Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする四捨五入して還暦男の、適当な言語の羅列記録・自称乱学者

「出羽桜 純米吟醸酒 出羽燦々誕生記念 生酒」・・・派手目なカプロン酸の立香

では・・・サクラ

日産サクラは「販売好調により・・・ご注文の受付を一時的に停止・・・」なんだそうだ。ワガハイはこのクルマに試乗したコトがないので、ナントモ言えないんだが・・・まあ、注文を捌ききれなくなるのは目に見えていたよなぁ。

電気自動車の航続距離と充電時間の問題は、まだ暫くは解決つかないだろうし、充電設備の普及だってママナラナイ状態ではないか?未だに某道の駅の充電設備はダメみたいに見受けられる(そんなに真剣にチェックしていないケド)

充電設備を普及させようとお国が補助金を出せば「貰えるモノは貰っておいて、置けるモノは作っておこう!」と考える・・・実際に継続出来るかどうかなんてあまり考えていない?そうして野山を切り崩して太陽光パネルが並んだワケだし、充電設備だってメンテナンス費用に関しては補助金が出ないんだろうな。このあたりは調べてはいないが、予算があったら直ぐに修理完了となるだろう。

「オラッチの地域じゃ、電気自動車乗ってるヤツなんかいるか?そんなの小数派だろう??小数派の為にカネ使うんかい?」

ってなコトを言っているかどうかは知らんが、まだまだ完全電気自動車が普及するにはハードルが幾つもあるだろう。それに、日本って案外保守的だからね。海外の事例に倣うのが常套手段だしねぇ。そして海外の文化習慣的背景を理解しないで国内導入したりするから・・・妙なコトになったりする。

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さて、日本酒は日本の気候風土と食習慣、信仰にまで絡んで出来上がってきた飲み物だ。それは単なるアルコール飲料には止まらない・・・っていうのはワインもそうだけど・・・酒はいろいろ背景があるから厄介なんである。

だから、文化習慣が異なる相手に合わせるようなモノを造っていくと妙なコトになるかもしれない。特に日本酒の香味は人為的な技の要素が多いからなぁ・・・安易かどうかはワカランが、現地生産っていうのもど~なのか?とワガハイ的には思う。これは保守的な考え方で言っているのではなく、モノの成り立つ必然のコトを言っているつもりだ。

ま、ナニゴトもやってみなけりゃワカランというのはあるケド。

 

かつて・・・バブリーだった頃だろうか?吟醸酒ブームがあった。フルーティーな日本酒に多くの人々が驚き、米からどうしてリンゴや洋梨や、メロンやバナナのような香りが出てくるのか不思議に思いながらも、その香味を求めてワイングラスに注がれた吟醸酒をクルクル回して、まるでワインのようにテースティングしていた。

いや~~~ワインだって、あんなにグルグル回しちゃダメでしょ?ってな感じだったなぁ。懐かしいねぇ・・・。

山田錦醸造協会9号酵母精米歩合40%・・・という王道の組み合わせでなければ、吟醸酒を語れない、ってな一本調子にハマっているマニアも多かった。要するにカプロン酸エチルの香りに酔いしれていたワケだから、ならば造る方もより多くのカプロン酸エチルを生成する酵母を探そう!ってなコトになる。

 

そうしてアルプス酵母なるモノが生まれた。ワガハイ的には最悪の酵母である。この酵母と美山錦の組み合わせによる、あまりにも甘ったるい香味は、ソレだけでワガハイの日本酒への興味を失わせるに充分だった(ナンで酒からパイナップル缶詰の香りがするんだ?ってぇ酒があったからねぇ)

要するに過剰な香りは食の中で邪魔なのだ。そしてその香りは・・・特にアフターテイストはカビの発する香りの特徴を感じさせて不快だった。なんとか、この吟醸香を適当に抑えた吟醸酒が増えていく世の中になってほしいと願っていた。

そんなとき、幾つかの蔵元と話す機会があってそういう話しをしたんだが、ワガハイの意見に同感という蔵もあったし、むしろそういう意見があるコトに自信を持ったという蔵元もおられた。勿論、ワガハイの嬉しさはたまらないものだったケド。

そうして、協会7号酵母6号酵母を見直して欲しい・・・ってなコトまでお願いしたんだが・・・「さすがに6号は・・・」という蔵元が多かったなぁ。「6号の良さは分かるんだが、市場性が読めない・・・」というような話しだった。だが「7号はイケると思う・・・そして使うコトを考えている」という蔵元は多かった。

そして現在は7号系酵母が増えた。一方、アルプス酵母の酒は少なくなった。

まあ、マイド新手の酵母はデビューするのだが、なかなか定番酵母にまではならない。何故か相変わらず「カプロン酸エチル」と「酢酸イソアミル」の生成量が注目される。

要はバランスでしょ?

 

というワケで「純米吟醸酒 出羽桜 出羽燦々誕生記念」である。アル添吟醸ではなく純米吟醸だが、派手目の香味を有していた。四合瓶で購入したが、それは家庭内消費ならば正解かもしれない。一升瓶で購入したら辛いだろう。この1本を食中で呑み続けるのは辛い。コレは乾杯向きの酒だと感じた。

1~2杯呑んだら、別の酒にチェンジした方がイイ感じ。だから飲食店(パーティー)向きかもしれない。居酒屋でコレを1合頼んで相方と呑み、その後は落ち着いた香味の純米酒に切り替えて呑む、というのもイイだろう。

裏ラベル・・・山形酵母

原材料が山形オリジナルというのは話題性が高い。だが、どの原料の個性がどうなったのか、ワガハイには分からない。米が凄いのか、麹が凄いのか?やっぱり酵母の特徴が強いんだろうか?

「・・・燦々と輝く米・・・」という文言に当てはまる香味の酒ではあった。この「出羽燦々」と名付けられた酒造好適米のイメージを売り出すには、こうした派手目な香味の方がイメージがイイのかな?

初手の盃は・・・酸味は柔らかく僅か、苦味エグ味は抜栓して暫く経つと僅かに顔を出す。香味は華やかで全体的な印象は柔和で辛さが目立たないお酒だった。生酒だからなおさら派手さが目立ったというコトは、あるだろう。

コレは大吟醸酒のように乾杯酒だな。

 

4日間掛けて呑み終えたが、最後はアルプス酵母の酒を思い出すように、ワガハイ的には苦手な酵母臭が漂い始めていた。早めに呑み終えた方がイイ。

でも・・・アメリカなどではウケるかもしれない。

 

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※ 6号酵母は以下リンク先で!

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