南アフリカのワインを頂いた。ザックリ言ってケープタウン界隈のワイナリーのようだ。例によってグーグルマップでワイナリーをさがしてみたのだ。
「Joostenberg Wines」というワイナリーで・・・その周囲には、他にも幾つかのワイナリーが点在しているようだ。「Hoopenburg Wines」「Koelenhof Winery」「Villiera Wines」といった名前が見つかる。だが、どれも呑んだ記憶はない。それほど熱心に南アフリカを呑んでいるワケでもないしねぇ。
地図上で眺めていれば、ナニもなくてもケープタウンって大航海時代の、喜望峰ってなイメージが直ぐに湧く。かのフランシスコ・ザビエルさんも、この喜望峰を回って来た筈。
こうした言われ方からも、喜望峰はアフリカ大陸最南端!と、思ってしまうもんだ。
でも、ちょっと違う。「Cape Agulhas Lighthouse」っていう、つまり灯台のある辺りが最南端だろう。まあ、行く機会に恵まれたならば、立ってみたい場所ではある。もっとも、な~んも無い、ってなコトになるのだが、そういうのがイイんである。
灯台って、なんかい~じゃない?そこに勤務せよと言われたら、嫌だけど。
犬吠埼灯台に行った時はとんでもない強風で、もう少し強くなったら灯台の上には登れなかっただろう。島根県の日御碕灯台に行った時も強風だった・・・ありゃあ、よりによって冬に行ったんだな。あとは能登の禄剛崎もヨカッタ。
要するに、ちょっと高台から海を見るのがイイというコトか。
という海際にワイナリーが存在するワケではないが、ケープタウン国際空港からクルマで30分程、距離にして38m程のトコロに位置する「Joostenberg Wines」というコトだ。
とまあ、ここまで書いたからには、素晴らしいワインなのか?と言われると微妙だった。結局は何等かのダメージを受けていた・・・そりゃあ、保存温度しかないけれど。頂いた方の保管というよりも、既に店頭でそ~ゆ~コトになっていただろうと推察された。
だが、呑めない程に劣化しているワケではない。つまり2021ヴィンテージにしては???というワケだ。それに典型的な若いカベルネ・ソーヴィニョンの色合いにしては香味が???というワケだ。
樽香は分かりやすく強めになっていて、タンニンというよりは種や軸を潰したようなエグミと青臭いタッチが残る。その刺激が特徴的と言えばそうかもしれない。こういう香味も、時には必要となる料理もあるかもしれない。このあたりは、南アフリカで供される料理との兼ね合いもあるだろうから、ワガハイ的には未知の世界である。
繊細な酸は期待出来ない。グラスをいくら揉んでも、出ないものは出ない。
ワガハイはコストコ会員ではないので、このワインと出会う機会もない。こうして頂けるのは有り難い。どの様なワインが売られているのか分かるから。
さて、いったいこのワインは幾らで売られているのだろうか?スクリューキャップで、南アフリカで、この品質とすると・・・1500円以内だったら納得。コストコがどの程度安いのかはワカランが、1200円で決着が付けば買っても損はないだろう、と推測した。
なるほどね~~~!
ただしネットからは2本以上でカートに入れろ!というコトらしい。ネットショップでの購入も、年会費が必要なんだろうか?その辺は知らんし、調べる気もないけれど。
とにかく、お値段からするとコスパは良いと思う。
お値段は上になるが、以下のIMBUKOの方がチョットだけイイ感じかなぁ。これはマイドのスーパーマーケットの酒売り場で入手出来るんだが。
だが、コチラもなんとなく、樽香がわざとらしい感があるんだよなぁ。値段帯的に、そ~ゆ~コトなんだろうか?
以下リンク先でも、頂ものの南アフリカワインを呑んでいた。ひょっとすると同じ「Joostenberg Wines」のヴィンテージ違いだったかもしれない。
犬吠埼の風景は、以下リンク先でどうぞ!