先日(以下リンク先の12月25日の最後の一行)書いた件の続きになる。つまり「新東名以上にヤバいのでは?と思うのがリニアなんだけどねぇ」というヤツだ。
当ブログでも何度かリニア中央新幹線について書いてきた・・・というか、大したコトは書いてないけれど、そういう現場の画像なども少しは紹介してきた。それは以下のリンク先(2021年2月13日)等のコトだ。
昨今のインフラ整備は、今までのいろいろな開発の影響があって単純には出来なくなってきた。首都高にしても大深度地下とか言って、深く深く掘り進めなければならなくなった。それは今までに掘りやすいトコロは掘ってしまったからだ。
そうして地上部には影響が出ないという想定でもあるのか、シールドマシーンという我が国が誇る掘削機械を用いて掘ってェ掘って、また掘って・・・。で、時々、地上部に影響が出てトラブルになる。
そうした状況を何度かニュースで見てきたワケだが、な~んか、傲慢さが垣間見られる。
ま、そ~ゆ~コトはマイドのコトではあるけれど。
ま、技術があれば実現したくなる。
ま、一部の企業の利益が公共の利益に繋がるとは限らない、とは思うのだけれど。
ま、個人の犠牲の上に公共性が維持されるというのも・・・もう通用しない考え方だよなぁ・・・今更、無償で土地を搾取して滑走路を造った戦前のやり方は通用しない。でも、どこか公共工事という看板を掲げると・・・ねぇ?
この画像は神奈川県相模原市緑区鳥屋、県道64号沿いで撮影した。トズラ峠というトコロに通ずる道だ(以下リンク先のグーグルマップ)。
https://maps.app.goo.gl/xZjXM2wwB4oeqFiVA
コレもまた、リニア絡みなのだ。確か車両基地を建設するのだと思う。清水建設がやるんだっけ?ナンでも数日前(12月25日)に安全祈願をやったらしい。
車両基地の規模的には全長2km、幅が最大500mらしい。
環境影響評価では影響が大きいと評価されらしく、ビオトープなどを設けるという。
ふ~~~~ん??(半分バカにした態度)
南アルプスを貫くトンネル工事について静岡県がゴネた結果、工期が遅れていると言われた点について、神奈川県内だって全然進んでいないではないか!とか語った前静岡県知事もおられたと記憶している。この場所なども、まだ工事自体は始まっていない。
全線にわたってトンネル、若しくは騒音対策でチューブ状に巻かれた構造物となるリニアだけに、新幹線より面倒な工事にはなるわなぁ・・・とりあえず名古屋まで、ソレを作るってぇのは万里の長城程の長さではないけれど・・・よくもまあ、計画するよなぁ。
なんか、そういうプランに希望は感じられない。ただただ気が遠くなって、疲労感に苛まれる。
さて、数年後にはきっと、ここに車両基地の姿が現れるコトだろう。リニアの車両見たさにマニアが集結する場になるのだろうか?それとも、殆ど外からはな~んにも見えない車両基地となるのだろうか?
基本、ワガハイはリニアに関して懐疑的なので、こういう視点で書くコトになるワケだけど。
山梨実験線っていうのも、まあ都留市とかをウロウロすれば目撃するワケだ。別にウロウロしなくても中央自動車道の河口湖線を走っていれば、その構造物が嫌でも目に入って来るワケだ。コレも出来て相当な年月を経過しているから・・・ソロソロ老朽化が心配になってきてんじゃね?
地上を時速500kmで移動するなんて、興味ないねぇ。それよりも寝台列車の方が興味ある。
建物の全てが完全に撤去されている状態ではないトコロが、これまた侘しさを増幅させる。こういう基礎部分と外水道などが残されていると、な~んか生活していた時の動線とかが想像出来てしまう。これがかつての我家だったら、納得の上での契約であってもねぇ・・・。
ワガハイだったら、立ち退いた後は見に来ないだろうなぁ。
なんで中途半端に残すかねぇ?
解体工事費が尽きたのかねぇ?
来年度の予算で解体するのかねぇ?
ま、とにかくリニアの工事でナニ使うのかは知らんケド、地下水汚染とかは止めてほしいね。