋め込みになるのかねぇ?)

ヒヨドリも年老いると徘徊するようになるのだろうか?この疑問を解くには、ヒヨドリの尾行でもしなければならなくなるか?ワガハイは飛べないからねぇ・・・でも研究者ってぇのは、執拗に観察を続けて行動記録を積み重ねるんだろうなぁ。

 

ワガハイ、老いても好奇心はあまり衰えてはいない。ただ、体力の低下と呼吸器疾患のお陰で若い頃のようには動き回れない。故にナニゴトも行程を刻んで積上げるやり方になった。良く言えば計画的なんだが、「やりたいコトは沢山あるのに時間が足りない」とボヤいていた好奇心旺盛の老人を思い出した・・・斎藤義重さんという美術家だけどね横浜美術館※に行けばコレクションがあるだろう)。イヤになるほど行程を刻んで仕事するって語っていたなぁ(ブルーベリーは目に良い!って盛んに語ってもいたな)

まあ、当時斎藤さんは80歳半ばだったと思う。それに比べればワガハイの方が年齢的には若いが、気力年齢のようなモノがあるならば、それは実年齢と一致しなしないだろう。というコトで既にワガハイは行程を刻むようになった。

何度か話す機会があったが、不思議な人物だったな。作品も不思議だけど。

 

横浜美術館は改修工事中で2023年12月8日まで休館。斎藤義重コレクションは以下リンク先。

横浜美術館 電子所蔵品目録 (yokohama.art.museum)