酒話しが続くが、サッサと書かないと新酒のコトだからなぁ・・・旬を逃してしまう。
我家的に、デラウェアのワインと言ったらコレ!が一番好きというコトで決定してしまいそうだ。日常的な食事の中で気取らず、快適に、様々な料理と合わせやすい。これは一升瓶で購入した。
いや、一升瓶で購入した方がイイ!
なんかねぇ・・・新巻さんへ行くのも慣れてきて、なんだかワガハイの顔を覚えてもらえたみたいな感じで・・・「おっ!来た来た!!」的な店主(社長さん?)の笑顔もイイ感じだねぇ~。
コレはもう、行けば必ず購入ですな。そして上リンク先の内容と同じようなコメントとなるので詳細は割愛する。
デラウェアでワインを作るっていうのは、多分・・・案外難しいと思う。ナニせ「ヴィティス・ラブルスカ種[Vitis labrusca]」だから芳しくないとされる香りも出やすいだろう。実際、そういうワインもあるから。だが、この新巻デラウェアはそうした香りをほとんど感じない。
もっとも、そうした香り・・・「狐臭」或いは「フォクシー」って言われる「アントラニル酸メチル C8H9NO2」は、コンコードに強く出ると思うケド。まぁ・・・この香りがワインから強く出てしまうと、食中では邪魔に感じてしまうからな。まるでデザートとメインを一緒に食べているようになってしまうから。
だが、安心の一杯!新巻さんのデラウェア・ワイン・・・キリッとした香味の仕上がりになっていて、美味しいねぇ~~。こうして書きながら香味を思い出すだけで幸せになる。お値段も手頃だし。ありがたや!
そんな幸せなワインを呑みながら、テレビニュースではマイドの政治家不祥事問題が語られていた。※1
でも、このワインがあれば幸せなワガハイ。
次々と岸田首相の任命責任が問われる事態が発覚するも・・・ワガハイはこのワインがあれば幸せ。
でも、いくら美味しいワインがあっても、政治家の・・・たぶんごく一部の政治家の方だとは思うが、その不祥事に・・・寛容な心持ちになれるワケではない。だがねぇ・・・誰を任命しても叩けば埃の出る身、なんだろうねぇ。いったい血税で運営されている筈の国会において、ナ~ニ議論してんだろうねぇ。
その酒税を含んだ美味しいワインを呑みながら・・・ねぇ?
そう考えると・・・
不快だよねぇ・・・
ならば・・・
狐香の方が相当にイイよねぇ。
狐香っていうのは、ブドウを生食するにはフルーティーで楽しいから別に悪い香りっていうワケじゃない。ただ、アルコール発酵を経てからの飲料には邪魔になるコトもあるってぇヤツだからな。
それにしても北米原産種のラブルスカを差別的に扱うためだろうが、フォクシーとはよくも言ったもんだ。もうちょっとイイ言葉を使って欲しいね。だが、それだけ多様性を認めていなかった時代の言葉選びなんだろう。でも、新しい言葉を定義する必要もないかな?コレはこれで、その意味を理解した上で用いれば宜しいかと思う(差別への抵抗意識を忘れずに)。
※1 なるほど・・・今に始まったコトじゃないからねぇ。人間という動物だからねぇ。
このようにあなたたちも、外側は人に正しいように見えながら、内側は偽善と不法で満ちている。(マタイによる福音書23章28節 新共同訳)
※2 こういう意味付けがあるからねぇ・・・
そして、イエスは言われた。「これは、多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である。(マルコによる福音書14章24節 新共同訳)