先月は暑さ続きで参っていたのに、10月に入ったら冷えてきた。
なんか・・・丁度イイ感じの気温ってないんだよなぁ。20度前後で湿度もソコソコで快晴、といった天気が数日続いて欲しいのだけど。
そして昨日からジワジワと降雨中で、朝から津波注意報というワケだ。NHKはず~~っと津波情報をやっていた。5時25分頃に鳥島近海で起きた地震の影響らしい。
鳥島・・・この場所がねぇ、グーグルマップ上で探し辛いんだよなぁ。サッサと検索してしまえばイイんだが、敢えて地図上を探すのだ。拡大率を上げなければ青で塗られた太平洋が拡がるばかりの画面を見ながらも、縮尺感覚から小笠原諸島は直ぐに見当がつく。そしてそこから左に目線を動かしていけば、西之島も直ぐに見つけられる。
硫黄島だってアタリは付けられる。
だが、ワガハイはど~も鳥島の場所にアタリを付けるのが下手なのだ。というコトで、この機会に鳥島のアタリの付け方を探ってみた。
結論として、犬吠埼から南に向かって目線を移動し、青ヶ島の先・・・小笠原諸島は少々右にズレるが、その間よりやや青ヶ島寄り、ってなトコロが狙い目なんだな。
ま、そんなコトしなくても以下の場所なんだけどね。
伊豆諸島ってぇのは、ワガハイ的には伊豆大島と八丈島しか行ったことがない。コレ、事情通に言わせると伊豆諸島中では最もつまらない二島なんだそうだ。「なんで三宅島を通過して八丈島へ行った!」っていわれたからなぁ。
そんなの、八丈の焼酎でクサヤに決まってんだろ!
すると「青ヶ島の焼酎ってぇのがある!」って言われたし、「ナンで新島に行かない?」とも言われた。あれは確か、狛江市内の飲み屋でたまたま隣合わせになった人との会話だった、と記憶している。
でもまあ、伊豆諸島にはディープな領域ってぇのがあるらしい。ナニゴトにもマニアはいるからねぇ。
地理的な知識としては、鳥島は火山があって、海底にあるカルデラ地形の尖った部分が海面に顔を出しているのが、その鳥島である!というのがワガハイの知る内容。あとはアホウドリがいっぱいいるんだろうか?
現在は無人島。コレ、個人旅行で上陸するのは厳しいのだろう。東京都の許可をとらなければ上陸禁止みたい。でも、こういうのって、ただ風景を眺めたいという理由だと却下されてしまうのだろうか。行きたければ火山や地質、そしてアホウドリの研究者になるとか、ジャーナリストとして島の歴史を取材するといった理由が必要なんだろうなぁ。
待てよ・・・アーティストが鳥島をテーマに作品を作りたい、と言えば、上陸許可は出るのだろうか?「たまにはそ~ゆ~コトもやってないと、領有権を主張出来なくなりますよ!」ってなコトを言って申請すれば、説得力が増すだろうか?
ワガハイだったら、鳥島で黙想。
そんな時間が得られたら、やっぱり新鮮な気付きが得られるかもしれないと思ったりする。だいたいクリエイティブな作業ってぇのはマヤカシでねぇ・・・作業(制作)が始まった時点では大方終わっているモンだから。降って湧いた瞬間こそが創造なんだわなぁ。あとはソレを具現化するには素材や技巧の問題は出てくるけれど、そういうのって、大した創造性はないから。
写真はイイわなぁ・・・その瞬間を記録すればよい。とにかく記録すればよい。高価な機材だろうと、写ルンですだろうと、記録すれば良い。技術なんて二の次だ。先ず記録すれば良い。その記録は全て光と影が織りなす陰影。
(ところで、影を嫌うツァラトゥストラってな記述があったと思うが、あれは意味深だなぁ。)
真っ暗でも、光に包まれてしまっても、写真は撮れない・・・ってな限界点を考えたコトはあるだろうか?ワガハイ、冬山でホワイトアウトの経験はあるけれど、ホワイトアウトを撮影して、「コレがソレです!」って言っても・・・ねぇ?真っ黒な紙を見せて「暗闇を撮った写真です!」って言ってもねぇ。
でもまあ、そういった限界点をどの様に表現するかというのも、表現だから。こういうのが滲ませるコトが出来た写真があれば、これは記録を越えていくモノだろうなぁ。そういった要素が写真での表現っていうんだろうなぁ。
実は絵画だろうが彫刻だろうが、図像に振り回されているうちはマダマダだよなぁ・・・ま、そ~ゆ~コトだよなぁ。
といったコトをボ~~っと考えながら空と海を眺めるには、適した環境がありそうな鳥島。でも許可が下りたとしても、ソコに降り立つには船なりヘリなりチャーターしなければならない、と。
現実問題、そんな金ないねぇ。ヘリは高いだろう。しかも片道じゃないし、出来れば数日はキャンプしたいから。
いや、待てよ?キャンプ禁止って言われる可能性も無きにしもあらず。
鳥島かぁ・・・国内でありながら行くことが難しいトコロだなぁ。
そんなに離島に行きたいならば、大東島でOKとするか。
小笠原と大東島・・・これ、どっちが遊びネタが少ないんだろう。ワガハイ的には娯楽要素が少ない方がいい。ただ、そこでしか味わえない珍味は一品、欲しいけれど。
人生・・・富士の頂上に立つコトもなく終わると思うが、鳥島に立つコトも勿論ないだろう。どちらかと言えば、鳥島の方が興味あるけれど。